2020年2月19日 (水)

アブラヤシの雌花

Elaeis guineensis
久しぶりのアップです。
もう、更新することもないかな?と思っていたのですが、あまりに個人的に嬉しかったので、友人のtakadaさんから写真を貸していただいてアップします。
なんと。アブラヤシの雌花!!!!!
もう、ほんとに一部の人にしかわからない感動なんですが、私はこれが見られて、昨晩は本当に幸せでした。
大昔に雄花をアップした時のページです。
「アブラヤシの雄花発見」2006年8月28日
この時だって衝撃で「やったー!!!」という感じだったのですが、雌花は結局見られないまま、ひたすら時が流れ、日本に帰って13年も経って、これが見られるなんて…いや、写真なんですけどね。それでも嬉しいのだ!!…てことでオタク全開でブログ更新。
takadaさんによると、「アブラヤシは、まず雄花花序がでてしばらくして雌花がつきます。雌花がつくころには、かなり背丈が高くなっていて、お花が咲いているところは、まず見られません。」とのことで、私が目を皿のようにして探し回っても、雌花が見られなかったのは仕方がなかったのかもしれません。
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これがばらばらにしたもの。
左側が雌花。右側は、おなじみの実です。雌しべの痕跡が残っています。
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 これが花のアップ。
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お宝の写真をブログにアップしてもいいよーと言ってくださった、takadaさんに感謝!!
もしもヤシ科植物が大好きな同志がこれを見たら、どうぞ、これを肴に何倍でもお酒を飲んでくださいませ。
(熱帯のドングリ眺めているだけで、酒が何倍でも飲める…という友人がいるもので…(笑))
ではでは~。

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2016年10月 5日 (水)

目次のページ

このページはもともとniftyのホームページにあったものですが、niftyからホームページサービスがなくなることになり、なくなってしまうので、とりあえずこちらにコピペしました。ホームページは11月で削除されるそうです。

熱帯植物図鑑

独断と偏見による熱帯植物の図鑑みたいなページ(主にシンガポール)

 

 こちらの目次からはシンガポール熱帯植物だよりというブログの記事に飛びます。こちらのブログは日々成長中。目次も気が向いたときに更新していきます。(ブログ記事20051112月分・20061月・8月~10月分の目次作成) 目次になくても記事で扱っている植物やネタはいっぱいあります。そんなときは「シンガポール熱帯植物だより」と「植物名」でグーグってみてください。 

リンクはご自由に。写真を何かに使う場合はご一報を。写真の元データは手元にあります。連絡先は tomtom の後に @nifty.com をつけたE-mailまでお願い致します。 TOM

 

 目次

 

シンガポールで見られる動植物たち

街路樹

原生林(一次林)

二次林

マングローブ

キノコ

動物(植物)以外

シンガポールでれあーな動植物

有用植物…人とかかわりが深い植物  果物・野菜・スパイス・嗜好品など

   おまけ

 シンガポールの自然散策スポット 

シンガポールの行事

  熱帯の森についての記事

熱帯植物に関してのいろいろなこと

ボルネオ島 

 

 科ごとの分類

 

その他

 

 ガーデニングでよく使う植物

 正体不明

 

 

 

シンガポールの街路樹でよく見られる植物たち 目次に戻る

アンサナ

イエローフレーム Peltophorum pterocarpum マメ科 

イクソラ

オオバマホガニー  Swietenia macrophylla センダン科

キャノンボールツリー

コーラルツリー

ゴールデンシャワー Cassia fistula マメ科

ゴールデンペンダ

ココナッツパーム  

 ココナッツの花  ココナッツの実 

 ココナッツの花2とアレコレ ココナッツの砂糖

サガ Adenanthera pavonina マメ科

シーアーモンド

シーアップル Syzygium grandeEugenia grandis) フトモモ科

シーリングワックスパーム Cyrtostachys renda ヤシ科

ジャワファンパーム

スパイダーリリー

テンブス Fagraea fragrans マチン科

トラベラーズパーム Ravenala madagascariensis ゴクラクチョウカ科

トランペットツリー Tabebuia rosea ノウゼンカズラ科

バーズネストファーン Asplenium nidus  シダ チャセンシダ科

バタフライツリー

ピジョンオーキッド

ブーゲンビレア

ブッシーカシア Cassia Surattensis マメ科

プルメリア  Plumeria alba キョウチクトウ科

ヘリコニア

マニラパーム

レインツリー

ロイヤルパーム Roystonea regia ヤシ科

ローズオブインディア Lagerstroemia speciosa ミソハギ科

 

     

人間と関わりが深い植物 目次に戻る

  

果物や野菜

 アメダマノキ 

Cicca acida   or Phyllanthus acidus  or Phyllanthus disticus トウダイグサ科

 カスタードアップル Annona squamosa バンレイシ科

 シカクマメ Psophocarpus tetragonolobus マメ科  

 タピオカ      Manihot esculenta  トウダイグサ科

ドリアン  ドリアン体験

 ノニ Morinda citrifolia アカネ科

 パパイア Carica papaya パパイア科

  マンゴー Mangifera indica ウルシ科

 ヤサイトケイ Passiflora foetida トケイソウ科

  

 

スパイス

 ナツメグ Myristica fragrans ニクズク科

        

嗜好品

 ビンロウジュ Areca catechu ヤシ科

 

商品作物

 アブラヤシ Elaeis guineensis ヤシ科

 

 

ガーデニングでよく使う植物 目次に戻る

 

ツル植物

 イロモドリノキ Bauhinia kockiana マメ科  

 グロリオーサリリー Gloriosa superba ユリ科

 チェーンオブラブ Antigonon leptopus タデ科   

 ドランケンセイラー Quisqualis indica シクンシ科 

 ギンバアサガオ Argyreia nervosa ヒルガオ科 

 ナガラッパバナ Solandra longiflora ナス科             

 

生垣などでよく使う木

 モックオレンジ Murraya paniculata ミカン科

 

低木       

 スイメイ Wrightia religiosa キョウチクトウ科

 プルメリア  Plumeria alba キョウチクトウ科

 ミッキーマウスノキ Ochna serrulata オクナ科

 

シュラブ        

 アオノリュウゼツラン Agave americana リュウゼツラン科    

 ジャイアントミルクウィード Calotropis gigantea ガガイモ科

 スネークウィード Stachytarpheta indica クマツヅラ科

 フレイミングビューティー Carphalea kirondron アカネ科

 ベビーマラカス Crotalaria sp. ( もしかしたら Crotalaria retusa かな?) マメ科

 

   

シンガポールの原生林で見られる植物 目次に戻る

 スコルピオンプラント Pentaphragma ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科

 ブラックリリー Tacca integrifolia   タシロイモ科

     

シンガポールの二次林でよく見られる木 目次に戻る

 カーストシェード Pternandra echinata ノボタン科   

 カマバアカシア Acacia auriculiformis マメ科

 クレロデンドロン Clerodendron laerifolium クマツヅラ科

  シンガポールロードデンドロン Melastoma malabathricum ノボタン科

 シンポエア Dillenia suffruticosa synonym Wormia suffruticosa ビワモドキ科 

 ヘアリークリデミア Clidemia hirta ノボタン科

 ホワイトリーフドフィグ  Ficus grossularioides クワ科 

 マロッタス Mallotus paniculatus トウダイグサ科

 

マングローブでよく見られる木

 オオバヒルギ  Rhizophora mucronata  ヒルギ科 

 コヒルギ Ceriops tagal ヒルギ科 

 シロバナヒルギ Bruguiera cylindrica ヒルギ科

 ヒルギモドキ Lumnitzera racemosa シクンシ科

 ブタブタ Excoecaria agallocha トウダイグサ科

 ホウガンヒルギ Xylocarpus granatum センダン科

 シーハイビスカス Hibiscus tiliaceus アオイ科

 マヤプシキ Sonneratia alba  ハマザクロ科

 

シンガポールで見られる動物 目次に戻る

   

哺乳類

 カニクイザル Macaca fascicularis  

 マレーヒヨケザル-1 マレーヒヨケザル-2 マレーヒヨケザル-3 Cynocephalus variegates

     

爬虫類

 チェンジャブルリザード Calotes versicolor

 山のトカゲ(クラウディッドモニターリザード)

水辺のトカゲ(マラヤンウォーターモニター)

 イリエワニ Crocodylus porosus

 

両生類

 カエル


 ドロンゴ Dicrurus Paradiseus

 

 

カメムシ -1 

  フンガスビートル or テントウムシダマシ Eumorphus dilatatus

 ヒル

 ツムギアリ Decophylla smaragdina

 ハチの巣

 ふわふわくん (自然友の会で命名 本当はふふふ)

ヨナグニサン 成虫 幼虫&繭

 

マングローブで見られる生物

 カブトガニ

 

シンガポールでレアな生き物 

 Ficus crassiramea クワ科

 スコルピオンプラント Pentaphragma ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科

 

 

キノコ (キノコに関しては全くの素人で写真のみ説明なしのものが多いですが、

      こんなキノコがシンガポールで見られますというのが分かると思います。)

 マクリッチのキノコ3

 

 

科ごとの分類 

 

アオイ科   

 シーハイビスカス Hibiscus tiliaceus アオイ科


アオギリ科

 ブッダナッツ Pterygota Alata アオギリ科


アカネ科

 ノニ Morinda citrifolia アカネ科

 ヒゴロモコンロンカ Mussaenda erythrophylla アカネ科

 フレイミングビューティー Carphalea kirondron アカネ科

 ムッサエンダ Mussaenda philippica cv. アカネ科

 

ウルシ科

 マンゴー Mangifera indica ウルシ科

オクナ科

 ッキーマウスノキ Ochna serrulata オクナ科

 

オトギリソウ科

 ピンクメンパット-2  Cratoxylum formosum オトギリソウ科 -1

 

ガガイモ科

 ジャイアントミルクウィード Calotropis gigantea ガガイモ科

 

キク科 

 クリーピングデージー Wedelia trilobata (or Complaya tribata ) キク科

 

キツネノマゴ科

 ツンベルギア Thunbergia sp. かThunbergia erecta かな? キツネノマゴ科

キョウチクトウ科 

 シチヨウジュ Alstonia scholaris キョウチクトウ科 

 ピンクコプシア Kopsia fruticosa キョウチクトウ科 

 プルメリア  Plumeria alba キョウチクトウ科

 ポンポン Cerbera odollam キョウチクトウ科 

 

クワ科

イチジク属の植物話 イチジクとイチジクコバチの話

 絞め殺しの木 絞め殺しの木の育ち方

 ホワイトリーフドフィグ  Ficus grossularioides クワ科

 ベンジャミン  Ficus benjamina クワ科

 Ficus crassiramea クワ科

 

クマツヅラ科

 クレロデンドロン Clerodendron laerifolium クマツヅラ科 

 スネークウィード Stachytarpheta indica クマツヅラ科

 

ケクロピア科

 セクロピア Cecropia peltata ケクロピア科

 

シクンシ科

 ドランケンセイラー Quisqualis indica シクンシ科

 ヒルギモドキ Lumnitzera racemosa シクンシ科

 

センダン科

 オオバマホガニー  Swietenia macrophylla センダン科

 セネガルマホガニー Khaya senegalensis センダン科

 ホウガンヒルギ Xylocarpus granatum センダン科


タデ科       

 チェーンオブラブ Antigonon leptopus タデ科 

 カンキチク Homalocladium platycladum タデ科

 

トウダイグサ科

 アメダマノキ Cicca acida   or Phyllanthus acidus  or Phyllanthus disticus トウダイグサ科  

 タピオカ      Manihot esculenta  トウダイグサ科

 ニセタピオカ   Manihot glaziovii トウダイグサ科

 タピオカとニセタピオカ徹底比較

マカランガの仲間たち

 コモンマハン(アリ植物) Macranga triloba トウダイグサ科

 マロッタス Mallotus paniculatus トウダイグサ科

 

トケイソウ科

 トケイソウ…小さいお花 Passiflora suberosa トケイソウ科

 ヤサイトケイ Passiflora foetida トケイソウ科

 

ナス科 

 ナガラッパバナ Solandra longiflora ナス科 

  

ニクズク科

 ナツメグ Myristica fragrans ニクズク科

 

ノウゼンカズラ科

 カエンボク  Spathodea campanulata ノウゼンカズラ科

 キリモドキ Jacaranda obtusifolia  ノウゼンカズラ科

 トランペットツリー Tabebuia rosea ノウゼンカズラ科

 

ノボタン科

 カーストシェード Pternandra echinata ノボタン科

 シンガポールロードデンドロン Melastoma malabathricum ノボタン科

 ヘアリークリデミア Clidemia hirta ノボタン科

 

ハマザクロ科

 ドゥアバンガ Duabanga grandiflora ハマザクロ科 ドゥアバンガの実

 マヤプシキ Sonneratia alba  ハマザクロ科

 

バンレイシ科

 カスタードアップル Annona squamosa バンレイシ科

 

パンヤ科

 パキラ Pachira aquatica パンヤ科

 

ヒルガオ科

 ギンバアサガオ Argyreia nervosa ヒルガオ科

 

ヒルギ科

 オオバヒルギ  Rhizophora mucronata  ヒルギ科 

 コヒルギ Ceriops tagal ヒルギ科 

 シロバナヒルギ Bruguiera cylindrica ヒルギ科

 マウスディアツリー Anisophyllea disticha ヒルギ科

 

フタバガキ科

 フタバガキについて


フトモモ科

 シーアップル Syzygium grandeEugenia grandis) フトモモ科

 

ベニノキ科

 ベニノキ(白) Bixa sp. ベニノキ科

 ベニノキ(赤) Bixa orellana ベニノキ科

 

ベンケイソウ科

 コダカラベンケイ  Bryophyllum daigremontianum or  Kalanchoe daigremontiana ベンケイソウ科

 

マチン科 

 テンブス Fagraea fragrans マチン科

 

マメ科

 イエローフレーム Peltophorum pterocarpum マメ科     

 イロモドリノキ Bauhinia kockiana マメ科

 カマバアカシア Acacia auriculiformis マメ科

 サガ Adenanthera pavonina マメ科

 ベビーマラカス Crotalaria sp. ( もしかしたら Crotalaria retusa かな?) マメ科

 シカクマメ Psophocarpus tetragonolobus マメ科   

 ゴールデンシャワー Cassia fistula マメ科

バルサモ Myroxylon balsamum マメ科

ブッシーカシア Cassia Surattensis マメ科

ホウオウボク Delonix regia マメ科

パープルミレティア Millettia atropurpurea 、Callerya atropurpurea マメ科

モレトンワングリ Castanospermum australe マメ科

レインツリー


ミソハギ科

ローズオブインディア Lagerstroemia speciosa ミソハギ科

 

ムクロジ科

ンガンボ Mejidea zangubarica ムクロジ科


ユガミウチワ科 

 スコルピオンプラント Pentaphragma ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科

 

単子葉植物

オオホザキアヤメ科


 コスタス-1

 コスタス-2

 コスタス-3

 

ゴクラクチョウカ科 

 トラベラーズパーム Ravenala madagascariensis ゴクラクチョウカ科

 

サトイモ科

 マドカズラ Monstera sp. もしかしたら Monstera friedrichsthalii かな? サトイモ科

 

ショウガ科

 Zingiber sp. Golden Orange ショウガ科

 Curcuma `Sulee Sunshine' ショウガ科

 

タシロイモ科 

ブラックリリー

 ブラックリリーの仲間 Tacca sp. タシロイモ科

 

 

ヒガンバナ科

 スパイダーリリー Hymenocallis speciosa ヒガンバナ科

 

ヤシ科

・アブラヤシに関しての記事 Elaeis guineensis ヤシ科

 アブラヤシ Elaeis guineensis ヤシ科

 アブラヤシの雄花 

 ヤシ畑

 日本人とアブラヤシ 

 プランテーション界のヒーロー、ウィービル君


オオミヤシ Lodoicea maldivica 、L. seychellarum ヤシ科

・ココナッツパーム  

 ココナッツの花  ココナッツの実 

 ココナッツの花2とアレコレ ココナッツの砂糖

シーリングワックスパーム Cyrtostachys renda ヤシ科

ビンロウジュ Areca catechu ヤシ科

 ビンロウジュのお花 

 ロイヤルパーム Roystonea regia ヤシ科

 

ユリ科

 グロリオーサリリー Gloriosa superba ユリ科


ラン科

 バンダ・ミスジョアキム Vanda Miss Joaquim ラン科

 

リュウゼツラン科

 アオノリュウゼツラン Agave americana リュウゼツラン科


ソテツ科

 セイロンサゴ Cycas rumphii ソテツ科

 

 シダ類

 アダーズタンファーン Ophioglossum pendulum ハナヤスリ科

 バーズネストファーン Asplenium nidus  チャセンシダ科

 マツバラン Psilotum nudum マツバラン科

 

シンガポールのおさんぽスポット

 

シンガポール植物園

 -1 -2 -3 -4

 シンガポール植物園の正門オープン

 シンガポール植物園の新しい施設

 イベント:ジンジャーシンポジウム

エボリューションガーデン 

 エボリューションガーデン

 勉強のためのオススメの本

 スンガイ・ブロー湿地保護区 Sungei Buloh Wetland Reserve       

 テロックブランガヒルパーク

 ウビン島 村長さんのうち ドリアン体験

 ポンゴール探検-1 -2 -3  

 マクリッチネイチャートレイルのお散歩 2006年9月13

 シンガポール住宅街のお散歩-1 -2

ブキティマ自然保護区 

 タバンループ~キャッチメントパス~サイクリングトレイル 2006年9月7

 ビジターセンターから頂上へのメインロードの説明版

 パシリスパーク

 ブキバトネイチャーパーク

 

 シンガポール旅行おすすめ観光コース

 

 

シンガポールの行事 

シンガポールナショナルデー シンガポールに牛出現(2006 

 ナショナルデー

 ランタンフェスティバル2006

 ライトアップ 2006 ディーパバリ&ハリラヤ

ライトアップ クリスマス 2005-2 2005-1

 チャイニーズニューイヤー

 

熱帯植物に関しての色々なこと 

 

 シンガポールの気候

 熱帯の森の種類  

       熱帯雨林の概要 -1 -2  

       熱帯雨林の特徴

 アリ植物(コモンマハンの話) セクロピア(アリ植物)

 

 シンガポールでは落葉の季節はありますか?

 托葉

 絞め殺しの木  

 絞め殺しの木の育ち方

 熱帯の3大花木   ホウオウボク Delonix regia マメ科

 キリモドキ Jacaranda obtusifolia  ノウゼンカズラ科

 カエンボク  Spathodea campanulata ノウゼンカズラ科

       植物の性別について   

 男と女の話-1   

 と女の話-2

 サンタンカの性転換

 虫こぶ

 テングス病

 栽培植物(イネや小麦、バナナなど)について

 

ボルネオ島

 セピロクの森でのナイトウォーク

 オランウータン リハビリテーションセンター

 エコツーリズムの正体

 ボルネオ象

 太陽の形のキノコ

      ラフレシア  -1 -2 -3

 

正体不明 

 

 謎のプラスチックみたいな実  アカネ科

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2012年7月11日 (水)

新しいシンガポール植物園

シンガポール永住組の友人から素敵なお知らせが届きました!

そのまま転載します!

ガイド仲間でもあったセイコさんの素晴らしい説明…

来年は絶対にまた行くぞーと心に誓ったtomでした(*^。^*)

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みなさま

ご無沙汰しておりますが皆様ご帰国後お元気にご活躍のことと存じます。

いよいよ先月末に大型新公園がオープンし、その威容に驚いています。

昨年11月に世界ラン会議を主催した際、

公園の半分と2つあるドーム(クールハウス)の1つ、フラワードームを見ることができましたが、

今回公園全体がオープンすると、クラウド・フォレスト

(ドーム内部に高い山を作り、30mの高さから滝の水を落とし、熱帯雲霧林の山中を歩けるブリッジがあります)と、

「植物の世界 The World of Plants」という名前のテーマ・エリアもオープンし、

本当に規模が大きく、デザインが素晴らしいとびっくりしています。

昨年のプレビューでは、シンガポールの民族構成要素であるマレー人、中国人、インド人、

そして植民地時代という4つの庭が「ヘリテージ・ガーデン」という名前で出来ていて、

「人間と植物とのかかわり」がうまく表現されているので、

シンガポールならではのユニークな公園だと感心しました。

マレー・ガーデンではマレーハウスの周囲にカンポンに植えられているハーブや果樹があり、

中国庭園ではスイメイ(水梅)、ロンガン(竜眼)、ライチー、柳などの古木があり、

輸入した大きな石がうまく配置されています。

インド庭園では彼らが好んだパルミラヤシ、シルクコットンツリー、ベンガルボダイジュ、

クリシュナズカップ、マストツリーなどなどが植えられています。

南米原産ですがインド経由で渡来したカポック、マドラスソーンもあります。

コロニアル・ガーデンではブラック・アンド・ホワイトの家を連想させるように

黒白で塗り分けたツル棚がぐるっと囲み、白花ツル植物がからんでいます。

宗主国イギリスの経済発展への野心を回想させる経済植物、

コショウ、クローブ、ナツメグ、 シナモン、コーヒー、カカオ、油ヤシ、サトウヤシ(Arenga pinnata)などがあり、

中でも私が驚いたのは、パララバーのラテックス採集に専念するまでの

植物選択の苦労が想像される他の樹木も植えられていることです。

Manihot glaziovii(ブラジル原産セアララバーツリー)、

Castilla elastica(パナマラバーツリー)、 

Ficus elastica(インドゴムノキ)をパララバーの近くで見ることができます。

船で苗木を運んだウォーディアン・ケース(送り先はキュー・ガーデンと捺印されている)などユニークです。

下記 YouTube で私が意図するビデオ画面が出てくるかどうか心もとないのですが。

'Gardens by the Bay' from Day to Night 
というビデオが新公園をうまく紹介して
います。
        http://www.goodhomeideas.blogspot.com/2012/07/


スーパーツリー
カラフルな鉄塔に植物が垂直に生えている人工建造物。公園の中心部に12のスーパーツリーがあり、

エレベーターでブリッジ (① OCBC Skyway 有料S$5) に上って、

公園周囲、近くにあるマリナベイサンズホテルやビジネス街などを見ることが出来、

夜は15分間の音と光のショー(無料)が楽しめます(7:45pmと8:45pmスタート)。
 
② Flower Dome(有料)
大きなガラスドームの中にシンガポールでは高温で育たない植物、

オリーブ、ナツメ ヤシ、バオバブ、シャクナゲ、フーシャ、アジサイ、ゼラニウム、ユリ、バラ、つばきなど

地中海性気候に温度を設定しています。

③ Cloud Forest(有料)
ガラスドームの中に高い山を人工的に作り30mの高さから滝が流れ落ちています。

9階の高さにあるブリッジを歩くと、熱帯の雲霧林に育つ

ウツボカズラ、シャクナゲ、ラン、シダ、エアプラントなどが鑑賞できます。 

あちこちから冷たい霧をいっぱい噴射しています。

建物の中には、どこかの国から購入した鍾乳石が展示されています。

2つのドームの開館時間は朝9時から夜9時まで、

でも7PMを過ぎると太陽光が無くなって中の植物が識別できません。

安全上、足元に明かりはあっても、植物を照らす 明かりは無いので、

葉っぱは緑色、銀色の区別がつかず黒いし、バラの花か別のものか何かわかりません。

公園自体は朝5時から深夜2AMまで開園しており(無料)、ゲートもあちこちにあるのですが、

一日に早朝3時間はゲートを閉鎖するのでしょう。

サイクリングやジョッギングに利用する人がいます。

私はシニア在住者用年間パス(S$60)を購入したので有料のところを丸一年間自 由に入れます。

駐在員や家族は在住パスがあるので、年間パス料金は大人1名ならS$68,子ども3人までの家族パスはS$180です。 

外国人観光客用入場券は一日券で上記①がS$5、②+③がS$28で、合計S$33になります。

ドーム1つだけの選択は無し、シニア優待料金もありません。 

ちょっと在住組との差が大きいですね。
シンガポール組の料金が安いのは、どんどん公園を利用してもらって野外を歩くことで健康になり、

医療費を抑えるという政府の意図があるからでしょう。

私がガイドをしているシンガポール植物園もこの新公園も地下鉄駅(ボタニック・ガーデン駅とベイフロント駅)がオープンしたので、

どちらの公園へもバスからサークルライン地下鉄に乗り換え、

30分~40分程度で行くことができます。

この新公園はお勤めしていた頃、事務所の窓から埋め立て工事を見ていたところで、

 既存のビル街より海側の埋め立て地に新ビル街も完成しています。

ロンドンのハイ ドパーク、NYのセントラルパーク同様、

市街地に人々が気軽に行ける公園を作ったわ けですが、

暑い国なので皆が行くのは早朝か6PM以降ですね。

でも暑い日にガラスド ームに涼みに行くという手もあります。

イベント広場もあちこちにあって、3万人が集 まるような大型野外公演も可能になりました。

皆様、ご帰国後大いに変化したシンガポールを再訪してください。

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とのことで~す。

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2011年12月13日 (火)

シュウメイギク

Anemone hupehensis var.hupehensis

最近、フェイスブックを使い始めました。

そこで植物クイズをやったりすると、双方向のやり取りがあって楽しいので、季節ものの植物の実(?)タネ(?)をアップしました。

ガーデニングでは秋の定番となっている「シュウメイギク」ですが、ガーデニングの世界では「花が終わったら花がらは取り除きましょう!」がセオリーになっているので、どんな実がなるのか知らないことがけっこうあります。

その1つがシュウメイギクじゃないかな…って思って。

2_2

こんな花です。シュウメイギクって。

シュウメイギクの花については前に何回かアップしているので、見てもらえるといいかな。じつはその続きで綿毛をアップしようとおもいながら、そのまんまになっていました。

実に3年も前の話です。

秋明菊-考‐1

秋明菊-考‐2

秋明菊-考‐3

シュウメイギクは花が終わるとこんな真ん中のボールが残ります。

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それを放置しておくとこんな感じに。

実のはずなのに、大きくなることもなくそのまんま。

枯れてるのかな?って思いますよね。

でもそうじゃなかった…。

Srimg1457

さやに放置しておくとこんな感じに。

白いのがあるでしょ?さっきの丸いのがはじけてる(という表現がいいのか?)というか、ほぐれているというのか。

Srimg1678

上から見るとこんな感じ。

Srimg1681

下から見ると、「あ、タネだ!」

Srimg1685

ここに至るには…

固かった丸いボールが中から徐々にほぐれ始めます…。

Srimg1457

S20111208_07

そして、表面にぶつぶつ着いてるタネを1個ずつ載せて、綿毛として飛んでいく…という戦略らしい。

S20111208_09 

前にも書きましたが、属名のアネモネはギリシャ語で「風」を意味するのだそう。

こんなタネの様子から属名がついたのではないかと言われているそうです

こんなページもありましたよ。

http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ecf0.html

TOMが面白いなあと思うのは、内側がまるまる綿になるところ。

イメージとしては、イチゴの表面にぶつぶつのタネがついているでしょ?で、中が美味しい食べるところ。

その美味しい部分を全部綿毛にしたのがシュウメイギクなんだな。

タネを飛ばす戦略は植物ごとに多様で、めちゃくちゃ面白いなあと常々思うTOMなのでした~(●^o^●)   

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2011年8月31日 (水)

カンナの種

Canna indica

先日原種のカンナの写真をアップしたら「kamu 花夢ギャラリー」のみのりさんからメールをいただきました。

みのりさんちにあるダンドクの写真。

Skajitutate1

TOMが

「資料を読んだら、「seeds are used locally for various crafts.」とあったんだけど、昔、この園芸種の実を開いてみたら、とてもクラフトに使うような代物じゃなかったんだよね。ってことはこの実の部分をある程度のところで刈り取って乾燥させて使うのかな?…と思うのだけどどうだろう?」

って書いたので、「実がなってますよ~」と。

キャー!また嘘書いちゃった~(汗)

園芸種の観察は原種の性質を残していないことも多くて、冷や汗ものです。

ごめんなさい!

ちゃんとタネができるんですね~!!!

それもこんな可愛い子。

ウィキペディアから写真を借りてきました。

S800pxcanna_indica_wild_species_see

おお~。なんてきれいなタネ。これなら十分クラフトに使えます。黒豆みたいだね~。

「秋に実が熟すと、複数の重く丸く黒い種子を作り、これが散弾銃の弾丸のように見えることから、英名Indian shotと呼ばれる」

なんて記述もありました。

カンナのお花はよく見ていたけれど、ダンドクはTOMの行動範囲になかったみたいで、こんなタネを見たことがありませんでした。日本でも原種で、暖かい地方ならちゃんと実がなってタネができるんですね~。感動です!!!

原産地はカリブ諸島や熱帯アメリカあたり。

日本には江戸時代初期に入ってきました。1664年の花壇綱目に記述があるそうです。

園芸品種が普及するにつれダンドクとしてのカンナの栽培は少なくなりました。南西諸島に野生化した株が自生するそうです。

今よく見られる園芸種のカンナは明治時代以降にオランダから入ってきたみたいですね。

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みのりさんからのメールで~す。

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さっき探し物があって、ふと,TOMさんのサイトを開いてみました。
カンナのことが書かれていたので、参考までにの画像を送ります。
これは、我が家のカンナ。

Sdoubatate
いつごろからあるのか、私がここに引っ越してきたときにはもうありました。
植物無関心の義母の荒れ庭にも、生息し続けてきたつわものです。
原種のダンドク(勝手に判断)に近いようなのですが、葉が銅葉ですからCV.です。
ともあれ、中からは、こんな果実が顔を出していて、とてもきれいです。これなら
ば、細工に使えるでしょう。
紹介されたサイトは、こんな果実を指しているのかも・・・と思いました。

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「植物無関心の義母の荒れ庭にも生息し続けてきたつわもの」という表現に爆笑。いきなりこの子が大好きになりました。

植物ってすごい~。故郷からどんなに離れてもなんとかその環境になじんで、しぶとく生き続けるんだよね。そのしぶとさに支えられて私たち人間の文化が生まれてきたのだよねと思っちゃいます。

今回調べていてすごく面白かったページ 見てみて~。

http://kero1113.seesaa.net/article/114584199.html

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2011年8月 5日 (金)

原種のカンナ

Canna indica

シンガポール植物園の中のジンジャーガーデンでも見ることができますが、なぜかスンゲイブロウの植栽地に植えてあったので、写真をぱち。

S20110617361

カンナ・インディカなんて言うから、インド原産のカンナかと思っていたら、カンナ科はみんな中央アメリカか南アメリカの原産なんだね。

S20110617359

カンナは花がど派手に改良された改良種ばっかり日本では見ているので、初めてこの子を見たときは「地味」って思っちゃいました。

S201106173582

カンナ科は小さい科で原種は25種類くらいしかないらしくて、でも品種改良されたものが1000種位あるらしい。

それだけにこの子みたいな「地味~な原種」はTOMのつぼにはまって、よだれたらたらです(ある意味変態?)

日本ではあんまり見かけないのだけど、カンナってこの実が可愛い!

S20110617360

資料を読んだら、「seeds are used locally for various crafts.」とあったんだけど、昔、この園芸種の実を開いてみたら、とてもクラフトに使うような代物じゃなかったんだよね。ってことはこの実の部分をある程度のところで刈り取って乾燥させて使うのかな?…と思うのだけどどうだろう?

アメリカ方面にお住まいの方で、「見たことあるよ!」って方は、教えてください<m(__)m>

実をばらばらにした時の記事

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2011年8月 1日 (月)

ポンポン

Cerbera odollam

公園とかでも当たり前の木なんだけど、マングローブ植物としては扱っていなかったし、写真も古いのであらためてスンゲイブロウの続きとしてアップします。

ポンポンは本来マングローブの後背にある木らしい。スンゲイブロウでもシ―アップルやシーアーモンドがあるような、少し陸地側に入ったところに生えているのをよく見ます。

花はこんな感じ。キョウチクトウの仲間って感じがするよね。

S060905204

葉っぱはこんなん。

S060905203

実はこんなふうに2つ対になって着きますが、1つは落ちるかしてしまって1個のも多いです。

S060905202

実が落ちて外側の皮がむけるとこんな感じ。ちょうど人のげんこつくらいの大きさで、この状態のものに金色のスプレーをかけたりしたものが、飾りとしてよく売っています。

S060905205

1個のポンポンの実。赤い葉が混じっていたりするのもよくあります。

S20110617018

以下以前にアップした記事より。

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キョウチクトウ科 Apocynaceae

原産地:インド~太平洋

Common name: Buta Buta , Pong Pong Tree , Reva , Yellow -Eyed Cerbera , ケルベラ、ポンポンの木、ミフクラギ

お花が終わると、ポンポンという名前がぴったりのグレープフルーツくらいの大きさの緑の実がいっぱいなります。白いキョウチクトウみたいなお花が咲いていて、グレープフルーツみたいな実がなっていたら「ポンポン?」と思ってみてください。緑の実は赤緑、黒と変化して自然に落ちます。

木の下を見ると写真のようなクリスマスツリーの飾りみたいなのが落ちているのを見つけることができます。これは実の表面の部分が腐ってなくなったもの。そして、このような状態になるとすぐには腐らないようです。

グレープフルーツの重さを想像しながら、実を持ってみると、拍子抜けするくらいに軽い! 

じつはポンポンの木は自然の環境では、マングローブ林の後ろの水辺に生えていて、この実が水に落ちて水に浮かんで遠くまで運ばれていくのだそう。だからパシリスパークなどでも見られます。原産地がインド~太平洋までと広いのもこのせいなんですねぇ。

キョウチクトウの木は有毒だから気をつけて…というのは皆さんよくご存知のことだと思うんだけど、ポンポンも例に漏れず「有毒」で危険です。しかも実だけでなくて、葉や枝も有毒だから安易に近づいたり、触らないのが賢いかも。

種はねずみを毒殺するのに使われたり、魚毒としても使われてきたそうです。ほら、怖いでしょ?

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2011年7月28日 (木)

タビビトノキのたね

Ravenala madagascariensis

日本で売っている花の種などはオレンジや白に着色されているのを良く見ますが…

これは着色したんでは無いんですよ~。

何のタネかわかりますか~??

S1008300022_ravenala_madagascariens

答えは「タビビトノキ」。

すごい青ですね~。

いったいどうしてこんな色をしているのか不明なんです~。

誰か知ってる人がいたら教えてください<m(__)m>

山東さんの写真シリーズ。とりあえず今回でおしまい!

山東さん、本当に珍しい写真の数々をありがとうございました!!!!

タビビトノキについては何回かアップしています。こちらも見てみてね。

旅人の木

タビビトノキの形

タビビトノキの花と実

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2011年7月27日 (水)

ホウガンヒルギ-3

引き続き山東さんからの写真~

ホウガンヒルギの実です!

Xylocarpus granatum と、もう一種

TOMたちがスンゲイブロウなどで見るホウガンヒルギは木にくっついている、ただ、でっかい実なんだけど、これを拾って帰ると…

キャー!分解!持ちかえる途中にばらばらになってしまったんだって!

Sxylocarpus_granatum_x__moluccensis

天体の立体のジグソーパズルだぁ!

Sxylocarpus_granatum_x__moluccens_2

前回、ホウガンヒルギについてアップした記事はこちらです。こちらも見てね

以下、山東さんのメールです!

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ホウガンヒルギ、タイにもあって、実を拾うチャンスがありました。

ただ持ち帰る途中にばらばらになってしまい、組み立てる羽目に。

この天然の立体ジグソーパズル、結構難易度が高かったです。
でも、きれいに復元できました。

写真左がXylocarpus granatum、右がX. moluccensisです。

一つ一つのパーツもgranatumのほうが大きいです。

また、川の河口の岸辺には、実がたくさん打ち上げられているので、拾って帰って割ってみたら、表面が軽いコルク質で覆われ、浮きやすい構造になってました

中の種子自体は結構大きく、そのままでは水に沈んでしまいました。

本当にうまくできてます。

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山東さん、いつもいつもありがとうございます<m(__)m>

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2011年7月24日 (日)

タピオカ その2

Manihot esculenta

またまた寄り道です。

山東さんが「見たことない!」って写真を送ってくださったので、忘れっぽいTOMが忘れちゃう前にアップします~(@_@;)

日本では、お菓子の材料として名前が知られているタピオカ。

じつは、タピオカという植物のお芋のデンプンで作られています。

シンガポールでは食糧が少ないときに食品用に導入されたのでしょう。時々、タピオカそのものと、近縁のニセタピオカ(私たちはこう呼んでいた)を道端で見かけることがありました。

でも本物のタピオカは、とうとうお花も実も見ることなく帰国…。タピオカちゃんのお花を見たい…思っていたら、山東さんが今回、送ってくださったのです…。嬉しい。

タピオカについて前に書いた記事はこちらです。ぜひこちらを読んだうえで、今日の記事もお読みください。

トウダイグサ科 Euphorbiaceae

原産地 :ブラジル

Common name : Cassava , Tapioca Plant ,Manioc,  タピオカ、キャッサバ、イモノキ

山東さんのメールです

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タイ東北部は今雨季です。

乾季に蔓延するコナカイガラムシも、雨季になると影響がなくなり、畑のキャッサバも元気に葉を茂らせています。

家の近くに、収穫されずに背丈より高くなったキャッサバ畑があり、ちょっと散歩がてら、近くによって観察してみたら、なんとあちこちで花が咲いていました!!

S004_manihot_esculenta

しかも、隣り合った畑で品種が違うのか、赤っぽい花と、白っぽい花をつける株があります。

S007_manihot_esculenta1

また、早くも実ができているものもあり、トウダイグサ科の特徴的な3裂する果皮に6稜の波打ったフリルがついていました。

S008_manihot_esculenta

実際の花と実を見てみたいとずっと思っていたので、一つ念願がかないました。

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この実の陵があるところとか、実際の形が見られて嬉しいです~。

山東さん、ありがとうございました~~!!!!

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