2020年2月19日 (水)
2016年10月 5日 (水)
目次のページ
このページはもともとniftyのホームページにあったものですが、niftyからホームページサービスがなくなることになり、なくなってしまうので、とりあえずこちらにコピペしました。ホームページは11月で削除されるそうです。
熱帯植物図鑑
独断と偏見による熱帯植物の図鑑みたいなページ(主にシンガポール)
こちらの目次からはシンガポール熱帯植物だよりというブログの記事に飛びます。こちらのブログは日々成長中。目次も気が向いたときに更新していきます。(ブログ記事2005年11~12月分・2006年1月・8月~10月分の目次作成) 目次になくても記事で扱っている植物やネタはいっぱいあります。そんなときは「シンガポール熱帯植物だより」と「植物名」でグーグってみてください。
リンクはご自由に。写真を何かに使う場合はご一報を。写真の元データは手元にあります。連絡先は tomtom の後に @nifty.com をつけたE-mailまでお願い致します。 TOM
シンガポールで見られる動植物たち
● 街路樹
● 原生林(一次林)
● 二次林
● マングローブ
● キノコ
● 動物(植物)以外
● シンガポールでれあーな動植物
● 有用植物…人とかかわりが深い植物 果物・野菜・スパイス・嗜好品など
おまけ
● シンガポールの行事
熱帯の森についての記事
● 熱帯植物に関してのいろいろなこと
その他
● 正体不明
イエローフレーム Peltophorum
pterocarpum マメ科
オオバマホガニー Swietenia macrophylla センダン科
コーラルツリー
ゴールデンシャワー Cassia fistula マメ科
ココナッツパーム
サガ Adenanthera pavonina マメ科
シーアーモンド
シーアップル Syzygium grande(Eugenia grandis) フトモモ科
シーリングワックスパーム Cyrtostachys renda ヤシ科
ジャワファンパーム
テンブス Fagraea fragrans マチン科
トラベラーズパーム Ravenala
madagascariensis ゴクラクチョウカ科
トランペットツリー Tabebuia rosea ノウゼンカズラ科
バーズネストファーン Asplenium nidus シダ チャセンシダ科
バタフライツリー
ブッシーカシア Cassia Surattensis マメ科
プルメリア Plumeria alba キョウチクトウ科
ヘリコニア
ロイヤルパーム Roystonea regia ヤシ科
ローズオブインディア Lagerstroemia speciosa ミソハギ科
果物や野菜
Cicca acida or Phyllanthus acidus or Phyllanthus
disticus トウダイグサ科
カスタードアップル Annona squamosa バンレイシ科
シカクマメ Psophocarpus
tetragonolobus マメ科
タピオカ Manihot
esculenta トウダイグサ科
ドリアン ドリアン体験
ノニ Morinda citrifolia アカネ科
パパイア Carica papaya パパイア科
マンゴー Mangifera indica ウルシ科
ヤサイトケイ Passiflora foetida トケイソウ科
スパイス
ナツメグ Myristica fragrans ニクズク科
嗜好品
ビンロウジュ Areca catechu ヤシ科
商品作物
アブラヤシ Elaeis guineensis ヤシ科
ツル植物
イロモドリノキ Bauhinia kockiana マメ科
グロリオーサリリー Gloriosa superba ユリ科
チェーンオブラブ Antigonon leptopus タデ科
ドランケンセイラー Quisqualis indica シクンシ科
ギンバアサガオ Argyreia nervosa ヒルガオ科
ナガラッパバナ Solandra longiflora ナス科
生垣などでよく使う木
モックオレンジ Murraya paniculata ミカン科
低木
スイメイ Wrightia religiosa キョウチクトウ科
プルメリア Plumeria alba キョウチクトウ科
ミッキーマウスノキ Ochna serrulata オクナ科
シュラブ
アオノリュウゼツラン Agave americana リュウゼツラン科
ジャイアントミルクウィード Calotropis gigantea ガガイモ科
スネークウィード Stachytarpheta indica クマツヅラ科
フレイミングビューティー Carphalea kirondron アカネ科
ベビーマラカス Crotalaria sp. ( もしかしたら Crotalaria retusa …かな?) マメ科
スコルピオンプラント Pentaphragma
ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科
ブラックリリー Tacca integrifolia タシロイモ科
カーストシェード Pternandra echinata ノボタン科
カマバアカシア Acacia auriculiformis マメ科
クレロデンドロン Clerodendron
laerifolium クマツヅラ科
シンガポールロードデンドロン Melastoma malabathricum ノボタン科
シンポエア Dillenia suffruticosa synonym Wormia suffruticosa ビワモドキ科
ヘアリークリデミア Clidemia hirta ノボタン科
ホワイトリーフドフィグ Ficus grossularioides クワ科
マロッタス Mallotus paniculatus トウダイグサ科
オオバヒルギ Rhizophora mucronata ヒルギ科
コヒルギ Ceriops tagal ヒルギ科
シロバナヒルギ Bruguiera cylindrica ヒルギ科
ヒルギモドキ Lumnitzera racemosa シクンシ科
ブタブタ Excoecaria agallocha トウダイグサ科
ホウガンヒルギ Xylocarpus granatum センダン科
シーハイビスカス Hibiscus tiliaceus アオイ科
マヤプシキ Sonneratia alba ハマザクロ科
哺乳類
カニクイザル Macaca
fascicularis
マレーヒヨケザル-1 マレーヒヨケザル-2 マレーヒヨケザル-3 Cynocephalus
variegates
爬虫類
チェンジャブルリザード Calotes versicolor
山のトカゲ(クラウディッドモニターリザード)
水辺のトカゲ(マラヤンウォーターモニター)
イリエワニ Crocodylus porosus
両生類
鳥
ドロンゴ Dicrurus Paradiseus
虫
カメムシ -1
フンガスビートル or
テントウムシダマシ Eumorphus dilatatus
ツムギアリ Decophylla smaragdina
ふわふわくん (自然友の会で命名 本当は…ふふふ)
マングローブで見られる生物
スコルピオンプラント Pentaphragma
ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科
キノコ (キノコに関しては全くの素人で写真のみ説明なしのものが多いですが、
こんなキノコがシンガポールで見られますというのが分かると思います。)
アオイ科
シーハイビスカス Hibiscus tiliaceus アオイ科
アオギリ科
ブッダナッツ Pterygota Alata アオギリ科
アカネ科
ノニ Morinda citrifolia アカネ科
ヒゴロモコンロンカ Mussaenda
erythrophylla アカネ科
フレイミングビューティー Carphalea kirondron アカネ科
ムッサエンダ Mussaenda philippica
cv. アカネ科
ウルシ科
マンゴー Mangifera indica ウルシ科
オクナ科
ミッキーマウスノキ Ochna serrulata オクナ科
オトギリソウ科
ピンクメンパット-2 Cratoxylum formosum オトギリソウ科 -1
ガガイモ科
ジャイアントミルクウィード Calotropis gigantea ガガイモ科
キク科
クリーピングデージー Wedelia trilobata (or Complaya tribata ) キク科
キツネノマゴ科
ツンベルギア Thunbergia sp. かThunbergia erecta かな? キツネノマゴ科
キョウチクトウ科
シチヨウジュ Alstonia scholaris キョウチクトウ科
ピンクコプシア Kopsia fruticosa キョウチクトウ科
プルメリア Plumeria alba キョウチクトウ科
ポンポン Cerbera odollam キョウチクトウ科
クワ科
イチジク属の植物話 イチジクとイチジクコバチの話
ホワイトリーフドフィグ Ficus grossularioides クワ科
ベンジャミン Ficus benjamina クワ科
クマツヅラ科
クレロデンドロン Clerodendron
laerifolium クマツヅラ科
スネークウィード Stachytarpheta indica クマツヅラ科
ケクロピア科
セクロピア Cecropia peltata ケクロピア科
シクンシ科
ドランケンセイラー Quisqualis indica シクンシ科
ヒルギモドキ Lumnitzera racemosa シクンシ科
センダン科
オオバマホガニー Swietenia macrophylla センダン科
セネガルマホガニー Khaya senegalensis センダン科
ホウガンヒルギ Xylocarpus granatum センダン科
タデ科
チェーンオブラブ Antigonon leptopus タデ科
カンキチク Homalocladium
platycladum タデ科
トウダイグサ科
アメダマノキ Cicca acida or Phyllanthus acidus or Phyllanthus disticus トウダイグサ科
タピオカ Manihot
esculenta トウダイグサ科
ニセタピオカ Manihot glaziovii トウダイグサ科
マカランガの仲間たち
コモンマハン(アリ植物) Macranga triloba トウダイグサ科
マロッタス Mallotus paniculatus トウダイグサ科
トケイソウ科
トケイソウ…小さいお花 Passiflora suberosa トケイソウ科
ヤサイトケイ Passiflora foetida トケイソウ科
ナス科
ナガラッパバナ Solandra longiflora ナス科
ニクズク科
ナツメグ Myristica fragrans ニクズク科
ノウゼンカズラ科
カエンボク Spathodea campanulata ノウゼンカズラ科
キリモドキ Jacaranda obtusifolia ノウゼンカズラ科
トランペットツリー Tabebuia rosea ノウゼンカズラ科
ノボタン科
カーストシェード Pternandra echinata ノボタン科
シンガポールロードデンドロン Melastoma malabathricum ノボタン科
ヘアリークリデミア Clidemia hirta ノボタン科
ハマザクロ科
ドゥアバンガ Duabanga grandiflora ハマザクロ科 ドゥアバンガの実
マヤプシキ Sonneratia alba ハマザクロ科
バンレイシ科
カスタードアップル Annona squamosa バンレイシ科
パンヤ科
パキラ Pachira aquatica パンヤ科
ヒルガオ科
ギンバアサガオ Argyreia nervosa ヒルガオ科
ヒルギ科
オオバヒルギ Rhizophora mucronata ヒルギ科
コヒルギ Ceriops tagal ヒルギ科
シロバナヒルギ Bruguiera cylindrica ヒルギ科
マウスディアツリー Anisophyllea disticha ヒルギ科
フタバガキ科
フトモモ科
シーアップル Syzygium grande(Eugenia grandis) フトモモ科
ベニノキ科
ベニノキ(白) Bixa sp. ベニノキ科
ベニノキ(赤) Bixa orellana ベニノキ科
ベンケイソウ科
コダカラベンケイ Bryophyllum
daigremontianum or Kalanchoe
daigremontiana ベンケイソウ科
マチン科
テンブス Fagraea fragrans マチン科
マメ科
イエローフレーム Peltophorum
pterocarpum マメ科
イロモドリノキ Bauhinia kockiana マメ科
カマバアカシア Acacia auriculiformis マメ科
サガ Adenanthera pavonina マメ科
ベビーマラカス Crotalaria sp. ( もしかしたら Crotalaria retusa …かな?) マメ科
シカクマメ Psophocarpus
tetragonolobus マメ科
ゴールデンシャワー Cassia fistula マメ科
バルサモ Myroxylon balsamum マメ科
ブッシーカシア Cassia Surattensis マメ科
ホウオウボク Delonix regia マメ科
パープルミレティア Millettia atropurpurea 、Callerya atropurpurea マメ科
モレトンワングリ Castanospermum
australe マメ科
ミソハギ科
ローズオブインディア Lagerstroemia speciosa ミソハギ科
ムクロジ科
ンガンボ Mejidea zangubarica ムクロジ科
ユガミウチワ科
スコルピオンプラント Pentaphragma
ellipticum nar. ellipticum ユガミウチワ科
単子葉植物
オオホザキアヤメ科
ゴクラクチョウカ科
トラベラーズパーム Ravenala
madagascariensis ゴクラクチョウカ科
サトイモ科
マドカズラ Monstera sp. もしかしたら Monstera friedrichsthalii かな? サトイモ科
ショウガ科
Zingiber sp. Golden
Orange ショウガ科
Curcuma `Sulee Sunshine' ショウガ科
タシロイモ科
ブラックリリー
ブラックリリーの仲間 Tacca sp. タシロイモ科
ヒガンバナ科
スパイダーリリー Hymenocallis speciosa ヒガンバナ科
ヤシ科
・アブラヤシに関しての記事 Elaeis guineensis ヤシ科
アブラヤシ Elaeis guineensis ヤシ科
・オオミヤシ Lodoicea maldivica 、L. seychellarum ヤシ科
・ココナッツパーム
・シーリングワックスパーム
Cyrtostachys renda ヤシ科
・ビンロウジュ Areca catechu ヤシ科
ロイヤルパーム Roystonea regia ヤシ科
ユリ科
グロリオーサリリー Gloriosa superba ユリ科
ラン科
バンダ・ミスジョアキム Vanda Miss Joaquim ラン科
リュウゼツラン科
アオノリュウゼツラン Agave americana リュウゼツラン科
ソテツ科
セイロンサゴ Cycas rumphii ソテツ科
シダ類
アダーズタンファーン Ophioglossum pendulum ハナヤスリ科
バーズネストファーン Asplenium nidus チャセンシダ科
マツバラン Psilotum nudum マツバラン科
シンガポール植物園
エボリューションガーデン
スンガイ・ブロー湿地保護区 Sungei Buloh Wetland Reserve
ブキティマ自然保護区
タバンループ~キャッチメントパス~サイクリングトレイル 2006年9月7日
シンガポールナショナルデー シンガポールに牛出現(2006)
ランタンフェスティバル2006
熱帯雨林の特徴
アリ植物(コモンマハンの話) セクロピア(アリ植物)
熱帯の3大花木 ホウオウボク Delonix regia マメ科
キリモドキ Jacaranda obtusifolia ノウゼンカズラ科
カエンボク Spathodea campanulata ノウゼンカズラ科
植物の性別について
謎のプラスチックみたいな実 アカネ科
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2012年7月11日 (水)
新しいシンガポール植物園
シンガポール永住組の友人から素敵なお知らせが届きました!
そのまま転載します!
ガイド仲間でもあったセイコさんの素晴らしい説明…
来年は絶対にまた行くぞーと心に誓ったtomでした(*^。^*)
*****************************
みなさま
ご無沙汰しておりますが皆様ご帰国後お元気にご活躍のことと存じます。
いよいよ先月末に大型新公園がオープンし、その威容に驚いています。
昨年11月に世界ラン会議を主催した際、
公園の半分と2つあるドーム(クールハウス)の1つ、フラワードームを見ることができましたが、
今回公園全体がオープンすると、クラウド・フォレスト
(ドーム内部に高い山を作り、30mの高さから滝の水を落とし、熱帯雲霧林の山中を歩けるブリッジがあります)と、
「植物の世界 The World of Plants」という名前のテーマ・エリアもオープンし、
本当に規模が大きく、デザインが素晴らしいとびっくりしています。
昨年のプレビューでは、シンガポールの民族構成要素であるマレー人、中国人、インド人、
そして植民地時代という4つの庭が「ヘリテージ・ガーデン」という名前で出来ていて、
「人間と植物とのかかわり」がうまく表現されているので、
シンガポールならではのユニークな公園だと感心しました。
マレー・ガーデンではマレーハウスの周囲にカンポンに植えられているハーブや果樹があり、
中国庭園ではスイメイ(水梅)、ロンガン(竜眼)、ライチー、柳などの古木があり、
輸入した大きな石がうまく配置されています。
インド庭園では彼らが好んだパルミラヤシ、シルクコットンツリー、ベンガルボダイジュ、
クリシュナズカップ、マストツリーなどなどが植えられています。
南米原産ですがインド経由で渡来したカポック、マドラスソーンもあります。
コロニアル・ガーデンではブラック・アンド・ホワイトの家を連想させるように
黒白で塗り分けたツル棚がぐるっと囲み、白花ツル植物がからんでいます。
宗主国イギリスの経済発展への野心を回想させる経済植物、
コショウ、クローブ、ナツメグ、 シナモン、コーヒー、カカオ、油ヤシ、サトウヤシ(Arenga pinnata)などがあり、
中でも私が驚いたのは、パララバーのラテックス採集に専念するまでの
植物選択の苦労が想像される他の樹木も植えられていることです。
Manihot glaziovii(ブラジル原産セアララバーツリー)、
Castilla elastica(パナマラバーツリー)、
Ficus elastica(インドゴムノキ)をパララバーの近くで見ることができます。
船で苗木を運んだウォーディアン・ケース(送り先はキュー・ガーデンと捺印されている)などユニークです。
下記 YouTube で私が意図するビデオ画面が出てくるかどうか心もとないのですが。
'Gardens by the Bay' from Day to Night というビデオが新公園をうまく紹介して
います。
http://www.goodhomeideas.blogspot.com/2012/07/
①スーパーツリー
カラフルな鉄塔に植物が垂直に生えている人工建造物。公園の中心部に12のスーパーツリーがあり、
エレベーターでブリッジ (① OCBC Skyway 有料S$5) に上って、
公園周囲、近くにあるマリナベイサンズホテルやビジネス街などを見ることが出来、
夜は15分間の音と光のショー(無料)が楽しめます(7:45pmと8:45pmスタート)。
② Flower Dome(有料)
大きなガラスドームの中にシンガポールでは高温で育たない植物、
オリーブ、ナツメ ヤシ、バオバブ、シャクナゲ、フーシャ、アジサイ、ゼラニウム、ユリ、バラ、つばきなど
地中海性気候に温度を設定しています。
③ Cloud Forest(有料)
ガラスドームの中に高い山を人工的に作り30mの高さから滝が流れ落ちています。
9階の高さにあるブリッジを歩くと、熱帯の雲霧林に育つ
ウツボカズラ、シャクナゲ、ラン、シダ、エアプラントなどが鑑賞できます。
あちこちから冷たい霧をいっぱい噴射しています。
建物の中には、どこかの国から購入した鍾乳石が展示されています。
2つのドームの開館時間は朝9時から夜9時まで、
でも7PMを過ぎると太陽光が無くなって中の植物が識別できません。
安全上、足元に明かりはあっても、植物を照らす 明かりは無いので、
葉っぱは緑色、銀色の区別がつかず黒いし、バラの花か別のものか何かわかりません。
公園自体は朝5時から深夜2AMまで開園しており(無料)、ゲートもあちこちにあるのですが、
一日に早朝3時間はゲートを閉鎖するのでしょう。
サイクリングやジョッギングに利用する人がいます。
私はシニア在住者用年間パス(S$60)を購入したので有料のところを丸一年間自 由に入れます。
駐在員や家族は在住パスがあるので、年間パス料金は大人1名ならS$68,子ども3人までの家族パスはS$180です。
外国人観光客用入場券は一日券で上記①がS$5、②+③がS$28で、合計S$33になります。
ドーム1つだけの選択は無し、シニア優待料金もありません。
ちょっと在住組との差が大きいですね。
シンガポール組の料金が安いのは、どんどん公園を利用してもらって野外を歩くことで健康になり、
医療費を抑えるという政府の意図があるからでしょう。
どちらの公園へもバスからサークルライン地下鉄に乗り換え、
30分~40分程度で行くことができます。
この新公園はお勤めしていた頃、事務所の窓から埋め立て工事を見ていたところで、
既存のビル街より海側の埋め立て地に新ビル街も完成しています。
ロンドンのハイ ドパーク、NYのセントラルパーク同様、
市街地に人々が気軽に行ける公園を作ったわ けですが、
暑い国なので皆が行くのは早朝か6PM以降ですね。
でも暑い日にガラスド ームに涼みに行くという手もあります。
イベント広場もあちこちにあって、3万人が集 まるような大型野外公演も可能になりました。
皆様、ご帰国後大いに変化したシンガポールを再訪してください。
***************************
とのことで~す。
2011年12月13日 (火)
シュウメイギク
Anemone hupehensis var.hupehensis
最近、フェイスブックを使い始めました。
そこで植物クイズをやったりすると、双方向のやり取りがあって楽しいので、季節ものの植物の実(?)タネ(?)をアップしました。
ガーデニングでは秋の定番となっている「シュウメイギク」ですが、ガーデニングの世界では「花が終わったら花がらは取り除きましょう!」がセオリーになっているので、どんな実がなるのか知らないことがけっこうあります。
その1つがシュウメイギクじゃないかな…って思って。
こんな花です。シュウメイギクって。
シュウメイギクの花については前に何回かアップしているので、見てもらえるといいかな。じつはその続きで綿毛をアップしようとおもいながら、そのまんまになっていました。
実に3年も前の話です。
シュウメイギクは花が終わるとこんな真ん中のボールが残ります。
それを放置しておくとこんな感じに。
実のはずなのに、大きくなることもなくそのまんま。
枯れてるのかな?って思いますよね。
でもそうじゃなかった…。
さやに放置しておくとこんな感じに。
白いのがあるでしょ?さっきの丸いのがはじけてる(という表現がいいのか?)というか、ほぐれているというのか。
上から見るとこんな感じ。
下から見ると、「あ、タネだ!」
ここに至るには…
固かった丸いボールが中から徐々にほぐれ始めます…。
そして、表面にぶつぶつ着いてるタネを1個ずつ載せて、綿毛として飛んでいく…という戦略らしい。
前にも書きましたが、属名のアネモネはギリシャ語で「風」を意味するのだそう。
こんなタネの様子から属名がついたのではないかと言われているそうです
こんなページもありましたよ。
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ecf0.html
TOMが面白いなあと思うのは、内側がまるまる綿になるところ。
イメージとしては、イチゴの表面にぶつぶつのタネがついているでしょ?で、中が美味しい食べるところ。
その美味しい部分を全部綿毛にしたのがシュウメイギクなんだな。
タネを飛ばす戦略は植物ごとに多様で、めちゃくちゃ面白いなあと常々思うTOMなのでした~(●^o^●)
2011年8月31日 (水)
カンナの種
Canna indica
先日原種のカンナの写真をアップしたら「kamu 花夢ギャラリー」のみのりさんからメールをいただきました。
みのりさんちにあるダンドクの写真。
TOMが
「資料を読んだら、「seeds are used locally for various crafts.」とあったんだけど、昔、この園芸種の実を開いてみたら、とてもクラフトに使うような代物じゃなかったんだよね。ってことはこの実の部分をある程度のところで刈り取って乾燥させて使うのかな?…と思うのだけどどうだろう?」
って書いたので、「実がなってますよ~」と。
キャー!また嘘書いちゃった~(汗)
園芸種の観察は原種の性質を残していないことも多くて、冷や汗ものです。
ごめんなさい!
ちゃんとタネができるんですね~!!!
それもこんな可愛い子。
ウィキペディアから写真を借りてきました。
おお~。なんてきれいなタネ。これなら十分クラフトに使えます。黒豆みたいだね~。
「秋に実が熟すと、複数の重く丸く黒い種子を作り、これが散弾銃の弾丸のように見えることから、英名Indian shotと呼ばれる」
なんて記述もありました。
カンナのお花はよく見ていたけれど、ダンドクはTOMの行動範囲になかったみたいで、こんなタネを見たことがありませんでした。日本でも原種で、暖かい地方ならちゃんと実がなってタネができるんですね~。感動です!!!
原産地はカリブ諸島や熱帯アメリカあたり。
日本には江戸時代初期に入ってきました。1664年の花壇綱目に記述があるそうです。
園芸品種が普及するにつれダンドクとしてのカンナの栽培は少なくなりました。南西諸島に野生化した株が自生するそうです。
今よく見られる園芸種のカンナは明治時代以降にオランダから入ってきたみたいですね。
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みのりさんからのメールで~す。
***********
さっき探し物があって、ふと,TOMさんのサイトを開いてみました。
カンナのことが書かれていたので、参考までにの画像を送ります。
これは、我が家のカンナ。
いつごろからあるのか、私がここに引っ越してきたときにはもうありました。
植物無関心の義母の荒れ庭にも、生息し続けてきたつわものです。
原種のダンドク(勝手に判断)に近いようなのですが、葉が銅葉ですからCV.です。
ともあれ、中からは、こんな果実が顔を出していて、とてもきれいです。これなら
ば、細工に使えるでしょう。
紹介されたサイトは、こんな果実を指しているのかも・・・と思いました。
************
「植物無関心の義母の荒れ庭にも生息し続けてきたつわもの」という表現に爆笑。いきなりこの子が大好きになりました。
植物ってすごい~。故郷からどんなに離れてもなんとかその環境になじんで、しぶとく生き続けるんだよね。そのしぶとさに支えられて私たち人間の文化が生まれてきたのだよねと思っちゃいます。
今回調べていてすごく面白かったページ 見てみて~。
http://kero1113.seesaa.net/article/114584199.html
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2011年8月 5日 (金)
原種のカンナ
Canna indica
シンガポール植物園の中のジンジャーガーデンでも見ることができますが、なぜかスンゲイブロウの植栽地に植えてあったので、写真をぱち。
カンナ・インディカなんて言うから、インド原産のカンナかと思っていたら、カンナ科はみんな中央アメリカか南アメリカの原産なんだね。
カンナは花がど派手に改良された改良種ばっかり日本では見ているので、初めてこの子を見たときは「地味」って思っちゃいました。
カンナ科は小さい科で原種は25種類くらいしかないらしくて、でも品種改良されたものが1000種位あるらしい。
それだけにこの子みたいな「地味~な原種」はTOMのつぼにはまって、よだれたらたらです(ある意味変態?)
日本ではあんまり見かけないのだけど、カンナってこの実が可愛い!
資料を読んだら、「seeds are used locally for various crafts.」とあったんだけど、昔、この園芸種の実を開いてみたら、とてもクラフトに使うような代物じゃなかったんだよね。ってことはこの実の部分をある程度のところで刈り取って乾燥させて使うのかな?…と思うのだけどどうだろう?
アメリカ方面にお住まいの方で、「見たことあるよ!」って方は、教えてください<m(__)m>
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TOMのメインブログ
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2011年8月 1日 (月)
ポンポン
Cerbera odollam
公園とかでも当たり前の木なんだけど、マングローブ植物としては扱っていなかったし、写真も古いのであらためてスンゲイブロウの続きとしてアップします。
ポンポンは本来マングローブの後背にある木らしい。スンゲイブロウでもシ―アップルやシーアーモンドがあるような、少し陸地側に入ったところに生えているのをよく見ます。
花はこんな感じ。キョウチクトウの仲間って感じがするよね。
葉っぱはこんなん。
実はこんなふうに2つ対になって着きますが、1つは落ちるかしてしまって1個のも多いです。
実が落ちて外側の皮がむけるとこんな感じ。ちょうど人のげんこつくらいの大きさで、この状態のものに金色のスプレーをかけたりしたものが、飾りとしてよく売っています。
1個のポンポンの実。赤い葉が混じっていたりするのもよくあります。
*****************************
キョウチクトウ科 Apocynaceae
原産地:インド~太平洋
Common name: Buta Buta , Pong Pong Tree , Reva , Yellow -Eyed Cerbera , ケルベラ、ポンポンの木、ミフクラギ
お花が終わると、ポンポンという名前がぴったりのグレープフルーツくらいの大きさの緑の実がいっぱいなります。白いキョウチクトウみたいなお花が咲いていて、グレープフルーツみたいな実がなっていたら「ポンポン?」と思ってみてください。緑の実は赤緑、黒と変化して自然に落ちます。
木の下を見ると写真のようなクリスマスツリーの飾りみたいなのが落ちているのを見つけることができます。これは実の表面の部分が腐ってなくなったもの。そして、このような状態になるとすぐには腐らないようです。
グレープフルーツの重さを想像しながら、実を持ってみると、拍子抜けするくらいに軽い!
じつはポンポンの木は自然の環境では、マングローブ林の後ろの水辺に生えていて、この実が水に落ちて水に浮かんで遠くまで運ばれていくのだそう。だからパシリスパークなどでも見られます。原産地がインド~太平洋までと広いのもこのせいなんですねぇ。
キョウチクトウの木は有毒だから気をつけて…というのは皆さんよくご存知のことだと思うんだけど、ポンポンも例に漏れず「有毒」で危険です。しかも実だけでなくて、葉や枝も有毒だから安易に近づいたり、触らないのが賢いかも。
種はねずみを毒殺するのに使われたり、魚毒としても使われてきたそうです。ほら、怖いでしょ?
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2011年7月28日 (木)
タビビトノキのたね
Ravenala madagascariensis
日本で売っている花の種などはオレンジや白に着色されているのを良く見ますが…
これは着色したんでは無いんですよ~。
何のタネかわかりますか~??
答えは「タビビトノキ」。
すごい青ですね~。
いったいどうしてこんな色をしているのか不明なんです~。
誰か知ってる人がいたら教えてください<m(__)m>
山東さんの写真シリーズ。とりあえず今回でおしまい!
山東さん、本当に珍しい写真の数々をありがとうございました!!!!
タビビトノキについては何回かアップしています。こちらも見てみてね。
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2011年7月27日 (水)
ホウガンヒルギ-3
引き続き山東さんからの写真~
ホウガンヒルギの実です!
Xylocarpus granatum と、もう一種
TOMたちがスンゲイブロウなどで見るホウガンヒルギは木にくっついている、ただ、でっかい実なんだけど、これを拾って帰ると…
キャー!分解!持ちかえる途中にばらばらになってしまったんだって!
天体の立体のジグソーパズルだぁ!
前回、ホウガンヒルギについてアップした記事はこちらです。こちらも見てね。
以下、山東さんのメールです!
**************************
ホウガンヒルギ、タイにもあって、実を拾うチャンスがありました。
ただ持ち帰る途中にばらばらになってしまい、組み立てる羽目に。
この天然の立体ジグソーパズル、結構難易度が高かったです。
でも、きれいに復元できました。
写真左がXylocarpus granatum、右がX. moluccensisです。
一つ一つのパーツもgranatumのほうが大きいです。
また、川の河口の岸辺には、実がたくさん打ち上げられているので、拾って帰って割ってみたら、表面が軽いコルク質で覆われ、浮きやすい構造になってました。
中の種子自体は結構大きく、そのままでは水に沈んでしまいました。 本当にうまくできてます。
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山東さん、いつもいつもありがとうございます<m(__)m>
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2011年7月24日 (日)
タピオカ その2
Manihot esculenta
またまた寄り道です。
山東さんが「見たことない!」って写真を送ってくださったので、忘れっぽいTOMが忘れちゃう前にアップします~(@_@;)
日本では、お菓子の材料として名前が知られているタピオカ。
じつは、タピオカという植物のお芋のデンプンで作られています。
シンガポールでは食糧が少ないときに食品用に導入されたのでしょう。時々、タピオカそのものと、近縁のニセタピオカ(私たちはこう呼んでいた)を道端で見かけることがありました。
でも本物のタピオカは、とうとうお花も実も見ることなく帰国…。タピオカちゃんのお花を見たい…思っていたら、山東さんが今回、送ってくださったのです…。嬉しい。
タピオカについて前に書いた記事はこちらです。ぜひこちらを読んだうえで、今日の記事もお読みください。
トウダイグサ科 Euphorbiaceae
原産地 :ブラジル
Common name : Cassava , Tapioca Plant ,Manioc, タピオカ、キャッサバ、イモノキ
山東さんのメールです
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タイ東北部は今雨季です。 乾季に蔓延するコナカイガラムシも、雨季になると影響がなくなり、畑のキャッサバも元気に葉を茂らせています。 家の近くに、収穫されずに背丈より高くなったキャッサバ畑があり、ちょっと散歩がてら、近くによって観察してみたら、なんとあちこちで花が咲いていました!! しかも、隣り合った畑で品種が違うのか、赤っぽい花と、白っぽい花をつける株があります。 また、早くも実ができているものもあり、トウダイグサ科の特徴的な3裂する果皮に6稜の波打ったフリルがついていました。 実際の花と実を見てみたいとずっと思っていたので、一つ念願がかないました。 ************************** この実の陵があるところとか、実際の形が見られて嬉しいです~。 山東さん、ありがとうございました~~!!!! ************************** TOMのメインブログ ぽちっ!。多謝(ブログランキングエントリー中)
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