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2005年11月21日 (月)

ミッキーマウスの木

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Ochna serrulata

オクナ科  Ochnaceae (ビワモドキ亜綱 ツバキ目)

原産地:南アフリカ原産

Common Name : Mickey Mouse Plant, オクナ、ミッキーマウスの木

上の写真では緑色の実の部分が最終的には黒くなる。そうするとミッキーの耳みたいに見える…かな?ともあれ、魅力的なネーミングで日本で鉢植えでも人気があったと記憶しています。花も実も楽しめるオトクな低木。

オクナ科はブラジルなど南アメリカを中心に、世界の熱帯に約40属600種もあるのだそう。多くは木本で有用高木も多いと「観葉植物」に書いてありましたが、これ以外のオクナ科、私はまだ出会っていません。日本でも身近なオクナ科の植物を知っていたら教えてね。

写真はウビン島の民家の前で撮影。

資料:「観葉植物」山と渓谷社 P334 

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コメント

初めまして。田口桔平と言います。
いつも楽しく拝見させてもらっていますが、コメントをさせてもらうのは初めてです。
(なんせ、キーボードが壊れてたもんで…)今回のミッキーマウスの木、
とても気に入りました。ぜひ、手に入れたい!!売っているお店を教えていただけますでしょうか?よろしくお願いします。

投稿: 田口 桔平 | 2007年1月21日 (日) 16時57分

田口さん
コメントありがとうございます!ミッキーマウスツリーは日本では小さめの鉢植えで売られていると思いますが、こちらでは生垣などバーーンとすごい面積で使われていて、ビックリすることがよくあります。話題性のある木なのでネット検索をかけて探すのが一番手っ取り早いかなと思います。ハーブ農園の温室などでもよく見かけました。特別な木などではなく、本当に普通の、熱帯性の低木です。こんな答ではあんまり役にたってないかなー。

投稿: TOM | 2007年1月22日 (月) 06時18分

Ochna serrulataは寒さに強く、千葉県南部では戸外で越冬します。春になると花をいっぱいつけてくれます。
もう一つ以前からミッキーマウスノキとして売られているのは、カーキーOchna kirkiiがあります。こちらは葉が大きく耐寒性は弱いです。たしかインド原産だったと思います。その他、いくつか国内には入っていますが、市場に出るほど生産はありません。なお、私は南アフリカのプレトリアで、Ochna puetriensisなるものを見ましたが、株全体がまっ黄色で見事なものでした。この写真はアボック社刊「日本で育つ熱帯花木事典」に掲載されています。

投稿: | 2008年5月14日 (水) 20時33分

はじめまして。詳しいコメントありがとうございました!遅いレスで申し訳ありません。Ochna puetriensisですか。原産地の植物は日本での姿と全く違っていて原産地ならではのエネルギーを感じます。私もぜひいつか南アフリカに行って、エリカをはじめ、南アフリカの植物たちの生の姿を見てみたいです。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: TOM | 2008年5月20日 (火) 09時38分

写真のミッキーマウスノキはOchna kirkii です。原産地は熱帯アフリカです。市販されているのはOchna serrurataが多く、こちらは葉が小さく楕円形、鋸歯が入ります。原産地は南アフリカです。Ochna serrurataは耐寒性がかなりあり、千葉県南部では露地で越冬可、垣根などに利用しています。Ochan kirkii(カーキー)は耐寒性はありません。この2種よく間違えています。

投稿: rostrata0226 | 2011年10月 1日 (土) 15時53分

rostrata0226さま
冬にお邪魔した時にはとてもお世話になりました。
ご指摘ありがとうございました!
記事も直していきたいと思います。

投稿: TOM | 2011年10月 2日 (日) 00時19分

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