ロイヤルパーム
Roystonea regia
ヤシ科 Palmae
Arecaceae(単子葉綱 ヤシ亜綱 ヤシ目)
原産地:キューバ、ジャマイカ、パナマ
Common Name: Royal Palm, ロイヤルパーム
シンガポールの街路樹にはたくさんのヤシが使われているんだけど、これがみんなシンガポールに元々あったものっていうのは大きな間違い。シンガポールでは熱帯の観光地というイメージをつけるために、あえてたくさんヤシを街路樹に植えてあるんだって。日本人にはヤシと言えば「ココナッツ」って感じだけど、まあ、形も大きさも実に様々なヤシが、町や公園のあちこちに植えられて、熱帯らしさを演出しています。
このロイヤルパームは街路樹に植えられているヤシの木としては多分、私たちが一番目にすることが多いヤシだけど、この子の故郷は中央アメリカ。でも形がヤシらしくてきれいだから、熱帯亜熱帯のあちこちの大きな通りに街路樹として使われてます。
根元がプクっと膨らんでいて、幹に輪っかの模様がついていて、すくっと縦に伸びてる。葉はちょっと暴れん坊。高さは25mくらい。写真の場所はシンガポールのオフィス街。こんな街路樹もなかなかカッコいいでしょ。
資料:「Tropical Trees & Shrubs」P187
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