グッタの木(ブキティマ自然保護区説明版ー2)
こちらの記事は、ブキティマ自然保護区のビジターセンターから頂上への道に設置されている説明版の超てきとー訳です。てきとーだから合ってるかどうかわかりません。間違いは指摘してください。TOMなりの付加説明もてきとー訳の中に入っています。
No.2 Natural 'Plastic' 天然のプラスチック
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グッタの木から取れる樹液「グッタ・パーチャ」は、空気に触れると固まりますが、熱いお湯に浸すと柔らかくなり、簡単に形を変えられます。
そのため昔、この地域の人々は、グッタパーチャを使って乗馬用のムチや工具の取っ手部分を作っていました。
グッタの木のプランテーションは、1898年にブキティマの丘の下腹部の斜面(今はタバンバレーとして知られている場所)で、樹液の採集のために始まりました。1910年までにプランテーションは16haにも広がりました。
1850年代にはグッタパーチャは「パーチャボール」として知られているゴルフボールを作るのに使われていました。グッタパーチャは暖めて柔らかくしたものを、手で成形していたそうです。
TOMからの情報
この看板のあるエリアを探すと、樹液を採集するために斜めに切れ込みを入れた痕のある樹木を見つけることができます。これがグッタの木です。
ブキティマ自然保護区にはタバンループというトレイルがあり、「タバン」というのがグッタの木のマレー名なんだそうです。タバンループではたくさんのグッタの木や、幹につけられた樹液の採集した痕を見ることができます。
グッタの木 学名 Palaguium gutta
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コメント
へーそうなんですか。今はグッタを使った物はないんですか?鞭とか作れるということはかなり頑丈なんでしょうね。
投稿: モーク | 2006年1月26日 (木) 23時27分
日本ではグッタペルカと呼ばれているので、これで検索すると、ゾロゾロ出てきます。同じ成分が温帯の木では杜仲の木からとれるそうです。現在では歯科医が歯の詰め物に使うことがあるくらい。19世紀後半に熱帯から輸出されたグッタペルカは、電気絶縁性を利用し、ドーヴァー海峡と大西洋に海底電線を最初に敷設した時に大量に使用されました。
投稿: 熱帯樹 | 2006年1月27日 (金) 23時51分
熱帯樹さん
すっごく貴重な情報をありがとうございました!なるほど。一世を風靡した素材だったんですねー。
投稿: TOM | 2006年1月29日 (日) 10時07分