シロバナヒルギ
Bruguiera cylindrica
ヒルギ科 Rhizophoraceae ( バラ亜綱 ヒルギ目 )
原産地:東南アジア~ニューギニア、オーストラリアのマングローブ域
Common Name:シロバナヒルギ
左の写真の花みたいに見えるのは花びらが落っこちてガクだけが残ったもの。上の写真のように、ガクの中に薄い花びらがあるのを、時々見つけることができます。
花は3つずつ付いていることが多いです。
スンガイ・ブローやパシリスのマングローブウォークで1番多く見ることができるマングローブ植物の一つかな?
ヒルギ科の16属の植物のうち、4属がマングローブにあって、どれも胎生種子という陸の植物にはない、変な子孫を残す性質があります。
左のはシロバナヒルギの若い胎生種子。シロバナヒルギの胎生種子の特徴は、ガクだったところが反り返ってくっついていること。長さは15cmくらいで、オオバヒルギとかに比べると小さめです。
胎生種子が木になっているときはこんな感じでくっついています。
葉も小ぶりでつるんとした感じです。こんな感じの葉を見つけたら、反り返ったガクがくっついている胎生種子がないか探してみて。あれば、「シロバナヒルギ」と見分けることができます。
スンガイ・ブローの入り口付近に作られたマングローブウォークでは、シロバナヒルギ、オヒルギ、フタバナヒルギ、オオバヒルギ、コヒルギなどのヒルギ科のマングローブ植物を目の前でじーっくり観察することができます。
資料:「マングローブ入門―海に生える緑の森」P188
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コメント
あまり良いのを作らないでください(^_^;)何も出来なくなります何時まーでも見てしまいますので。勿論ぶちーしましたよ。
投稿: M.chisaka | 2006年5月18日 (木) 16時53分
chisakaさん、はじめまして。見てくださってありがとう!大丈夫。毎日見ればすぐ終わります。どうぞこれからもよろしく!
投稿: TOM | 2006年5月19日 (金) 18時27分