バナナの花の謎
「また、バナナかよー?」ってうんざりしてる人がいたらごめん!バショウ科について調べていたら、「ブログにまちがい、書いちゃったよー!」と気がついたので、お詫びのページです。まちがいはこのページ「バナナの花」です。
朝日百科 植物の世界 のバショウ科10-P195にはこんな風に書いてありました。
「花茎は偽茎の中心部を貫いて伸び、花が段になってつく。基部は雌花群、先端部は雄花群で各花段はほうに包まれる。 」
「バナナの花」の回では「こんな形をしていて、ちゃんとオシベとメシベがあるんだよ!」なんて書いてしまったけど、バナナはじつは両性花ではなくて単性花だったのです!!!
おまけに「おしべは6本だが1本は不稔である」とまである。
ちゅうことは上の写真のめしべに見える部分は「不稔のおしべ」!!!
失礼いたしました!
バナナよ…まぎらわしい格好するなって… (いや私がいけないんですけど…涙!)
で、最初に抜書きした部分の説明がよくわからなくて悩んだんですが、左の絵のようなんではないかと…想像しています。
これだとつじつまが合うんだよ。
今度バナナに出会ったら、雌花の写真も撮れる様にじーっくり観察してきます。ねぇねぇ、間違っていたら、誰か教えてーーー!
ある本には「雄花を食用にする」と書いてあるそうです。確かにね。インド人街に行くと左の絵にあるようなバナナのお花の塊が野菜として売られてるんだよね。ってことは「雌花が咲いてしまって、伸びた先についているこれから雄花だけが咲くはずの塊」を取って来ているのかな?だとしたら、バナナも食べられるし、雄花の塊も食べられて一石二鳥! うーーん、賢い。
バナナの謎はTOMの中で深まるばかりなのであった…(悩んでいる間に家事をしろーと夫の声が聞こえてくる…涙!)
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コメント
アメリカ在住です。インドのスーパーで初めてバナナの花を買い、料理してみましたが、ネットで写真を見ると私が買ったバナナの花はかなりくたびれた物と判明しました。Tomさんのブログでバナナの花のなぞが解けました。英語のレシピを読んでいて、花が二つ出てくるでしょう。赤ちゃんバナナの先についている花は「2番目の花が咲く」でやっと納得できました。
投稿: chiblits | 2006年9月 9日 (土) 11時47分
chibilitsさん
はじめまして。お役に立てたなら良かったです。アメリカでもインドの人向けのお店というのがあって、ちゃんとそういった食材が売っているんですね。日本人が味噌汁食べたいのと同じだなあって思いました。これからもよろしくお願い致します!
投稿: TOM | 2006年9月10日 (日) 15時18分
初めまして。最初に実ったバナナが黄色く描かれていますが、なんでもバナナは、熟して落ちるまで青いままなんだそうです。「青いうちに収穫している」などというものだから・・・。ホント、不思議な果物(野菜)ですね。
投稿: バナナ好き♪ | 2008年2月 7日 (木) 09時43分
こんにちは。昔の記事にコメントすみません。
実は、家の近所で撮影した木が何であるかわからず、
ある人からバナナではと言われたので、バナナの花で
検索したところ、こちらにヒットしました。読むと
実に明快。納得の記事でした。ということで、この
ページをリンクで参照させていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
投稿: ぱぷりか | 2008年12月18日 (木) 13時09分
ぱぷりかさん
コメントありがとう!リンクもちろんOKです。
だけど、もし日本の屋外で咲いていたのだったら、バナナの仲間のバショウだったかもしれません。お花の咲き方はそっくりですが。ちょっと寒さに強いので日本でも暖かい場所なら生きています。
投稿: TOM | 2008年12月20日 (土) 05時29分