アルタボトリス
Artabotrys uncinatus かな?
このブログにいつも登場してくださってるOさんのおうちに遊びに行かせいただいたときにお庭で咲いていたお花がコレ。どこかで種を採取してきて、育てたものだのだそうで、そんな出生のせいか、私は他では見たことはありませんでした。一緒にいた友人達は「バンレイシだー」(彼女らはバンレイシフリーク)と騒いでいましたが…。
バンレイシ科 Annonaceae (モクレン亜綱 モクレン目)
原産地: 熱帯アジア
Common name:Ylang Ylang vine, Bhandari vine, Climbing lang-lang, Tail grape, ilang-ilang
イエローオレアンダーと同じように、上から見た限りだとオシベもメシベも花びらがしっかりとガードしていて見えません。残念ながら、その様子は写真に撮って無かったので、様子が見たい方はこちらのサイトの写真をごらんください。
左はその花びらを向いてしまったあとの様子。ちゃんと真ん中にメシベの塊があって、その周りにオシベが取り巻いています。
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ほんでもってできた実がこれ!1つの花でこんなにいっぱいの実がなってなんともユニークな形!普通だと、こういうふうに実がついていたら、お花が実の数だけ咲いていたと思うでしょ?でもこのタイプ(多心皮類という)のお花は1個の花から、たくさんの実がつくの。説明が難しいので、多心皮類の話はまた後日…。
花の元にはこんな特徴的な形をしたツメがついていました。種名の「uncinatus」は「ぺったんこのフック(ツメ)」という意味なのだそうです。
色々書いてはみたものの、TOMにとっては、よくわからない謎の植物。Oさーん、記述が間違っていたら指摘してくださいねー。
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コメント
あんまり色んな人たちに見せて自慢したので、わたしとアルタボトリスは一心同体化してしまっています。今までどこにも無かったはずが、現在植物園「進化の庭」で元気良く育っています。つる植物なので、頭上のロープ製タナに這い上がっています。樹木名は Artabotrys hexapetalus (6つの花弁)です。通称は無しで、インド原産だそうです。見た時に花は無かったのですが、ツメの形とタネが我が家の庭にある木と同じでした。もともと図鑑を見て「A. uncinatus ?」と思っていただけなので、学名には確信がありません。花は緑色から黄色に変化し、黄色になると強い芳香がします。
投稿: 熱帯樹 | 2006年3月15日 (水) 18時58分
熱帯樹さん
エボリューションガーデンに植えられているのですね。今度見に行ってみます。お花が同じなら、学名はArtabotrys hexapetalusが正しいのかな?植物園の看板も時々間違ってるから、難しいですね。はっきりするまでは?マークでブログアップしておきます。
投稿: TOM | 2006年3月16日 (木) 13時46分