黄金の雨
Galphimia gracilis
キントラノオ科 Malpighiaceae(バラ亜綱 ヒメハギ目)
原産地:メキシコ~パナマ
Common name: Rain of Gold , Gold Shower Thrysalis
低くきれいに刈り込まれて公園などでよく使われている潅木。写真を見ればわかるようにお花の黄色が鮮やかできれいです。花の大きさは2cmくらい。遠くからでもよく目立ちます。
「A Guide to Common Horticultural Shrubs」には、この学名はよく「Galphimia glauca」と本などで書かれているけれど本当は「Galphimia gracilis」。どこかで 間違えてしまってしまったのだろうと書いてありました。学名を見た時に「glauca」は「青緑色の」とか「灰色の」とかいう意味で、銀葉の植物などによく使われる形容なので、この学名を見た時に「一体どこが灰色なんだろう?」と不思議に思ったものですが、実際は「gracilis」で「か細い」とか「ほっそりとした」「きゃしゃな」とかいう意味だったので、納得。日本のサイトで調べたけど、けっこう間違っているものがありました。
先日取り上げたメイデンスジェラシーとお花がよく似ていて間違えそうになることがよくあります。でもメイデンスジェラシーはツル性でアーチなどに使われ、レインオブゴールドは低木なのですぐに見分けることができますよ。
資料:「A Guide to Common Horticultural Shrubs」P50
「1001 Garden Plants in Singapore」P128
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コメント
いろいろの情報ありがとうございます。少し気になって、調べたのですが、種名のglacilisは、gracilisの間違いではないでしょうか。
投稿: fuso87 | 2006年4月27日 (木) 15時16分
あ、本当だ!指摘していただいてありがとうございます。早速修正します。これからもよろしくお願い致します!
投稿: TOM | 2006年4月27日 (木) 21時14分