ブラックリリーのお仲間のお花
Tacca chantrieri
タシロイモ科 Taccaceae (ユリ亜綱 ユリ目)
原産地:ミャンマー、タイ
Common Name : Bat Flower, Cat's Whiskers、キャッツウィスカース、バットフラワー、ブラックキャット、タッカ・シャントリエリ、クロネコ(黒猫)
国立ラン園(シンガポール植物園内)の出口付近にブラックリリーの仲間が植えてあって、わりとよい頻度でお花を見ることができます。
3月中旬にちょうど咲いているところに出くわすことができました。
ブキティマの森の中で運がよければ出会えるブラックリリーの仲間で、お花の格好はほとんど同じ。森の中では全体の形の奇妙キテレツさに目を奪われてよく見ていなかったので、よーく観察。
真ん中にぶら下がっているボンボンみたいなのが、どうやら本当のお花。
そしてそのボンボンには2種類ありました。
上が受粉前で、下が受粉後の咲き終わったお花。
このあとお花の解剖をすることができました。その様子はこちらにまとめてあります。見てね!
このブラックリリーのお仲間は日本ではブラックキャットという名前で形が面白いお花として流通しているようです。興味があったら調べてみてくださいね。
この子の生まれ故郷はミャンマーやタイでシンガポールよりちょっと北の方が原産地のようです。だから、日本でも育てやすくて導入されてるのかもしれませんね。
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コメント
これって以前、ホテルオークラのイベントで使われて
すごい話題になった「ブラックキャット」ね。
ガイドの仕事をしていたんだけど、一日中名前を聞かれたよ。
温室でないところにある姿って、想像できないけど^^;
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/black-cat.html
投稿: fuming | 2006年4月10日 (月) 08時38分
日本ではブラックキャットって言うの?知らなかったー。こちらでは熱帯雨林の林床の植物です。
投稿: TOM | 2006年4月11日 (火) 12時31分