インスタントラーメンのつぼみ
Combretum constrictum
シンガポール植物園のスワンレイクの周りの整備がちゃくちゃくと進んでいます。その中に植えられたのがこれ。資料が全然見つからないので、これもサイトで調べたけど、正直自信がないです。詳しいことをちゃんと知りたい方は、学名で検索してご自身で調べられる方がいいと思います。ごめん。
花がちゃんと咲くとこんな風です。花びらではなくオシベの花糸が濃いオレンジで人目を惹きます。花序全体の大きさは咲ききったところで直径7cmくらい、長さ7cmくらいってところでしょうか?遠目で見るとブラシの木の花に似ていますが、近くに寄れば全然違うとわかります。1つ1つの花は直径1cmちょっと。花糸の長さは5cm暗いかな?
株の大きさは今の段階で1.5mくらい。おそらくそんなに大きくなるようなものではないと思います。
咲ききった花もまあ、きれいだけど、オシベがつぼみの中に納まっている状態がすっごいかわいい。写真のようにくちゅくちゅっとまるまった状態で入っているの。で、それがまっすぐに伸びて上のような写真になります。このつぼみにオシベが納まっている様子がインスタントラーメンの麺のようなので、今日のタイトルは「インスタントラーメンのつぼみ」となりました。
つぼみと花の写真は上みたいな感じ。後日通りかかったら、下のような実ができていました。最終的にどんな風になるのかはわかりません。
シクンシ科 Combretaceae (バラ亜綱 フトモモ目)
原産地:アフリカ東海岸(モザンビーク、ケニヤ、タンザニアなど)
コンブレツム・コンストリクツムはアフリカの東海岸地域の国のマングローブの後方か、季節によって湿地になるような場所にもともと生育していたようです。果実の分散はおそらく水によって行われるだろうとサイトには書いてありました。だから上の写真の実は私は触っていないのですが、熟した時には軽くて、水に浮くのかもしれません。マングローブの後ろの方でこんな目立つ花が咲いていたら、さぞかし目立つでしょうねぇ。コモンネームも不明です。
同じシクンシ科で公園でよく見かけるドランケンセイラー(酔っ払いの船乗り )というお花があります。こちらもご覧あれ。でもお花は全然似ていないような気がする。どんな共通項があるのかまたじっくり観察してみようと思っています。
「1001 Garden Plants in Singapore」P93
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