コモンプライの種
Alstonia angustiloba
6月の始め頃に「ボタニックガーデンのマレーターミナリアの近くのプライがいっぱい種を飛ばしてるよー」とHataさんから聞いて、早速出かけました。
おお、落ちてる落ちてる!サヤがいっぱい木の下に落ちてました!
サヤの中には木の上で飛ぶことができなかった種がいっぱい!しっかりGETしてきましたヨ。
コモンプライの種はこんなふうな長いサヤの中に、並んで入っています。それでもって、タンポポの種のようなふわふわの毛が両側についていて、風に乗って遠くまで飛ばされます。
サヤでひとしきり興奮した後に、上を見上げました。
今回見に行ったシンガポール植物園のコモンプライは高さが50m近くあって、遠すぎてよく見えません。でも風が吹くたびにフワリフワリと種がサヤから飛び出していく様子がなんとなーくわかりました。
ね、遠いでしょ。
カメラでめいいっぱいアップ!!
ほらほらコレが木にぶら下がっているサヤです。
この後、ブキティマやマクリッチにも行きましたが、あちらでも、どこからかプライの種がフワリフワリと飛んできていましたよ。シーズンなんですね。
コモンプライはシンガポールの街路樹にもよく植えられていて、とってもポピュラーな木のひとつ。葉っぱや樹形のわかる写真を探したけど、あんまりポピュラーすぎて手持ちの中に見つけられなかったです。これはまたそのうちに…。
以前紹介したインドのプライこと「シチヨウジュ」はコモンプライの仲間。細かいところまで見ないと見分けが付き難いくらいよく似ています。お花や葉や葉の付き方もよく似てるからコチラも見てみてね。
キョウチクトウ科 Apocynaceae (キク亜綱 リンドウ目)
原産地:フィリピン、マラヤ、スマトラ、ジャワ、ボルネオ
Common name: Common Plai , コモンプライ
資料:熱帯植物要覧 P404
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