ショウガ科の国際シンポジウム
7月3日から6日までの4日間、ショウガ科の国際シンポジウム(4th International Symposium on the familu Xingiberaceae )がシンガポール植物園の新しいビジターセンターの施設で開かれています。
本来なら参加費がUS100$のところを、植物園のボランティアガイドは参加費がUS40$にディスカウントされると聞いて、ショウガ科のことなんて何にもわからないけれど、新しいビジターセンターの見学もしたいし、申し込んじゃいました。
シンポジウムが開かれたホールはオープンエアーにもできるし、仕切りをつけて冷房付きの部屋にもなるホール。オープニングセレモニーと午前中の講演は、オープンエアー状態で行われ、雰囲気は申し分なかったけど、今日は暑かったです。通常こういう場所にある扇風機が天井についていないのと、スタッフが涼しい外側の席にいたから、中の人間の暑さに気がつかなかったのだろうな。(午後は逆に寒かった…)
でも中からの公園の眺めはこんな感じ。いい感じでしたよー。
新しいビジターセンターはまだ正式なオープンには到っていないですが、ランの研究室や評本室などの引越しはもう終わっているようでした。今まではこういうものは一般の人間には、見られない場所にあったのですが、これからは簡単に見られるようになるようです。ランの研究室はガラス張りになっていて、外から丸見えの状態。
シンポジウムの講演自体は英語なので、英語音痴のTOMにはとんと理解できないのですが、要約文は配られるから(もちろん英語ですけど)だいたい何の話題について話しているのか位はわかります。何より、画像をプロジェクターで出しながら、説明するんだけど、ショウガ科の美しい花が画面にいっぱい出てきて、それを見ているだけでけっこう楽しめました。(馬鹿みたいに写真をいっぱい撮っちゃったよー)
午前と午後にTEAの時間、ランチ、ディナーと食べっぱなしのシンポジウム。(これも料金に込みこみです)日本から来られた専門の先生方ともお話ができて、野次馬TOMにはエキサイティングな1日でした。(まだ続くって…)
そんなわけで、4日間ほどブログが植物ネタと遠く離れることをお許しください。
それにしても。
こんな専門的なシンポジウムをボランティアガイドや学生にも広く門戸を開けて開放する…ところがスゴイなあと思いました。日本の学界ってなんか閉鎖的で、こんな風に飛び込みで入っていけない雰囲気があるんだよね。中にいる人間はゆりかごの中で心地いいかもしれないけど。
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