« 虎のラン | トップページ | ショウガ科の国際シンポジウム »

2006年7月 1日 (土)

セイロンサゴ

Cycas rumphii

Cycas_rumphii21s

 

シンガポール植物園のパームコートのエリアにあるソテツの木。日本の実がオレンジ色になるソテツとも違っていて面白いです。

ソテツ科 Cycadaceae (裸子植物)

原産地: インド、 アンダマン諸島、ニコバル諸島、テナセリム、マレーシア半島~オーストラリア

Common name: Malayan Fern Palm , Paku Laut  , Ceylon Sago, Bread Palm , インドソテツ、ルンフソテツ、マラヤンファーンパーム、 セイロンサゴ

木の下に入って上を見上げると雌花か実(正確には裸子植物なので種)を見ることができます。種の直径は3~4cm

Cycas_rumphii08s

Cycas_rumphii07s

コチラが雌花(?)

Cycas_rumphii19sCycas_rumphii12s

別の場所でこんなのが付いているのも見つけました。もしかして雄花?それとも葉が展開する前のもの?どっちでしょうか?ソテツ科の雄花はマツボックリみたいな形をしているのは知っていますが、このソテツの雄花を見たことがないのでわかりません。知ってる人がいたら教えてね。

Cycas_rumphii15sjpg

葉はこんな形で長さが2.5mくらいにもなります。ヤシと違って羽状の葉全体がのっぺりとした感じです。わかりますか?

Cycas_rumphii15s2

Cycas_rumphii20s

ユリのむかごみたいなのもついています。ポコッって落っこちて、遺伝子が同じ、新しい株が成長します。

「1001 Garden Plants in Singapore」 P237

「熱帯植物要覧」P1

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

|

« 虎のラン | トップページ | ショウガ科の国際シンポジウム »

コメント

はじめまして。
すごいですね。ダイナミックというかなんというか。
オドロキです。(ちょっとショックにちかい・・・)
これがソテツなんですね。

投稿: ryu | 2006年7月 3日 (月) 23時40分

シンガポール植物園にはソテツの仲間のコレクションがいっぱいあって、被子植物に比べると少ないながらも多様さに驚かされます。面白いですよ!

投稿: TOM | 2006年7月 4日 (火) 06時19分

この記事へのコメントは終了しました。

« 虎のラン | トップページ | ショウガ科の国際シンポジウム »