ポンゴール探検-1
何日か前から里帰り旅行に来ていたkazueさんに誘ってもらったので、ポンゴール方面に探検に行ってきました。ポンゴール(Punggol)というのはシンガポールの北東にある地域です。「ポンゴールって何があるの?」というTOMの問いにkazueさんを含む他の3人のメンバーは「さぁ~~~??」との答え(笑)行き当たりばったり探検の始まりです。
とりあえずはMRTでセンカンまで行き、LRTに乗り換えてできるだけ海に近いところまで行こうということになりましたが、「住宅地がまだできていないところのLRTの駅は、構造物はできているけど、オープンはしていないよー!」と駅員さんに教えてもらい結局タクシーを使って海辺まで行きました。
上の写真はLRT。1両しかないかわいいモノレールです。HDBのたくさんある地域に走っています。
ポンゴールの先端、マリーナカントリークラブ(Marina country club)へとりあえずタクシーの運転手さんに行ってもらいました。シンガポールとは思えぬうら寂しい草原の中の道を抜けて…。 これは入り口の様子。南国のリゾート風の建物です。
建物を突っ切って海辺へ出るとこんなマリーナがありました。船がいっぱい。
ふと右手を見るとこんなすごい大きな工場地帯みたいのがあります。え?何?これ。
あとから聞いたら、シンガポールではなくて、ジョホール海峡をはさんで対岸のマレーシアのジョホールでした。すっごく近いです。
マリーナの桟橋からマリーナカントリークラブの建物を振り返ったところです。レストランなどが入っています。でも平日の昼間は営業はしてるみたいだけど、人影もまばら…。
「船に乗って、この周辺の海辺の植物を見ることができないかなぁ~?」いつもチャレンジャーのkazueさんが言い出します。え、でも、どうやって?
ジェットスキーができるお店があったので、チャレンジ。もちろん、kazueさんが…。
「この周りの海をゆっくり走ってもらえないですか?」
受付のオネエサンも、ご飯を食べてた日焼けして真っ黒なおにいちゃんも「???」。
一言「何もないよ。」
「植物をちょっと見たいんですけど、海から…」
「何もないよ。」
「いいです。1時間だけ…」
「何もないよ!」
ということで1時間85ドルの船をチャーターして、いきなり海へ出てしまいましたぁ。
このボートに乗っていきました。本来はジェットスキーのを楽しむためのものだそうですが、ゆっくりゆっくり走ってもらって…。週末はジェットスキーを楽しむお客さんでとっても忙しいんだよ…と例の真っ黒なおにいちゃんが言っていました。シンガポール本島でこんな場所があるなんて全然知らなかったなぁ。
マリーナを出発してプラウ・ポンゴール・チモール(P.Punggol Timor)の周りをゆっくりとまわります。左のような風景。人工的に作られた、ほんの20年くらいしか経っていない島だそうです。
でも島の中の方にはカシュアリーナの30mくらいもありそうな木が茂り、海岸沿いにはシーアーモンドなどの海岸に生える木が既に根を降ろしていました。
プラウ・ポンゴール・チモールをぐるっとまわって行くと、プラウ・ポンゴール・バラット(Barat)との間の細い水路があり、そこに入ってもらいます。 波がより静かなせいか、色々な植物を水際で見ることができました。上の写真はその風景。
この水路は将来は閉鎖されて、シンガポールの貯水池の1つになるそうです。そのための工事をしていました。
左はBaya Weaverという鳥の巣。ボートからたくさん見る事ができました。シンガポールに30年以上住んでいるMさんは、「この巣のことは知っていたけど、見るのははじめて!」と目を輝かせながら、教えてくださいました。
もちろんTOMもはじめて。
カシュアリーナの枝にあちらにもこちらにもいっぱいありました。壮観!
近くをジェットスキーで遊ぶ人ののボートがたびたび通ります。「木を見たいからボート出して…」なんて言う人、あんまりいないかも…。
ボートを運転してくれたおにいちゃんが「ぼくの一番好きな木」と言って紹介してくれたのが、このシーアーモンドの木。
いったん倒れるかして、もう一度起き上がってるって感じの格好をしてます。「すごいでしょ。いいでしょ。この感じ!」とおにいちゃんは一生懸命お話していました。
確かに面白いねぇ。命の力強さを感じるよ。…なんて(笑)。
おにいちゃん…このあたりから少しずつ調子が出てくるんだけど……続きはまた明日!
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