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2006年9月17日 (日)

ジャカランダ

Jacaranda obtusifolia  熱帯植物要覧ではJacaranda acutifolia  , Jacaranda ovalifolia … どれが本当じゃー???

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先日、アフリカンチューリップこと火炎木を紹介したけど、熱帯3大花木の一つのジャカランダを紹介しますね。

キリモドキという日本名がついているとおり、日本のキリの花に似た優しい色の花を初めて見たときは、日本の初夏の頃を思い出してちょっとホームシックになってしまいました。

花はきれいですねー。

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葉っぱもきれいです。2回羽状複葉。2_38

マメ科のフレームオブザフォレストとかの葉もこんな感じなので、てっきりマメ科の木かと思いましたが、ノウゼンカズラ科で、アフリカンチューりップの仲間でした。花を見れば一目瞭然。タネの様子とかは本当によく似ています。

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花が終わると長さが7cmくらいのこんな平べったい実がなります。

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しばらくたつと、実は2つに割れて、それぞれの片が反り返って、中からアフリカンチューリップに似た薄いセロファンをくっつけたようなタネが出てきます。これが風に乗ってヒラヒラと舞っていくんです。

タネがいくつかまだくっついているのを見て取ることができますか?

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ノウゼンカズラ科 Bignomiaceae

原産地:ブラジル原産

Common name: Jacaranda 、Greem-ebony, Fern-Tree, ジャカランダ、キリモドキ

資料:「1001 Garden Plants in Singapore」P390

「熱帯植物要覧」 P460

shumhoさんのブログに満開のジャカランダの写真があります。こちらも遊びに行って見てね。

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コメント

大好きなジャカランダ!!!(ぽちっぽちっ)
綺麗ですねえ。
種は初めて見ました。
私も以前撮影したロスアンジェルスのジャカランダをブログに載せたことがあるんですよ。(7/19ジャカランダ)

投稿: Shumho | 2006年9月17日 (日) 21時32分

追伸です。

今度,花ガーデニング部門になったのですね!

投稿: Shumho | 2006年9月17日 (日) 21時35分

ジャカランタの花って想像した通り綺麗ですね。
アフリカの旅行ガイドブックに
南アフリカにはジャカランタの木が街中にあって
花の季節には街中がうす紫色になると書いてあったのを思い出しました。
この記事を読んでから
いつかは花を見に行きたいと思っている私です。
でも・・・ブラジル原産なんですね。

投稿: ryu | 2006年9月18日 (月) 12時55分

shumhoさん
ロスに住んでいた友人達はジャカランダの話をよくするので、どんなふうなのか知りたいなあと思っていました。ありがとうございました!今度時間のある時に記事から直接リンクできるようにしときますね。とりあえず。
http://ikebana.cgdays.com/?eid=548107

投稿: TOM | 2006年9月18日 (月) 21時58分

ryuさん
そうなんです。ブラジル原産なんですって。どんな風に原産地で咲いているのかものすごく興味があります。でも愛されている木たちは世界を駆け回る~~なーんて。

投稿: TOM | 2006年9月18日 (月) 22時00分

まあ、すみません。

こちらからトラックバックさせていただこうと思って
アドレスを捜したのですが、、、
どこにあるのでしょう?

投稿: Shumho | 2006年9月19日 (火) 12時19分

早速、詳細な写真をありがとうございました。やはり、横須賀で咲いているのとでは当然ながら花の勢いがちがいますね。seedpodの様子もよく分かりました。ノウゼンカズラ科の種子に翼果を発達させたものが多いようですね。他のノウゼンカズラ科のものが見つかりましたら、またアップしてくださいね。また、種子のことばかりで恐縮ですが、Pterygota Alata(Buddha’s coconutブッダナッツ)というのをご存知じでしょうか。シンガポールでも見られると聞きますが、実態はよく分かりません。殻はドライフラワーやアレンジ素材などとして輸入されているようですが、種子の様子は全く分かりません。カエデのような翼をもっているようですが。教えてください。

投稿: todoki | 2006年9月20日 (水) 13時10分

Shumhoさん
ごめんなさい。あまりに迷惑トラックバックが多いので付けられないようにしています。直接飛ぶようにしました。

投稿: TOM | 2006年9月20日 (水) 13時41分

todokiさん
Pterygota Alataですか?「1001 Garden Plants in Singapore」を探してみましたが、載っていませんでした。熱帯植物要覧には属が同じものだけ載っていましたね。アオギリ科なので、翼果ではなさそう…。ドライフラワーの状態がわかると何だかわかるかも。でも今のところ、思い当たるものがありません。

投稿: TOM | 2006年9月20日 (水) 13時49分

todokiさん
すみません。探してみたらPterygota Alataは植物園のパームバレーにあるのに気がつきました。花の写真だけ撮ってありました。今度、木もあらためて見に行ってみます。

投稿: TOM | 2006年9月20日 (水) 15時08分

TOMさま

お手数をおかけしました。
私のブログの写真ははっきり写っていなくてごめんなさい。スキャナーで取り込んだものなのです。

やはり迷惑TBが多いですか?
困ったもんですね。

投稿: Shumho | 2006年9月20日 (水) 21時54分

Shumhoさん
多分、プログラムで自動的につけるタイプのものなんじゃないかなと思うんだけど、便利なものができるとすぐに悪用と言うか、姑息と言うか、困り物です。

投稿: TOM | 2006年9月20日 (水) 22時01分

シンガポールのジャカランダもJ.mimosifoliaかと思っていましたが、私には初見の種類のジャカランダでした。J.mimosifolia(JM)と違っている点を挙げますと、(1)花の形が違う(2)JMも春の一番花は直花で咲くが、二番花以降は新梢が伸びて先端に花穂を作って咲くのに、古い枝からいきなり咲いている。こんな咲き方は初めて(3)蒴が細長く先端に小さな距(?)がある(JMは丸っこく距もない)など。
JMの故郷はアルゼンティン北部からボリビアにかけて広がるyungasの雲霧林で、曲がりなりにも冬があるところの植物ですが、この「種」はもっと北に分布する(アマゾン大森林)J.copaiaあたりではないか、という気がいたします。
Missouri Botanical Gardenには南米の植物に関する膨大なデータがありますので、ここで検索なさったら、種名が判るかもしれません。
因みに、JCの小葉は3cm以上と大きいようです。

投稿: KEN | 2008年8月14日 (木) 15時55分

KENさん
コメントをいただて初めてシンガポールのジャガランダとよくカリフォルニアなどで町を彩っているジャガランダと違う種だったんだということに気が付きました。こちらで紹介している学名はシンガポール植物園の樹名板にあったものなので、こちらでよいのかなと思いますが、ご紹介いただいたサイトなどに行って改めて調べてみたいと思いました。ありがとうございました!

投稿: TOM | 2008年8月17日 (日) 18時31分

パキスタン・イスラマバードに滞在中に、綺麗な紫色のジャカランダに巡り合いすーっかり魅せられてしまいました。
3年前に、新宿の花屋で偶然「観葉植物」がありましたので、鉢植えで育てていますが、葉っぱはパキスタン・イスラマバードで見たのと同じですが、大木になって綺麗な花が咲くとは到底推測できない今日この頃です。
我慢強く5~6年は育てる積りで居ります・
育成のノウハウをお教え頂くと有りがたいです。
宜しくお願い致します。
                   ゴキゲンヨウ

投稿: Black-3 | 2008年10月26日 (日) 18時57分

Black-3さん
はじめまして!熱帯植物は見るほうが好きで、温室も何もないTOMは日本で育てることはないのですが、一般的な園芸知識でアドバイスしますと。
耐寒性は当然のことながら弱いので、寒さには当てないこと。でもお日様は必要なので、可能な限りお日様にも真冬も当てること。根が古くなってしまうと成長が鈍るので、1年に1回は植え替えをして根の更新をすること。肥料は多量にはあげない。水をきらさない。などでしょうか。なんにしてもランと同じで熱帯性のものを日本で育てることは骨が折れますね~。

投稿: TOM | 2008年10月30日 (木) 20時07分

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