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2006年9月25日 (月)

タベブイア

Tabebuia rosea

1_31

2_42 ここのところまたタベブイアちゃんがきれいにあちこちで咲いていますね。シンガポールの街路樹や公園でよく見かける、お花のきれいな木です。

木いっぱいのピンクか白のお花が咲いて、こんな風に遠目で見るとサクラか何かが咲いているように見えます。「あ、きれい!なんていう名前の花だろう?」って思ったことがある人も多いのでは…?

5_17

左の写真のようにトランペット型の花を咲かせるので、トランペットツリーと呼ぶこともあるよう。(でも私達は学名のタベブイアで呼んでいるので、タイトルはこっちにしました)

ピンクのお花もキレイでしょ。

7_8  花の大きさは直径7~8cmってところ。花が咲いているときは下にピンクや白のじゅうたんができます。

  Tabebuia_pallida_4s

葉っぱはこんなん。5枚の葉が掌みたいに集まって1枚の葉っぱになります。

左の写真では分かり難いので、下に同じタベブイア属の葉っぱの写真を載せました。

3_26

下の方の小葉は先が丸っぽくて、今日の御題の子はとんがっていて、葉が何となく波打っている感じになっています。

上の写真との違いがわかるかな?

4_18

花が終わるとこんな棒みたいな実がぶら下がります。

これが熟すと下の写真のようになって、1つ1つのタネが風で飛ばされていくの。いっぱい飛んでいるときはまるで雪でも降っているようです。

6_11 ノウゼンカズラ科のタネはセロファンみたいなのが付いて、風でヒラヒラと舞っていくものが多いです。前に紹介したアフリカンチューリップジャカランダのタネとも比べてみてくださいね。

ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae

原産地:熱帯アメリカ 

Common name: Trumpet Tree, Pink Poui, トランペットツリー、 タベブイア、キダチベニノウゼン

資料:「シンガポールの街路樹」シンガポール日本人会「自然友の会」P18

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コメント

タベブイアもすばらしいですね。seedpodは一見テイカカズラのよう見えますが、種子はジャカランダや火炎木とノウゼンカズラ科に共通した翼果ですね。風に乗って舞う光景もきれいでしょうね。種子は2~3㎝位でしょうか。シンガポールにはノーゼンカズラ科がたくさんあるようですね。

投稿: todoki | 2006年9月26日 (火) 16時10分

todokiさん
タネは翼部分も含め、長い方向で3cmくらいです。ノウゼンカズラ科…そうですね、多いわけではないけれど、花がきれいだったり、種が面白かったりで、紹介したものの中におおかったかも。

投稿: TOM | 2006年9月29日 (金) 15時36分

 お久しぶりです。いつも楽しみに見させてもらっています。

 タベブイアの仲間は、日本の沖縄でも、よく街路樹に使われるみたいですね。Tabebuia roseaもあると聞きました。
 T. roseaには、「モモイロノウゼン」などという和名もあるようです。

 タベブイアの仲間は、熱帯性の植物なのに、意外に低温にも耐えます。日本の内地でも、まれに植えられていることがあります。
 私は、静岡県内の屋外に植えられたタベブイアを見ました。たぶん、Tabebuia chrysanthaだと思います。
 温暖な静岡県でも、タベブイアにはさぞかし寒いでしょう。でも、綺麗な黄色の花を咲かせていました。

 シンガポールなら、のびのびとタベブイアの花が咲くのでしょうね。一度観に行きたいです。

投稿: 松沢 千鶴 | 2006年10月 1日 (日) 17時56分

松沢さん
静岡でタベブイアですか?びっくりです。私は静岡出身だけど、今、静岡に帰ったら、寒くて死にそうに感じると思います。植物の順応性って本当にすごいですね。耳寄りなお話を聞かせてくださってありがとうございました!

投稿: TOM | 2006年10月 2日 (月) 18時22分

初めまして。私もタベブイアの花が大好きです!!英語の園芸書によると、園芸用に使われる樹高が高くならない代表的な品種は以下の通りです。
(1)タベブイア・インペティギノーサ、略称でタベブイア・イペ(Tabebuia impetiginosa, Tabebuia ipe)。白から薄ピンク、又は濃いピンクの花で中心部が黄色。葉より花が先に咲くので見た目が豪華!!薬用茶として使われているタベブイア・アヴェラネダエ(Tabebuia avellanedae)は別名。
(2)タベブイア・クリソトリチャ(Tabebuia chrysotricha、別名でタベブイア・プルチェリマTabebuia pulcherrima)。黄色の花で葉より花が先に咲くので、タベブイア・イペと並んで庭木、街路樹として人気があります。
(3)タベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)。ピンク・テコマ(Pink Tecoma)とも呼ばれています。
(4)タベブイア・ロセオ・アルバ(Tabebuia roseo-alba)。白い花で中心部がうっすらとピンク。
(5)タベブイア・アプリコット(Tabebuia apricot )。とっても珍しい品種で、最高に綺麗!!ピンクと黄色が交ざった色です。画像は http://davesgarden.com/guides/pf/showimage/38503/ でどうぞ。

タベブイアの花は日本の沖縄でも見られますが、どういう訳か、本来はピンクの品種名を指すタベブイア・インペティギノーサ、略称タベブイア・イペが、イペーという名前で黄色の花を含めた総称で呼ばれ、呼称に混乱があるようです。タベブイアの和名は沢山あって混乱があるので、学名<属名>のタベブイアで統一されるといいですね。

投稿: まるこ | 2008年3月12日 (水) 09時22分

まるこさん
タベブイアの詳しい説明をありがとうございました!日本では黄色のタベブイアが暖地で栽培されているのを帰ってきてから知りました。イペーというのが混乱して付いている名前だというのもコメントを拝見して初めて知りました。いろいろな名前で呼ばれると会話の中で同じ植物と認識できないことが多々あります。確かに何らかの形で統一されるといいなあって思いました。

投稿: TOM | 2008年4月11日 (金) 11時42分

初めまして。

私もタベブイアの花に興味があるので色々と調べてみました。
まるこさんがおっしゃるようにタベブイアの呼称には混乱があるようです。

(1)タベブイア・アヴェラネダエ(Tabebuia avellanedae)とは、タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa 又は Tabebuia ipe)のうちでも濃いピンクの花を咲かせるタイプです。以前は独立した品種と考えられていたようですが、現在はタベブイア・アヴェラネダエはタベブイア・インペティギノーサの別名として捉えられています。タベブイア・アプリコットもタベブイア・インペティギノーサのうちで花色がピンクと黄色の混じったタイプのものと思われます。タベブイア・インペティギノーサ(略称:タベブイア・イペ)の英名は、Purple or Pink Trumpet Tree です。
(2)タベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)にはピンク・テコマ(英名:Pink Tecoma、又は Pink Trumpet Tree)、タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea)などの別名があるようです。
(3)タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)は英名でGolden Trumpet Treeと呼ばれ、別名としてタベブイア・プリケリマ(
Tabebuia pulcherrima)との呼称も使われているようです。
(注意):黄色い花を咲かせるタベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)とタベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha)はインターネットや英語のガーデンブックで調べても、別品種なのか単なる別名なのかはっきりしませんでした。
(4)タベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii)はタベブイア・クリソトゥリカに比べ樹高が高く、英名では Gold Tree と呼ばれているようです。この他にペリマヴェラ(Primavera)という別名もあるようです。

投稿: 信司 | 2008年7月 7日 (月) 19時36分

タベブイア(Tabebuia)の名称の混乱は、タベブイアが分布する中米~南米の国々で独自の呼び名があり、英名に関してもイギリス英語とアメリカ英語では呼称が少し違うことに起因するようです。 私はアメリカのSunset Western Garden Book を基に名称を調べてみました。この本によると園芸用に用いられる代表的な品種として
(1)Tabebuia impetiginosa(Tabebuia ipe)英名:Purple又はPink Tabebuia (注)樹高が7.5m~15mになる。ピンクの花の代表品種。
(2)Tabebuia chrysotricha 英名:Golden Trumpet Tree (注)樹高が7.5m~15mになる。黄色い花の代表品種。
(3)Tabebuia heterophylla 英名:Pink Tecoma , Pink Trumpet Tree (注)樹高が12mになる。薄ピンクの花。
(4)Tabebuia donnell-smithii 英名:Gald Tree , Primavera (注)樹高が23m~30.5mになる。黄色の花。

を大見出しで紹介しています。

投稿: 信司 | 2008年7月 8日 (火) 05時44分

*訂正のお知らせ*

(4)Tabebuia donnell-smithii の英名は Gold Tree , Primavera が正しいです。

投稿: 信司 | 2008年7月 8日 (火) 05時57分

*訂正のお知らせ(その2)*

(1)Tabebuia impetiginosa(Tabebuia ipe)の英名は Purple又はPink Trumpet Tree が正しいです。<Tabebuia heterophylla の英名も Pink Trumpet Tree なので注意が必要です。こちらはPink Tecoma の呼称を使った方がいいかもしれませんね。>

学名に対する英名の間違いを重ねてすみません。

投稿: 信司 | 2008年7月 8日 (火) 08時10分

信司さん
始めまして!コメントありがとうございます!
みなさんすごいですね。うーーん、これは一度ちゃんと1つの記事にしなきゃならないのかなあって思いました。せっかくの情報、みんなで共有しないともったいないですもんね。これからもご指導お願いします!

投稿: TOM | 2008年7月 9日 (水) 18時17分

初めまして。黄色い花を咲かせるタベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)とタベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha)は、どうも別の品種のようです。オーストラリアのジェームス・クック大学のHPにその違いについて書いてありました。
http://cms.jcu.edu.au/discovernature/plantcairns/JCUEV_006216 を参照。
共に黄色い花のタベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)とタベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha)の見分け方は、タベブイア・クリサンタの花には花冠の喉元に、いくつかの赤い線(ライン)が入っているそうです。(大発見!!)そして果実にも短い放射状の分岐した毛があるのでタベブイア・クリソトゥリカの花と区別がつくそうです。

またジェームス・クック大学のHPでは、Tabebuia chrysantha を Golden Trumpet Tree そして Tabebuia chrysotricha を Yellow Trumpet Tree と表記して区別していました。アメリカなどのほとんどの国のサイトではタベブイア・クリサンタもタベブイア・クリソトゥリカも Golden Trumpet Tree と表記しているので混乱してしまいます。

この他にもタベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)とタネブイア・ロセア(Tabebuia rosea)がどちらも英名でPink Tecoma, Pink Trumpet Tree と表記されていますが、どうも別の品種のもののように思われます。どちらも葉と一緒のピンクの花が咲くようですが、タベブイア・フェテロフィラの花は一般的に薄いピンクであるのに対して、タベブイア・ロセアの花は濃いピンク~薄めのピンクのバリエーションがあるみたいです。 この他にタベブイア・インペティギノサ、略称名タベブイア・イペも PurpleとかPink Trumpet Tree と表記されているのでこんがらがってしまいます。

タベブイアの原産地の中米~南米の国々でそれぞれの呼称がある上に、英名もアメリカやイギリス、オーストラリア、中南米の英語を公用語にする国々で違った表記をしているのでタベブイアの品種名にはそうとうの混乱があるようです。何かのお役に立てれば嬉しいです。まずはお知らせまで。

投稿: ushi | 2008年7月10日 (木) 23時35分

ushiさん
すごいなあ。みなさん。タベブイアでこんなに皆さんにコメントしていただけるなんて思ってもいませんでした。タベブイアってけっこう注目されている植物なんですねぇ。びっくり。ますます頭の整理をしないといけなくなってきた感じ。日本でも地方ごとに名前が色々あったり、商品名がごっちゃになっていたりで同じ植物でも色々名前があるということもあるので、こういうことって難しいですよね。学名でさえも古いものと新しいものがあったり(どっちを採用するか素人にはよくわからん)、科名もDNA鑑定でどんどん新しくなってるし、難しいなあ…。

投稿: TOM | 2008年7月11日 (金) 09時17分

初めまして。タベブイアの品種名について色々と面白いことが書かれてありますね。私はタベブイア・ロセア(Tabebuia rosea)とタベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)、タベブイア・ペンタフィラ(Tabebuia pentaphylla)の三つの名前は同意語(synonyms)のような気がするのですが、皆さんはどのように思われますか? その理由としてこれらのタベブイアの英語名がどれも、ピンク・トランペット・ツリー(Pink trumpet tree)、ローズィー・トランペット・ツリー(Rosy trumpet tree)、ピンク・テコマ(Pink tecoma)、ホワイト・シィーダー(White cedar)などと同じような名前だからです。もし時間がありましたらローマ字の学名で画像検索して、皆さんの感想を聞かせていただけますか? 皆さんも私と同じように思うなら私も心強いです。宜しくお願いします。

それとタベブイア・クリソトリカ(Tabebuia chrysotricha) とタベブイア・クリサンタ( Tabebuia chrysantha) の写真を見比べてみましたが、どちらの花も花冠の喉元にあたるところにいくつかの赤いラインが入っていて、私には両者の花の見分けがつきませんでした。そしてどちらの英名もゴールデン・トランペット・ツリー(Golden trumpet tree) というのが混乱に拍車をかけますね。どなたかこの違いについて分かりやすく説明をしていただけないでしょうか?

投稿: キアーナ | 2008年7月26日 (土) 19時15分

キアーナさん
あまりに遅いレスで読んでいただけるか…。ごめんなさい!!
だんだん皆さんのご指摘の内容が高度になってきて頭の整理ができていなくて…。もう少し勉強しなおしてまとめてみたいなと思っています。

投稿: TOM | 2008年8月13日 (水) 22時34分

初めまして。
シンガポールのTabebuia、初見でした。
4年余りアルゼンティンにいました。その時ラパーチョ・ロサードの存在を初めて知り、世にもこんな美しい花木があったのかと、自分の無知に恥入った次第でした。
ブエノス郊外では深々とした霜が降りますが、そんな中にラパーチョ・ロサードの人為植栽がありました(現在はT.heptaphyllaとT.impetiginosaになっていますが、かつては亜国にはT.ipeとT.avellanedaeの2つが分布するとされていました。勿論分布域は違います)。昔風に言えば、T.ipeがそれです。
この耐寒性のラパーチョ・ロサードが世界各地に移出されていたら、ジャカランダ(J.mimosifolia;アルゼンティンからボリビアにかけてのyungasが故郷)と同様な高い評価を受けていたのでしょうが、多分ブラジルあたりのものの移出が、試みられたのではないでしょうか。それが世界での流布を妨げ、評価を受けなかった原因だったのではないか、というのが私見です。
日本に帰国して樹体はまだしも、ラパーチョ・ロサード全般の花蕾の、耐寒性の無さには驚きました。その意味ではT.ipeの中で蕾の耐寒性抜群のものを選抜すれば解決は付くのでしょうが、ただこの「種」には幼形期が大変長いという欠点があります。
この付近の解決が出来れば、太平洋ベルト地帯にラパーチョ・ロサードが入り込むのは、さほど困難ではないと思います。
このロサードに比べ、アマリージョ(多分T.chysotricha)の耐寒性はまだマシです。それで現在九州から本州へと植栽を伸ばしていっているようです。静岡がご出身だとのコトですが、橋本梧郎先生が静岡ご出身で、その関係でブラジルからT.chysotrichaが静岡に入っているはずです。お調べになると面白いと思います。そして出来れば蕾の耐寒性抜群で、開花特性これまた抜群のモノを選んでいただけたら、植栽域が爆発的に拡がるのではないでしょうか。 

投稿: lapacho427 | 2008年8月16日 (土) 12時08分

lapachoさん
今は日本へ帰国されているのですね。南米は行ったことがなく、植物の様子も全然わからないのですが、シンガポールに導入されているものには花が綺麗ということで南米産が多いです。プルメリアなども今はアジア全体に出回っていますが、元は新大陸産ですもんね。鳥を送粉者に利用する南米の植物達の華麗さをシンガポールにいながら感じていました。
私は浜松出身なので浜松のフラワーパークなどたまに行きますが、冬の寒さに加えて夏の暑さもイペーなどにはなかなか曲者のようです。気候の違う場所に植物を導入することがいかに大変なことか、植物とお付き合いしていると感じます。lapachoさんのご指摘、とても興味深く読みました。栽培の経験値がアップして、日本でもこれらが導入される日がくるといいですね。

投稿: TOM | 2008年8月17日 (日) 19時09分

ピンクの花が咲く(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)、(2)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン)、(3)タベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)の葉の見分け方について。
’Flowers of India’(http://www.flowersofindia.net) より

(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa):同意語=タベブイア・アベラネダエ(Tabebuia avellanedae)、タベブイア・パルメリ(Tabebuia palmeri)
5枚の葉が掌状に付いている。葉の周縁部に軽いノコギリの歯のようなギザギザ<serrateという>がある。
(2)タベブイア・ロセア(tabebuia rosea、モモイロノウゼン)
5枚の葉が掌状に付いていて、真ん中の葉がその他の葉よりも大きい。葉の周縁部にギザギザがなく<entireという>滑らか。
(3)タベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla):同意語=タベブイア・ペンタフィラ(Tabebuia pentaphylla)、タベブイア・パリダ(Tabebuia pallida)、タベブイア・リパリア(Tabebuia riparia)
葉は3枚、又は5枚の掌状で1セットになっているのが特徴。葉の周縁部にギザギザがなく<entireという>滑らか。種小名のheterophylla とは、異なるタイプの小葉(複葉の一葉片)を持っているという意味。

(注1):沖縄で植栽されているピンクのタベブイア(Tabebuia)の表記が、ピンクのタベブイア=タベブイア・ロセア(モモイロノウゼン)となっていることが多いのですが、葉の様子を見て確認することが大切だと思います。同じことが黄花のタベブイアについても言えます。タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)だけが黄花のタベブイアではありません。
(注2):タイ国の桜として日本人に知られているチョンプー・パンティップはタベブイア(Tabebuia)のことです。 但しチョンプーとは’ピンク’のことで、パンティップとは’この花木を南米からタイに伝えた王族のパンティップ・ボリパット氏の名前’のことなので、’ピンクのパンティップ’という意味になります。実際のタベブイアは濃いピンク~薄いピンクの花の他に、黄色い花、白い花があり、とても花色が豊富です。

投稿: Laguna | 2009年3月15日 (日) 00時28分

〔注3):黄色とピンクの混ざったタベブイア・アプリコットの学名は Tabebuia x chrysotricha cv. 'Apricot' です。 cv.と表記されているので、タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)の園芸種と思われます。

投稿: Laguna | 2009年3月15日 (日) 00時49分

ピンクのタベブイアの種名:
(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)(2)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン)(3)タベブイア・ヘテロフィラ(Tabebuia heterophylla)(3)タベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphylla、比較的耐寒性がある)その他。

黄花のタベブイアの種名:
(1)タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)(2)タベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha、キバナノウゼン)(3)タベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii)(4)タベブイア・アウレア(Tabebuia aurea)その他。

投稿: Laguna | 2009年3月31日 (火) 20時17分

タベブイア・アウレアについて。
タベブイア・アウレア(学名:Tabebuia aurea、ギンヨウノウゼン、同意語 synonyms:Tabebuia argentea、Tabebuia caraiba、英名:Silver Trumpet Tree、Paraguayan Trumpet Tree)は、南米のパラグアイ、アルゼンチン北部、ブラジル・バンタナール地方原産の小高木。

タベブイア・アウレア(Tabebuia aurea)の葉は、5~7枚の葉が掌状に出ています。 葉は細長く(6~18cm)で、夾竹桃の葉のような形をしています。 若葉は銀白色がかった緑です。

投稿: コリエンテス | 2009年11月23日 (月) 19時06分

ブラジルの国花、イペ・アマレーロについて。
イペ・アマレーロ(Ipe amarelo)とは、’黄色い(花の咲く)タベブイア’という意味で、ある特定の種小名を指しているいる訳ではありません。

Ipe amarelo と呼ばれる黄花のタベブイア(Tabebuia)の種小名は、

(1) Tabebuia umbellata, ipe-amarelo-do-brejo
(2) Tabebuia chrysotricha, ipe-amarelo-cascudo
(3) Tabebuia ochracea, ipe-do-cerrado ou ipe-amarelo
(4) Tabebuia aurea, ipe-amarelo-do-cerrado
(5) Tabebuia serratifolia, ipe-amarelo-da-mata
(6) Tabebuia vellosoi, ipe-amarelo-de-casca-lisa

などです。

投稿: コリエンテス | 2009年11月23日 (月) 19時33分

コリエンテスさん
コメントありがとうございます。やはりタベブイアは注目度が高いですね。もはや皆さんの知識レベルに追い付いていけなくなっているTOMです。皆さんが寄せてくださったコメントをまとめて、わかりやすいページを作りたいと思っています。最近ちょっと暇になったので、なんとか近いうちにやりたいなあ。
デッキ材に使われているイペもタベブイアですよね。どのタベブイアなのかなあというのも気になりつつ、日本で使われるときにはイペという一言で終わってしまっているのも気になっています。このあたりも調べていきたいなあと。なかなかタベブイアの世界は奥が深いです~(●^o^●)

投稿: TOM | 2009年11月24日 (火) 10時14分

久しぶりにTOMさんの「タベブイア」を訪れましたら、コリエンテスさんのコメントがありました。コリエンテスさんはアルゼンティンのコリエンテス州にお住まいなのでしょうか。そのT.aureaに関する的確な記述で、最初サルタ、次いでフォルモーサでこの植物に出会った時のことを思い出しました。
私が強烈な印象を受けましたのは、厚い樹皮もさることながら、まだ小さな実生なのに、まるでそぐわぬ実に巨大な肥大根を持っているという事実でした。「成るほど、これは乾燥地の植物なのだ」と、心底から納得しました。
ところでパラグァイ河とパラナ河の流域に沿っては、T.heptaphylla(昔の学名はT.ipe、俗称ラパーチョ・ネグロ)の故郷ですよね。首都ブエノス一帯に人為植栽されたラパーチョには、T.impetiginosaもありましたが、殆どはこのT.heptaphyllaだったと理解しています。それは耐寒性(特に花蕾の)が優れているが故に、たおやかな春の開花が可能になっていたからでした。深々と霜の降りる郊外(勿論限界はありますが)にも、この植物は定着していましたから。
ただこの「種」の最大の欠点は、開花期に達するのに酷く手間取る(幼形期が非常に長い)ということです。その期間の出来るだけ短いものを何とか創り出したい、と頑張っているところなのですが、コリエンテス周辺は、いわゆる原生中枢だけに、このような逸材が見付かる可能性は高いと思います。探し出しては下さいませんか。世界中のもっと広い範囲に、この類稀な花を流布出来ると思いますので。

投稿: lapacho427 | 2009年12月20日 (日) 11時30分

タベブイアは分類や名称についての混乱が甚だしいのではっきりとは分かりませんが、上記の事をまとめて分布域を追加してみました。

ピンクのタベブイア
(1)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン):中米(メキシコも含む)~南米北部の低山に分布。中米のエルサルバドルの国花。葉の周縁部が滑らか。
(2)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa):メキシコからアルゼンチン北部にかけての広大な範囲に分布。南米のパラグアイの国樹。葉の周縁部にノコギリの歯ようなギザギザがある。
(3)タベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphrlla):パラグアイ~アルゼンチン北東部にかけて分布。ブラジル南東部にも分布している可能性あり。比較的耐寒性がある種。タベブイア・インペティギノーサに比べて、小ぶりで葉が小さく枝ぶりが密。成長が遅い。

黄花のタベブイア
(1)タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン):南米のコロンビアからブラジル辺りに分布。ブラジルの国花。
(2)タベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha、キバナノウゼン):中米~南米北部に分布。ベネズエラの国樹。
(3)タベブイア・アウレア(Tabebuia aurea、ギンヨウノウゼン):アルゼンチン北部、パラグアイ、ブラジル・パンタナール地方に分布。葉は他のタベブイアに比べて細長く、白みがかった緑。
(4)タベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii、英名:Gold Tree、スペイン語名:Primavera):メキシコ~中米(別の資料では南米北西部も含む)に分布。

投稿: あら、ま | 2010年2月15日 (月) 02時04分

すごいコメントの嵐ですね! インドにもあります! 今バンガロールで開花中です。

投稿: ウリ | 2010年3月18日 (木) 22時47分

トムさん、またこのページを見る季節がやってきました。
ピンクの濃いPink Trumpet Tree (Tabebuia impetiginosa)と思われる花が咲き出しましたよ。 ここバンガロールではこっちが先にさきはじめます。
話を蒸し返すようですが、私の観察が正しければこちらの枝振りはジャカランダにも似てちょっと横に広がるような感じかも。3月に咲いてくるタベブイアの方は花の色が薄いピンクで、枝振りというか木の形がやや縦長になるような。。。葉っぱを確認しないといけませんね!インドのボタ本てにはいりましたよ!いつおわたしできることやらですが。
今年どこかでお会いするのをたのしみにしています♪

投稿: ウリ | 2011年1月 9日 (日) 03時22分

日本ではあまり目にすることのない、タベブイア・アウレア(Tabebuia aurea)やタベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii)等の写真や説明の載った、ハワイ大学のキャンパス・プラントというHPを見つけました。花の同定をする時の参考にしてくださいね。

Unversity of Hawaii Canpus Plants, UH Botany-Campus Plants-page24

http://www.botany.hawaii.edu/Faculty/Carr/page24.htm

投稿: 由紀 | 2011年1月15日 (土) 00時37分

寒さに強い黄花のタベブイア

”ブラジルの沿海部(リオデジャネイロ州~サンタカタリーナ州)に分布するタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata) は、耐寒性に優れていて華氏20度台(摂氏マイナス6.7度~摂氏マイナス1.0度)でも枯れずに生き残る”そうです。

"Tabebuia umbellata has survived temperatures in low 20s, making it one of the most cold-hardy of the Tabebuias."

('Flowering Trees of Florida' by Mark Stebbins より)

こんな寒さに強いタベブイアが日本に導入されたら、東日本の広い地域でも、もっとタベブイアの花が見られるようになるでしょね。

投稿: Lilian | 2011年1月15日 (土) 01時18分

タベブイア・オクラチェアとタベブイア・クリソトゥリカについて

Wikipedia の英語版を調べてみると、黄花のタベブイア・オクラチェア(Tabebuia ochracea) とタベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)は、とてもよく似ていて密接な関係にあり、しばしば混同されることがあるそうです。

タベブイア・オクラチェア(Tabebuia ochracea)は、中米南部からコロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、トリニダード、エクアドル、ペルー、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに分布しています。(A.H. Gentry, 1992)

タベブイア・クリソトゥリカ(Tabebuia chrysotricha)の分布については、はっきりとは分からないのですが、南米のコロンビアからブラジルの辺り。

日本で見られるタベブイアは、ほとんどがタベブイア・クリソトゥリカですが、タベブイア・オクラチェアもタベブイア・クリソトゥリカも、主に熱帯地方に分布している種のようです。

私は冬の寒さが厳しい日本の気候を考えた時、ブラジル南東部の Serra do Mar Mountain Range の30m~400mの Submontane Tropical Forest に分布する、耐寒性に優れたタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)が、サンパウロ州やパラナ州、サンタカタリーナ州に移住した日系人によって、日本に送られた可能性のほうが高いのではないかと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

投稿: 教えてください | 2011年1月17日 (月) 15時25分

南米のパラナ川とパラグアイ川の流域(パラグアイ、アルゼンチン北東部)とブラジル南部に分布し、耐寒性に優れたピンクのタベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphylla)とタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)の花の見分け方は、花のガクの表面を覆う産毛のような白っぽい毛の多少が決め手だそうです!

タベブイア・ヘプタフィラの花のガクや種の入った莢(さや)の表面には白っぽい毛が密生しているのに対して、タベブイア・インペティギノーサの花のガクや莢の表面には白っぽい毛がわずかしか見られないそうです。

花を見分ける時の参考にしてくださいね。

投稿: 信也 | 2011年3月 4日 (金) 23時25分

タイの桜、タイ名 チョンプー パンティップ、名前の由来はタイ王族のパンラップ・ポリパット氏が南米から持ち帰り栽培したことに由来するそうですが、パンラップがパンティップに変化したのでしょうか。
また、タイにはチョンプー パンティップよりももっと桜に似た花があり、タイ名をラーチャプットといいます。このラーチャプットという花についてご存知の方はいらっしゃいませんか。

投稿: Num | 2011年3月13日 (日) 14時54分

Numさん

初めまして。
タイで見られる桜の花に似たラーチャプットとは、学名でカッシア(Cassia)とかセンナ(Senna)と呼ばれる 胡蝶センナ<別名:ピンクシャワー、ジャワセンナ>(学名:Cassia javanica、英名:Pink shower tree、Apple blossom、注記:インドネシア、マレーシアが原産)のことではないでしょうか。

学名の Cassia javanica で検索して画像を確認してみてください。
Numさんのお尋ねしている花木は、たぶん胡蝶センナのことだと思います。

投稿: Laguna | 2011年7月27日 (水) 18時28分

lagunaさん みなさま
タベブイア関連のコメントありがとうございます~。フォローも。なんだか皆さんの知識がすごすぎてコメントのお返しが滞ってしまうTOMです。
熱帯植物の他の植物についてはこんなにも話題が広がっていくことが無いので、タベブイアと言うのはそれだけ魅力的な木ということなんでしょう。別にちゃんと情報交換ができるところを作りたいなあと思いつつ、そのままで…すみません

投稿: TOM | 2011年7月28日 (木) 11時14分

Num さん

タイで見られる桜に似た花木はカッシア(Cassia)のことだと思います。

ピンクのカッシアについてよく調べてみました。
(1)ピンク&ホワイト・シャワー<別名:ジャワ・カッシア、胡蝶カッシア>:(学名:Cassia javanica、英名:Pink & White Shower Tree、Apple Blossom Shower、Apple Blossom Cassia、原産地:インドネシア・マレーシア)
(2)ピンク・シャワー<別名:ウィシング・カッシア>:(学名:Cassia bakeriana、英名:Pink Shower Tree、Wishing Tree「タイ語から英語に翻訳するとこの名前になります」、Wishing Shower Tree、Wishing Cassia)、原産地:タイ、ミャンマー)
(3)コーラル・シャワー<別名:コーラル・カッシア>:(学名:Cassia grandis、同意語として:Cassia brasiliana、英名:Coral Shower Tree、Coral Cassia、原産地:中米~南米北部<ブラジルも含む>)の熱帯アメリカ)

(1)と(2)は花の色もピンクがかった白で、桜に似ていてすごく綺麗です。
写真を見ると(1)の方が少しサーモンピンクがかった色をしているみたいです。
原産地からすると(2)の可能性の方が高いかも知れませんね。

それと注意すべきことは(1)~(3)のカッシアは、どれも英語でピンク・シャワーとも呼ばれていることです。混同しないように注意してください。

それとセンナ(Senna)は、以前はカッシア(Cassia)に含まれていたようですが、再分類の結果この二つ花木は別個のものになったので、胡蝶センナやジャワセンナという名称は誤解を招く恐れがあると思います。

まずはお知らせまで。

投稿: Laguna | 2011年8月 4日 (木) 23時00分

ブラジル南東部の Serra Do Mar 山脈の低山に自生する寒さに強い黄花のタベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)の特徴は、他のタベブイアに比べて花が遅咲きで、種子の入ったサヤが長く(40cm ぐらいのものもある)サヤの表面が無毛のようです。

投稿: Yoshi | 2011年12月21日 (水) 18時38分

ピンクの花のタベブイア・インペティギノーサとタベブイア・ロセアについての考察

(1)タベブイア・インペティギノーサ Tabebuia impetiginosa(同意語:タベブイア・アヴェラネダエ Tabebuia avellanedae、タベブイア・パルメリ Tabebuia palmeri)
分布:メキシコ北部~アルゼンチン北部。亜熱帯~熱帯アメリカ。
特徴:亜熱帯地方にも分布するので、どちらかというと花が咲く前に落葉する。熱帯地方や乾季がない地域では常緑。
葉は5枚の葉が1セットで掌状になっている。葉の周縁部に鋸歯(ギザギザ)がある。植物用語:serrated edges。
花は濃いピンク~薄いピンク、白(あまり多くない)など多彩。花付きのいいものは、花が房状になって咲くので見栄えがする。 花の喉元が黄色で変化の富んだ色彩。

(2)タベブイア・ロセア Tabebuia rosea (同意語:タベブイア・ペンタフィラ Tabebuia pentaphylla、タベブイア・ヘテロフィラ Tabebuia heterophylla)
分布:メキシコ南部~南米北部。熱帯アメリカ。
特徴:熱帯地方に分布するので、どちらかというと花が咲く前に落葉しないことが多い。乾季のある地域では落葉する。
葉は3枚又は5枚の葉が掌状になっている。両端にある葉は真ん中の葉に比べて小さめ。葉の周縁部が滑らか。植物用語:entire。
花は淡いピンクで、皺が多い。喉元が白っぽくて淡い黄色。

100%確実な情報ではありませんが、花を見た時の目安にしてください。
英語のサイトやその他の国のサイトを参考にしましたが、原典の中南米諸国の資料がいい加減というか混乱しているので確実な情報を見つけるのが大変だということが分かりました。

投稿: Tropicano | 2011年12月24日 (土) 00時27分

白い花が咲くタベブイアについて

タベブイア・ロセオ-アルバ(Tabebuia roseo-alba)は、白い花を咲かせることで知られています。
分布はブラジルの Cerrado として知られている熱帯サバンナ地域(主としてミナス・ジェライス州、ゴイアス州)、パンタナール地域(ブラジルのマット・グロッソ州、マットグロッソ・ド・スル州、ボリビア東部、パラグアイ北部)とその周辺部、アルゼンチン北部のコリエンテス州にあるイベラ湿地(Ibera wetland) とパラグアイをも含むその周辺部です。

(注記):白花は本来はある種(有色花における)の劣勢突然変異の結果生じます。

このようにして見た場合、ピンクのタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)やタベブイア・ロセア(Tabebuia rosea)、黄花のタベブイア・クリソトリカ(Tabebuia chrysotricha)、タベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata)などの有色花に劣勢突然変異の白花が現われてもおかしくありません。
この場合は花が咲く、時期に違いはないと思います。

しかしこのタベブイア・ロセオ-アルバ(Tabebuia roseo-alba)の花は、最初に花を咲かせるピンクのタベブイアから少し遅れて開花し、最後に花を咲かせる黄花のタベブイアとも開花の時期にズレがあるようです。

ブログなどを注意深く見てみると、タベブイア・ロセオ-アルバが分布していない中米などでも稀に白花のタベブイアが見られます。

(私の疑問):この南米に分布する白花のタベブイア・ロセオ-アルバ(Tabebuia roseo-alba) は、独立した品種なのでしょうか? それとも単なる劣勢突然変異の結果生じた白花なのでしょうか?

どなたか知っている方がいたら教えていただけないでしょうか?

投稿: お尋ねします | 2013年7月29日 (月) 17時27分

タベブイア・アルバ について

タベブイア・アルバ(Tabebuia alba)は、アルバ(白という意味)というにもかかわらず、黄色い花をポンポン状に咲かせるために豪華な感じがする。
樹形も美しく、耐寒性もかなりあると思われる。
Tabebuia albaは、アルゼンチン北西部からパラグアイ東部にかけての80m~1,600m の低山地帯で多く見られる。
分布範囲としては、南緯11度10分(バイア州)~南緯31度(リオ・グランデ・ド・スール州)辺りまでとされている。

投稿: クリチバ(Curitiba) | 2014年1月 4日 (土) 18時51分

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