« ランタンフェスティバル | トップページ | カエル君 »

2006年10月 2日 (月)

ヘアリークリデミア

Clidemia hirta

2_47

シンガポールのどこででもよく見かける草。

自然保護区の中でも見かけるんだけど、じつは帰化植物で、旺盛な繁殖力でどこにでも進出している子なんだそうです。

葉っぱだけでなくて、全部が毛だらけ。なので、雑草の中では一番早く覚えられる子の一つ。

1_35 4_21

お花は白くて直径1.5cmくらい。下向きかげんで咲きます。

ノボタン科の仲間ってオシベが何か特徴的で可愛いんだよね。

7_10

5_21

花びらやオシベが落ちるとガクのカップの中で子房が大きく育っていきます。このカップも毛だらけ!どうしてこんなに毛だらけなんだろうねぇ。理由が知りたいよぉ!

6_148_8

最終的には1cmくらいの大きさの実になります。緑色だったのが黒くなって鳥ちゃんに食べてもらってタネが運ばれていきます。

3_30 この黒い実、ちょっとほの甘くて美味しいんだよ。ちょっとかじってパチッ!小さいタネが見えるでしょ。

ノボタン科 Melastomataceae

原産地: 熱帯アメリカ 

Common name: Koster's Curse、Hairy Clidemia ,ヘアリークリデミア、アメリカクサノボタン

ノボタン科の仲間も見てあげて!

資料:「Illustrated Guide to Tropical Plants」P569

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

|

« ランタンフェスティバル | トップページ | カエル君 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。