どんぐりころころ2
Lithocarpus sp.
昨日アップした「どんぐりころころ」ですが、リトカルプスというようです。コーナー先生の「Wayside Trees of Malaya」 P334にはどんぐりの絵がいっぱい載っていて楽しいです。でもこの子がどれかTOMにはよくわからん。わかる人がいたら教えて下さい。ペコリ。
わからないけれど、写真は撮って来たのでアップです。誰かが教えてくれることを祈ろう…。
コーナー先生によれば、リトカルプス属はヨーロッパ、アジア、ニューギニア、北アメリカ、赤道近くの南アメリカと世界に広がり、約400種あり、マラヤでは40種類以上が低地と山の森に生息しているとありました。
書くのを忘れていました。
ブナ科 Fagaceae
です。
まずはお花を紹介。こんなのが落ちていました。蕾みたいなのと、雄花みたいのの花序です。
蕾のようなのは三つの蕾がくっついているように見えました。それが花序にらせん状に並んで付いています。
よくよく見てみると、先が割れているように見えるものもありました。この中から何が出てくるのでしょう?オシベ?メシベ?
英文の拾い読みなので、間違っている可能性が大きいのですが、雄花と雌花は別々の花序に付いて、でも同じ枝に付くのだそう。(あるいは雌花の花序の先に雄花が付くこともあるとか。)この花序は雌花、雄花…どちらの花序なんでしょうか?
そして上の写真の下に写っているのは明らかに雄花の花序。アップで撮ってみました。
無意味なほどに拡大してます(笑)。雌花に対して雄花の花序はすごく数が多いんだって。でもって雄花はヤナギの花のような強い甘い香りを出して小さなハチなどを惹きつけるそうです。でも蜜はないんだって。おいおい。惹きつけておいて、何もないの?
雌花は香りを出さないそうです。
かんじんのドングリちゃんです。横に線が入った帽子がかわいいねぇー。
ドングリの大きさは見つけたものの中で大きなものでも3cm強ってところでしょうか。
帽子の中にしっかり入っていたのが、ドングリが大きくなるにしたがって飛び出してきます。
実際は1.5cmくらいのものを可愛さのあまり、拡大しています。笑ってくれて良いです。TOMのかわいい…のツボにはまってるんですぅ。
葉っぱはこんなんでした。追加の情報をお待ちしてます!
コーナー先生の本は面白いんだけど、英語が苦手はTOMには読みきれませんでした。Keikoさん、訳してパリから送って頂戴ね!ワハハ…
資料:「Wayside Trees of Malaya」Corner P331~343
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コメント
初めましての質問ですみませんが、教えて下さい。
実は、大阪市内博労町の花材屋さんで入手したリトカルプスが、このp334の一番下左側の縁が波打ってる殻斗だったのですよ。今となっては少し曖昧ですが、たしか「フィリピン産」とか注記してあったような??
よく読めない学名は果たして何とかいてあるのでしょうか?その右上のも気にはなるのですが、、、
上から2段目までは、ほぼわかったつもりです。
投稿: sacco | 2008年10月16日 (木) 00時03分
saccoさん
今週忙しくて、返事が書けなくてごめんなさい。本を引っ張り出すのがちょっと面倒だったの。
左下は L.urceolaris で、その上は L.falconeri です。どうでしょう?
投稿: TOM | 2008年10月19日 (日) 10時57分
TOMさん、おいそがしい中ありがとうございました。
実はぴったり検索できなくて困っていたところです。助かりました。
当方の情報はやや不正確でした。入手した花材屋さんは
南久宝寺町1-7-16 milkywayさん。中国産でした。今日確認してきました。フィリピン産だったのはピンオークに似た方でした。後のは品切れになってましたが、、、
投稿: sacco | 2008年10月20日 (月) 00時03分