黄色の小さな蝶
Eurema sari sodalis
黄色の小さなチョウはシンガポールを歩いているといつも出会うんだけど、なかなか写真は撮れません。次から次へとせわしなく蜜を吸いに動いていて、全然ピントを合わせられないのよ…。
先日植物園のレインフォレストエリアを歩いていたらたまたま撮れた子がいたのでご紹介。2cmくらいのとっても小さな子でした。
資料をめくってみたら、
Chocolate Grass Yellow チョコレートグラスイエロー
って書いてありました。とっても似たのにCommon Grass Yellow コモングラスイエローという子がいるんだけど、羽の先っちょに見える茶色のシミみたいなのがこちらの子はないんだって。
そうなんだー。1種類かと思っていたけど、色々いたんだねー。
資料:「A Guide to Common Butterflies Of Singapore 」P77
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コメント
はじめまして。シンガポール在住の者です。
私もこのなんとも食欲そそられる(?)かわいい名前のキチョウの一種を、Mt Faber で良く見かけて、先日、偶然に幼虫を見つけて成虫まで育ててみました。あっと言う間に成長して一週間もたたないうちにチョウチョになりました!シンガポールでは自然保護公園でよくちらちらと飛んでいる姿を見ますが、調べてみると、それ以外の国ではけっこう珍しい蝶のようです。
シンガポールはあいも変わらず暑く蒸します。でも今はやっと雨期に入って、気温はちょっとすごしやすくなりました。
できれば、もうちょっと早く、このサイトの存在を知っていればと思いますが、これからも楽しみに拝読させていただきます。
投稿: Blair Rd | 2009年12月 5日 (土) 15時56分
Blair Rdさん
はじめまして!最近はまったくコメントができていないお休みブログですが見てくださってありがとうございます!そうですか。このチョウチョの幼虫を育てたのですね。どんな幼虫か見てみたいです。食草はなんなのかしら?また色々教えてくださいね。
投稿: TOM | 2009年12月 6日 (日) 06時51分
幼虫と食草の写真をとってみました。蛹が特に、びっくりするほど、自然の中にとけ込んでいて、あたかもバラの刺のようです。写真を送ること、できますでしょうか??
住んでいる地域は街中ちかくなのですが、試しにAristolochiaという植物の種を手に入れて、玄関のあたりで育てていたら、ベニモンアゲハとヘレナキシタアゲハの幼虫を発見!こんな街中で、どうやってキシタアゲハの母蝶がこの植物を発見したのか?とびっくりでしたが、それはそれは巨大に育って、甲虫類の幼虫みたいで、ひきました。終令幼虫になって、いつの間にか蛹になるために消えてしまってとても悲しかった(笑)ですが、願わくば、この空の下のどこかで悠々と飛翔していることを願っています。シンガポールのように、手つかずの自然があまり残っていなくて、固有種も風前の灯火の現状でも、自然は強かに生き残りを図っていく強さも同時にもっているのですね。
投稿: Blair Rd | 2009年12月 8日 (火) 09時36分
Blair Rdさん
お写真受け取りました。感動です~。
自然というのは私たちに都合よくはできていないので植物にしても昆虫にしても、知りたい!見たい!と思うものに出会うの至難の業です。だからこそ情報のやり取りをして、みんなで共有し合えるのはいいですね!ありがとうございました!
投稿: TOM | 2009年12月10日 (木) 03時32分