サキシマスオウの実
Heritiera littoralis
先日紹介したサキシマスオウ。下に見える黒い実を割ってみようとしましたが、何をやっても割ることができませんでした。悔しいので、家に帰ってキリで穴を開け、無理やりこじ開けました。
出てきたのはこんな感じ。
面白いと思ったのは、殻の部分がすっごく分厚くなっていること。下の写真にある緑色の若い実を割ったものはこの部分が薄っぺらで空洞でした。
熟す間にこんなふうに分厚くなるんだということがわかって、面白いと思いました。
殻の分厚い部分は左の写真のようにコルクのように繊維質のもの。軽いです。水に落ちた時には軽くて浮いて何処かへ流れ着き、泥の部分では素早く腐ってタネの寝床に変身するんでしょうねぇ。
ちょっと面白かったのでご報告です。
ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
千成実芭蕉と、サキシマスオウのアップありがとうございます。
ウルトラマンの茶色の実、割ってみると、緑の時とは全然ちがうんですね。植物の生き残り作戦、おそるべし。
植物も動物も調べると本当に面白いですねー。
投稿: ando | 2007年2月 2日 (金) 13時14分