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2007年1月18日 (木)

千のバナナの木

「Sun Yat Sen」 …なんだかわかりますか?人の名前です。

答えは 「孫中山」 こと 「孫文」。中学の歴史で習った、辛亥革命を起こして成功させた人です。

孫文記念館がシンガポールにもあるということで、誘ってもらいました。

孫文が少しの間滞在していた家が2001年に改修されて庭と共にオープンしていて、彼の一生を資料と共に学べるようになっています。孫文については、私はほとんど知識が無かったので、すごく面白く見学することができました。

で。前庭。

こんなんあります。

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ん。何かある。なんじゃこれ。バナナだよね。

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上から下までずーーーーっとバナナ。バナナ。バナナ。え、雄花はどこに行っちゃったの????

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記憶の糸を辿って資料を探しました。

あったー。「Tropical Plants of Malaysia & Singapore」子供用に作られている絵本みたいな小さな本。

バナナの中には美味しくもないし、タネがいっぱいで食べるには適さないものもあるが、園芸的な興味からは面白いものがいっぱいある。長い長い花序にくっついた、このバナナはインドネシアやマレーシアでは「the 1000 banana plant」と呼ばれている。花序はとても長いので、地面にまで達してしまっていることがよくある」

なんてことが書いてありました。学名とかは分かりません。知ってる人がいたら教えてね。

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バナナの世界は奥が深い!!!

普通のバナナの咲き方に付いてはこちらを是非見てね。

資料:「Tropical Plants of Malaysia & Singapore」P12

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コメント

千の風ならぬ千のバナナ、熱帯は不思議なとこだねえー。

投稿: 熱帯樹 | 2007年1月23日 (火) 15時16分

 このバナナの標準和名は、センナリバナナです。そのものずばりですね。
 学名は、Musa chiliocarpaです。和名や学名でぐぐると、画像がいくつも見られますよ。

 バナナの仲間は、ものすごく種類が多いですね。
 残念ながら、温帯に住む身では、多様なバナナに会う機会はほとんどありません。TOMさんのブログなどが頼りです。いつもありがとうございます。

投稿: 松沢 千鶴 | 2007年1月26日 (金) 15時44分

熱帯樹さん
いつも暖かく見守ってくださってありがとうございます。千の風…引っ掛けるつもりはなかったけど、タイムリーでしたね。ふふふ。

投稿: TOM | 2007年1月29日 (月) 23時22分

松沢さん
センナリバナナというネーミングに笑ってしまいました。英名も面白いけど、和名も面白いですね。植物に名前をつけるとき、どこの言語でも「言いえてなんか笑える…」ような名前が付けられるのは、人間が元来ユーモアをもった種族だからなのかな。
なにはともあれ、教えてくださって本当にありがとうございました。

投稿: TOM | 2007年1月29日 (月) 23時26分

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