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2007年1月28日 (日)

サキシマスオウ

Heritiera littoralis

「フォートカニングパークのサキシマスオウが花盛りだよー」と聞いて見に行ってきました。

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外側がグレーぽくて、内側が濃いピンク色。釣鐘みたいなお花の先っちょは4つまたは5つに分かれています。

1つのお花のサイズは6mmくらい。小さいです。お花は全体に毛が生えています。

大きさは違うけど内側が濃いピンクと言うか、赤というか…おまけにヘアりーなところは、前に同じアオギリ科で紹介したブッダナッツのお花に似ているなと思いました。興味がある方はご覧あれ。花びらはなくて、花びらのように見えるところはガクなんだそうです。

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資料によると単性花。

落ちていたお花を剥いてみました。これは雌花ですね。雄花は探しそこねました。

花序はこんな感じ。

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今回はお花も実もいっぱい。外からは分かり難いですが、木の下に入るとよくわかりました。

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実はこんなんがいっぱい成っていました。

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実はウルトラマンの顔とよく言われます。どう?

緑色で落ちていた実を割ってみました。こんな白いのがコロンと1つ出てきました。

黒くなった実を割ってみようとしましたが、硬くて硬くて。TOMの全体重をかけて乗っても割れずじまい。残念。中がどうなっているのか見たかったのに…。

サキシマスオウで検索をしていたら、こんなサイトがありました。面白いです。

タネから育てるサキシマスオウ

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フォートカニングパークの木はこんな形。そんなに太くは無いです。パークモールから階段でフォートカニングパーク側に上ってきて、外周道路沿いに3本まとまってあります。

本来はマングローブの後背に生える木で、スンガイ・ブローにもありますが、スンガイ・ブローのは今ひとつきれいでない木で、何回教えてもらっていても忘れかえっていましたが、フォートのきれいなカワイイ花のおかげでばっちり記憶できました。

サキシマスオウと言えば、西表島のものが有名で、板根がとても立派なイメージがありますが、フォートのはこんなん。

よく写真で見るようなスゴイ板根になるのはいったいいつのことになるのでしょう?

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幹肌の感じ。葉っぱは下のような感じ。葉っぱはこの木の場合は長さが15cmくらいかな。大きさはまちまちなんだそうです。

「熱帯植物要覧」によると、

木材は暗褐色で、古い革のような臭いがする。シリカが多く、強靭。木目が美しく、耐久性、抗蟻性が大きい。重構造用、橋梁、造船、帆柱、枕木、舗道木、竜骨、器具柄、木槌、土台。樹皮のタンニンは染料に使う。

とありました。

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アオギリ科 Sterculiaceae

原産地: インド洋岸、南太平洋岸

Common nname: Dungun(マレーシア) , Looking Glass Tree(英)、サキシマスオウノキ

資料:「熱帯植物要覧」P304

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