« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月28日 (水)

グヌン・ブリンチャンの峠の植物-2

峠の植物の続きです。

名前も学名もわかりません。でもほっておくと、写真がうずもれてわからなくなってしまうので、とりあえずアップしておいて、おいおいゆっくり調べていこうと思っています。あ、でも、「知ってるぞー」って方はどうぞどうぞ遠慮なく教えてやって下さい。ペコリ。

森の外側にかかっていたツル植物。まるでブドウかなんかの葉っぱみたい。お花が咲いてるぞー!!!

16_7    

17_5

う、なんか、めっちゃカワイイ。お花の大きさは1.5cmくらいかな。小さいんだけどかわいい。

例によってお花のアップです。

5枚の花びらに5枚のガク。

19_3

120

なんかオシベとメシベがかわいいなーと思って無意味なほどのアップをしてしまいました。

これってメシベだよね。後ろでもじゃもじゃしているのはオシベ???

メシベのもじゃもじゃも面白ーい!!

21_3

実はこんな感じでした。お花とさほどかわらない大きさ。

中はどうなっているんだろう?

手に取って見てみることはできませんでした。残念。

18_4

葉っぱはこんな感じです。

シンガポールでは見たことがないと思うんだけど、どう思う???

キャメロンハイランドの記事を通して読みたい人はカテゴリー「キャメロンハイランド」へ飛んでくださーい。通して見ると新たな発見があるかも!

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (1)

2007年2月27日 (火)

グヌン・ブリンチャンの峠の植物-1

グヌン・ブリンチャンの峠で見たのは虫だけではありません。もちろん植物たちにも出会いました。峠の様子は虫の回を見てくださいね。

車をとめた行き止まりの施設の右側に細い道がありました。とりあえずこれを進んでみました。

13_13

14_8

ここが頂上であることを示す石があります。

上の写真に写っているフェンスに無数の蛾たちがいて面白かったのです。もし、森の中だったら、彼らの擬態にまんまと騙されて見つけられなかっただろうと思うのですが…。

15_6

フェンスに沿ってぐるりと回っていくと、こんな看板がありました。たくさんあるジャングルトレイルの1つを示す看板です。

お天気が悪いこともあって、この先まで進むのはやめることにしました。

1_138

このフェンス沿いに咲いていたお花たちを何回かに分けて紹介します。

日本でも球根植物で売ってそうだね。見覚えがあると思ったんだけど、引越し荷物の中に資料をしまいこんでしまったので、確認できず。

1つのお花は4~5cmってところかな。

2_126

オレンジ色がとーっても美しかったです。4_80

森の奥の上の方に何かが咲いていました。なんだろう?はっきりとわかりませんが、ホヤ?それともアカネの仲間? どう思いますか? ツル植物であることは確かな感じがします。

3_99 

峠で出会った植物たち、まだまだ続きます。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (3)

2007年2月26日 (月)

キャメロンハイランドの植物たち

キャメロンハイランドではシンガポールであまり見かけない植物もたくさん見る事ができました。名前も何もわからないけど、紹介していきますね。それぞれに魅力的な子たちでした。

6_63

4_79

1_137

最初に行ったボーティーファクトリーの庭に咲いていたのがこのピンクのお花が愛らしい子。

2_125    

花の直径は1.5cmくらい。中側が赤くなっていて、メシベとオシベが見えます。

3_98

しばらくするとメシベを残して花びらは散るようです。

花びらがわに残ったオシベがかわいらしいでしょ。

5_81

これは実だと思います。

この木は最初に見た「BOH TEA FACTRY」意外に、グヌン・ブリンチャンの峠でも見ました。

峠の霧の中、このお花が咲いているととってもきれいでしたよ。

最初は熱帯雲霧林の中の植物かなと思いましたが、中では気がつかなくて、森の周辺部では何箇所かで見られたので、明るく開けた場所の方が好きなように見えました。

ではまた!

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

学名の読み方

この間、「学名の読み方がわからなーい!」と騒いでいたら、コメントやメールで皆様からご助言をいただきました。ありがとうございました!

メールでmidoriさんがこんなサイトがあるよ…と教えてくれたので、自分だけで読んでいるのはもったいないなと思い、皆さんにも提供。

1.簡単なラテン語の読み方http://www.geocities.jp/kummerowia/weblatino.html

2.植物の学名について  http://www.aromakankyo.or.jp/aeaj/faq/plantname.html

「そっかー」と思ったけど、頭にちっとも浸透してこないぞ…。さび付いた頭に涙…ですぅ。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月24日 (土)

キャメロンハイランドの虫たち

キャメロンハイランドの観光スポットの中に、バタフライファームバタフライガーデンがあります。2つ並んで立っていてなんか変な感じでしたが、そのうち1つのバタフライファームに入ってみました。

チョウの部屋というか網で囲まれたお花をたくさん植えた中に、沢山のチョウがいるところは、正直不気味な感じでした。なぜか、あちらの人たちは見て満足…ではなくて、すぐに手にとろうとするので、多くのチョウが羽から何からボロボロ。心が痛いよー。

その中で一番多かったのがこの子。マレーシアの国蝶、ラジャ・ブルックというらしいです。(日本のガイドブックから)

25_2

27_2

  24_2

あとはツリーニンフなんかもいました。(写真はここでは撮ってない)

小さめのチョウや目立たない子たちは被害にあまりあっていないようで、まあ、けっこうきれいだったかな。

26_2

色々いて面白かったです。

でも翌朝、グヌン・ブリンチャンで見た子たちがあんまり凄かったので、吹っ飛んでしまった感じ。

29_1

この子なんかも擬態だよね。枯葉みたい。

30_1

この子は面白かった。羽の真ん中にある模様がバナナの葉っぱの模様とそっくり。一瞬、羽に穴が開いてるかと思ったけど、模様だったの。これも擬態だよねー。面白い!

28_2

チョウのスペースを出るとバラが植えてあったり、きれいな花のゾーンがあったんだけど、その後にトカゲとかチョウ以外の虫たちが入れてあるエリアがあって、そこが面白かったです。

32_2

昆虫のエリアにはおじさんがヒマそうに座っていて、TOMたちがキャーキャー言っていたら、次から次へと虫や爬虫類を出して触らせてもらえて面白かったー。

      33_1 34_1

カマキリの仲間も擬態してます。面白いね。

36_1

この子はカマキリ。きれい!名前は忘れてしまいました。

35_1

この子はバッタの仲間かな。

37

この子はMan Face Beetle、「人面虫だよー」とおじさんが出してくれました。笑えます。いい顔しています。

38

大きなカブトムシ。この子はなんて言うの?Akkey、教えてーーー!

「ここの子達はキャメロンハイランドの者なの?」とおじさんに聞いたら、「みんなキャメロンの森の中にいる子たち!」と自慢げに言っていました。TOMたちが山の上で垣間見たチョウやガの仲間意外にも、出会えなかったけど、沢山の生き物がこの山にいるのですね。

キャメロンは長期滞在者が多いことでも有名ですけど、TOMもゆっくり時間をかけてこのエリアを散策してみたいなーと思いました。

それにしても。

すっごい面白い動植物がいるのに、町の土産物屋に行っても、ホテルの売店に行っても、キャメロンの自然についてガイドしてある本は皆無。日本だったら少しはあるよね。こんなにすごいのに何にもない

注目されていないのか??

不思議です。エコツアーとかが世界的に注目されている今、観光資源としては本当にすごいと思うんだけど。そういう観点がないのかなぁ??? TOMが単にオタクなだけ??

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (8)

2007年2月23日 (金)

マウントプレザントロードのお散歩

1_132

マクリッチリザーブのちょっと南にマウントプレザントロード(Mount Plesant Road)って道があります。明るく開けた道が多いシンガポールの中で、ちょっと狭くて、木が鬱蒼と茂り、両側にブラック&ホワイトのコロニアルスタイルのノスタルジックな家が並ぶ、いい感じの道。

今まで車では何回も通っていて、シンガポールっぽくなくて、まるで山の中の別荘地みたいな道だなあと思っていました。

自然友の会のアラマ探検隊のメンバーでこの道を歩いてみました。道幅が狭いし、舗道もないところもあるので気をつけつつ…。

2_121   

数字は番地です。

マウントプレザントロードはシンガポールのヘリテージロードに指定されているので、こんな看板が立っています。

ヘリテージロードっていうのは、守りたい景色を持った道…って感じかな。

景観や樹木など開発でなくなってしまう前に、ヘリテージとして指定して守っていこうという動きがシンガポールでは最近盛んです。

下のはブラック&ホワイトのコロニアルスタイルの家。最近は、住むだけではなくて、レストランとかに改装して使う動きも盛ん。根強い人気があるスタイルなのでしょうね。

3_97

4_78

この道路の中ほどに大きな絞め殺しの木があります。

小さくしてしまっているのでわかりにくい写真になってしまいました。左下に人がいます。全体像を想像してみてください。

5_80

全体の大きさを想像していただいたところで、ちょっとサイズの大きな写真です。堂々たる物ですね。

6_62

今日、歩きながら「この木何の木?」と聞かれた木。曖昧だったので、ここでお知らせします。

1_134   まずはこの子。

Claoxylon indicum

自然友の会名:オムツノキ(笑)

お花が咲いていましたね。ずっと前にアップしています。こちらを見てみてね。

2_122

花も実も写真が揃っているので、そのうちあらためてアップする予定です。

「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」P552

1_135

次はこんな葉っぱで、葉っぱの付け根に2~3mmくらいの小さな小さな白い花が咲いていた子。

トレマ(Trema)かな…と思って調べましたが、葉っぱが違う感じ。トレマでなければトウダイグサ科…という話をmachidaさんに聞いたような気がしたので、トウダイグサ科を調べたら、このお花のイラストがコーナー先生の本に載っていました。

2_123

Bridelia tomentosa

だと思いますがどうでしょう?

「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」P529

「Wayside Trees of Malaya」Corner P280

1_136

最後に小さな実がいっぱい付いていた高木。実の形からシジジウムの仲間かなと思って、1001を探してみました。

Syzygium polyanthum に似ているような気がしますが、どうでしょうか?

2_124

「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」P727

わかる方、教えてー!!

キャメロンハイランドの続きはまた明日書きます!

明日はシンガポールのお正月名物のチンゲイパレード。TOMんちの子どもも日本人会のパレードに参加します。今日は前夜祭なんだって。今から見に行ってこようかなって思ってますけど、元気残ってるのか、私???

では。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (2)

2007年2月22日 (木)

グヌン・ブリンチャンの虫たち

23_2昨日の記事のコメントにKeikoさんが、「キャメロンハイランドの記事を息子と共に楽しみにしてるよー!」と書いてくれたので、息子さんのAkkeyのために記事を変更!今日は虫編です。

キャメロンハイランドにはマレーシアで2番目に高い山、グヌン・ブリンチャン(Gunung Brinchang 約2000m)があります。

色々調べていたら、この山の峠までは車で行けそうです。「山道みたいだけど、観光ツアー用バンは行ってるようだし、行ってみよう!」ということで、グヌン・ブリンチャンの峠まで車で行ってみました。ところどころ狭いことろはあるけれど、すれ違う車両を避けるスペースはきちんと用意されているので、よほどヘタでなければ大丈夫な山道でした。時間もそんなにかかりません。

山の登り口は茶畑。そして上の方は熱帯雲霧林。面白い道です。

峠近くにはこんな塔もありましたよ。晴れていれば見晴らしが良いんだろうなあ。

16_6

さて。峠に行ったら、少しだけど車を停められるスペースがありました。朝、9時半くらいだったかなと思います。観光ツアーの車が既にいて、お客さんたちは上の写真のような塔に登っていました。TOMたちも登ってみようかなと思いましたが、あいにくの霧模様。何にも見えないのはわかっていたので、やめて、周囲をちょっと観察していました。

あれ?蛾?

虫のことは全然わかりません。ナンバーをつけておきますので、もしわかるものがあった方は、ナンバーでお知らせいただけると嬉しいです。5_79

NO.1  シダの葉っぱにぴたっとくっついています。模様がなんか痛んだお花の花びらの色みたい…。

NO.2  白いこんなのもいました。横からと、後ろから。

6_61

7_45

8_44

NO.3  草むらの中にもこんなのが。朝で、おまけに霧が出ているので、濡れた感じになっています。

なんかね。気が付いたら、チョウなんだか、蛾なんだかわからないんだけど、そんなのがいっぱい!!!ゴミ?シミ?葉っぱの枯れたの??って思ってたのが、みーーーーんな虫!!!びっくりです。同じ種類っていうなら理解もできる。でも見つけるの、見つけるの、みんな違う種類。それも、歩いて半径5mくらいの範囲でいっぱい。スゴイ!!!

熱帯雨林は動植物の宝庫ってのは聞いてたよ。

熱帯雲霧林はランなどの種類が一番豊富な場所ってのは聞いてたよ。

でもね。

熱帯雲霧林にこんなにも虫がいっぱいいるって知らなかった。それもチョウとかガの類だけでこんなに。想像もしてなかった。いっぱい…量でなく、種類がいっぱい。スゴイ、スゴイすごい!!!!子どももTOMも狂喜乱舞。笑いが止りません。わははは!

9_32

NO.4  面白い形。なんに化けてるんだろう?

 

10_28

NO.5 これは枯葉がフェンスにひっかかってるみたい。かなり見やすいよう、理解しやすいように画像処理してあります。

11_20

NO.6  これなんか、ササの葉みたいに見えませんか?

112

NO.7 背中の模様が人の顔みたい。笑えます。これを見つけたときはもう大爆笑!!

17_3

NO.8  枯葉のようです。

14_7

NO.9 黒と白ってのは光のかげんでは目立たないのかな?こういう白黒パターンが多いです。

      13_12

NO.10  白黒パターン

 19_2

NO.11 こいつも白黒パターン。

20_2

NO.12  そしてこいつも。

21_2

NO.14 この子はボロボロ系。木の枝にとまっていたら、きっと見つけられないだろうなーー。それにしても自然の妙って言うのか、面白いねー!

18_3

NO.15 最後に、コレは葉っぱかな?って感じの子達です。唇じゃないよ。葉っぱに見えませんか?

15_5

NO.16 これも葉っぱかな?

22_2最後は蛾。

うーーーん。不思議な模様じゃー。

以上、グヌン・ブリンチャンの峠で見つけた虫たちでした。少しでも、あのときの感動を共有できたら嬉しいな。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (14)

2007年2月21日 (水)

キャメロンハイランド旅行

2月17日(土)~20日(火)のチャイニーズニューイヤー4連休を使って、キャメロンハイランドへ行ってきました。

クアラルンプールまでもバスでけっこうかかるから、キャメロンハイランドはとーっても遠いって思っていましたが、utumiさんに聞いたら「大丈夫よー。1日で帰ってこられるわよー!」って明るく爽やかにおっしゃったので、気持ちがぐっと楽になり、宿だけ手配。車は自家用で出かけました。

結果…。我が家の車での旅行では一番の遠出だったかも…。チャイニーズニューイヤーは日本の年末年始、ゴールデンウィークに匹敵するものであることを計算に入れておらず、大渋滞にはまり、行きと帰りは大変な旅となりました。TOMはこちらの免許を取ってないので、運転は夫が一人で担当。往路14時間半、復路10時間半(休憩含む)。お疲れ様でした。ダンナサマ…。ペコリ。

日本の方にはキャメロンハイランドって名前はあんまりなじみが無いかも。マレーシアにある高原です。色々見所があって面白かったーーー!実質2日半しかいなかったけど、充実していました。車で行ったので自分達の行きたいところに行きたい時間に行けたので、時間が有効に使えたのが本当によかった。往復の苦労はこれで報われました。

でもって、何があるかと言うと、熱帯雲霧林

1_131

イングリッシュ風ガーデンのあるコテージ風ホテル。 2_120

3_96

イチゴ畑や高原野菜の畑とマーケット。こんな巨大なイチゴのモニュメントも…。

そして お茶畑。BOH TEAという紅茶のブランドはここのブランドなのだそうです。

4_77

今日はもう疲れきってまとめるどころではありません。

予告だけ。また後でまとめます。

おやすみなさい。(まだ昼間だ!)

(子どもは真夜中の2時過ぎに就寝し、朝にはちゃんと学校へ。バレンタインでーの友チョコならぬ、友お菓子を大量にもらってただいまご帰宅です。ご苦労さん!)

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (2)

2007年2月18日 (日)

ブッダナッツ

Pterygota Alata

ブッダナッツのお花が落ちていました。以前UPしてたんだけど、お花の謎が解明されてなかったので、今回はよく見てきました。

グーグルで検索してヒットした「パキスタンのフロラ」ってなサイトに書いてあったことは…

雄花、両性花の両方がある。

雄花の葯の頭「は1-2mmの大きさでまとまっていて4-6mmの長さの柱の先にくっついている。

両性花のオシベの葯は無柄で子房の曲線に沿って4-5個の房になってくっついている。

??…よくわからないでしょ。

では写真と並べてみましょう!

雄花、両性花の両方がある。

4_76

6_60

雄花の葯の頭「は1-2mmの大きさでまとまっていて4-6mmの長さの柱の先にくっついている。

5_78

両性花のオシベの葯は無柄で子房の曲線に沿って4-5個の房になってくっついている。

説明だけでは全くわからなかった形。実物を見れば一目瞭然でした。

それにしても面白いねぇ。この形。

花びらに見えるところはガクらしくて4枚~7枚。不定。分厚くて数ミリはありそう。中はこんな風に赤っぽい紫色をしてるけど外側は茶色で毛が生えています。

1_130

資料には「花序は小さくて、お花が数個付くって書いてありました。」木の上のほうでどんな風に咲いているんでしょ?この写真と説明から想像がつきますか?

気になっていたお花を発見できて、調べることが出来て、ハッピー!なTOMなのでした。

実や木の全体像、葉っぱなどは以前UPしたページを見てみてね!

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月17日 (土)

マラッカへの旅

ずっと行きたかったマレーシアの古都、マラッカ。シンガポールからわずか3時間くらいの距離なのに、全然機会に恵まれなくて5年間、行けないでいました。

でもこのまま本帰国は悔しい!!! 子どもがチェンマイに修学旅行に出かけるので、同じ学年の一人っ子のお母さんをそそのかし、ついでに周りも巻き込んで、マラッカ日帰り旅行を決行しました。1月30日。

すっごく楽しかったぁ。

ブログにアップしようかと思ったけど、まゆりさんが詳しく既に載せてくださったので、「人のふんどしで…」よろしく、紹介してサボります。

行き当たりばったりマラッカ日帰りの旅-1

行き当たりばったりマラッカ日帰りの旅-2

行き当たりばったりマラッカ日帰りの旅-3

行き当たりばったりマラッカ日帰りの旅-4

行き当たりばったりマラッカの旅 最終回

堪能してね!

個人的には最後に食べたグラマラカのかかったカキ氷が忘れられません。またいつか、今度はマラッカ鉄道を使って行って見たいなあと思っています。

ついでにブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ! ありがとう!

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月16日 (金)

ハリンハラ

Aphanamixis polystachya

マクリッチリザーパーパークの西の丘の上にシンガポールの抗日戦における英雄、リンボーセンのお墓があります。その後ろ側にあるのがこの子。東南アジアに広く分布する中高木、ハリンハラちゃんです。名前がなんかかわいいよね。ヒンズーの呼びかただそう。

葉っぱは奇数羽状複葉で、小葉が15cmくらいもあります。

1_129

ちょうどこんな丸い実がいっぱいなっていました。1個3.5cmくらいってところか。

2_119

実は熟すと3つに割れるようです。こんなのが木の下に落ちていました。

8_43

それぞれに赤い衣を纏った黒いタネが入っています。この間紹介したディソキロンと同じような感じだねぇ。このオレンジがかった赤い衣はするっとタネからはずれます。

このオレンジ色で鳥を呼び寄せて食べてもらってタネをどこかに糞として落としてもらうって作戦かな?

黄色の小さな花が咲いていました。大きさは1個あたり、1cmはないなぁ。小さいです。資料には「混性異株、雄花円錐花序 葉とほぼ同長。雌花は葉身の半分、柱頭3稜」とありました。

3_95

4_72

花はちゃんと開きません。先っちょがちょっと開いているくらい。

まるで空中に浮いている壺のように、小さな虫には見えるかもしれませんね。

5_76

硬い花びらを広げて中を覗いてみました。けっこうなかはキチキチで狭そうです。

オシベが見えます。混性異株とあったけど、コレは雄花?雌花?それとも両性花? すみません。言葉の意味がよくわかっていません。

6_58

センダン科 Meliaceae

原産地: インド、 インドシナ 、台湾、マレシア(シンガポール含む) 、太平洋 

Common name: Harin Hala (ヒンズー),Pasak Lingga , ハリンハラ

   

大きさを比べたくて並べてみました。下に並んでいる小さな黄色のが花びらです。

9_31

資料: 「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」P513

     「熱帯植物要覧」P249

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月15日 (木)

ボタニックガーデンニュース2006.2.14

昨日、2月14日にシンガポール植物園を歩いてきて見つけたもの。今のうちだよー。見に行っておいで!

まずは、ヒスイカズラ。

Strongylodon macrobotrys

ジェードバインとも言うね。国立ラン園のタンフーンシアン ミストハウスから階段を2段上がって右側のアーチのところにいっぱいヒスイカズラが今咲いています。こんなに一度にいっぱい咲いているのは本当に珍しいです。新しいつぼみも出てきていました。花が咲いてしまうと数日の命です。いっぱいどころか、咲いていないことが多いんです。お見逃し無く。

ヒスイカズラの過去の記事はこちらです。 友人のまゆりさんのシンガポールスケッチダイアリーの記事もどうぞ

1_126

シンフォニーレイクのコーナーハウス側を歩いていたらこんな翼の付いたタネがいっぱい落ちていました。指の太さと比べてみてください。小さいです。1cmありません。

1_127

でも形はマレーターミナリアのタネにとてもよく似ているように思います。ターミナリアの仲間かなと思って調べましたが、よくわかりませんでした。

ね、いっぱいでしょ。

2_117

木はどこにあるんだろう?と思って探索。コーナーハウスの庭側の脇にありました。名札がなかったので、全然わかりません。

知ってる人がいたら教えてください。

   

なーんか気になる感じがして、ブッダナッツの木の下へ行ってみました。

Pterygota Alata

2_118

見つけたよ。お花。

3_94

今、落ちています。外側が茶色なので、芝生に落ちていても目立たないけど、よく見れば、いっぱい落ちています。

雄花と雌花の違いがわかる写真が欲しいなーと思っていたけど、これでゲット。やった!近日中にアップします。ふふふ…。あー、幸せ!

1_128

お花がどんなふうに木にくっついているんだろうと思って見上げたけど、何しろ高い木で全然見えませんでした。カメラで最大望遠で撮ったのがこれ。なんとなくお花の形が見えるけど、付き方とかまではわからないですねぇー。残念。

ブッダナッツの記事はこちらです。面白いよ!見てね!

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月14日 (水)

ディソキシロン

Dysoxylum cauliflorum

この植物のことをTOMは勝手にディソキシロンと呼んでいたけど、本当はどうやって発音するんだろう?と今回書き始めて悩んでしまいました。ディソキロンかな?それともディソキラム?よくわかりません。こうだ!って知ってる人がいたら教えてください。

変な疑問ではじめてしまってごめんなさい。日本でポピュラーでない植物はなんと呼べばいいんだろう?と毎回悩んでいます。

4_71

この子は、赤い実が木の幹にびっしりとついていることが多いので、そんなときに初めて目に入る木です。TOMはマクリッチのローニートレイルやネイチャートレイルで何回か実にお目にかかりました。

20m以上になる高木で、だから花や実が無い時には葉っぱも上のほうだし、気が付くこともありません。花や実が目の高さくらいにびっしり付いていて、はじめて「おおーー!こんな木があったんだー!!!」と気が付きます。

.

センダン科 Meliaceae

原産地:マラヤの低地熱帯林ではよくある木

Common name: Stem Dysoxylon, ステム ディソキロン

6_57

赤い実の1個1個は4cmくらいかな。十分に熟すと4つに割れます。

割れると中からタネが出現。1.5~2cmくらい。黒く光るタネの周りにオレンジの皮がかぶっています

黒っぽいタネの周りにこんなふうに赤やオレンジの皮みたいなものをくっつけているものってけっこう多いですナツメグなんかも同じパターンだよね。この色の付いている皮を鳥に見つけてもらって食べてもらって、タネを遠くに運んでもらおうという戦法の由。

7_43

8_42

9_30

10_27

お花は、あるとき(2006年2月)こんなんが咲いていました。

形よりなにより、とっても強い甘い香りがして、気が付いたのを覚えています。

このときは森の中が暗くて、おまけに新しいカメラを買う前だったので、撮った写真は全てボケボケ。ごめんなさい。修正してもこの程度でした。ぐっすん。

とにかく甘い香りが暗い森の中に立ち込めている感じは、植物の「私を見て!」「私に気がついて!」というメッセージがずどーーんと伝わってきてちょっとショックだったのを覚えています。

その半年後くらいに、別の場所で、今度は実が成っている様子を観察できて、とっても嬉しかったのでした。

1_125

2_116

3_93

5_75

葉っぱはこんな感じです。下から仰いで撮った写真なのでこれで限界。 

マクリッチのローニートレイルの2kmポストの周辺の左側の森の中に何本かこの子がまとまってあります。今度、行く時には気を付けて探してみてね!赤い実を見つけられたら感動!だよぉ!

資料にはセンダン科のマラヤの仲間の中では、この子とLangsat(Lansium)だけが幹生花なんだよーと書いてありました。

資料:「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」 P577

資料:「Wayside Trees of Malaya」Corner  P501

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (4)

2007年2月13日 (火)

リスのドリアン

Durio griffithii

マクリッチのチェンペライトレイル(他のところでも見かけます)で見かける通称リスドリアン。何でも、リスが実が十分に熟す前にタネを食べるかららしいです。

1_124

実の長いほうで5~6cm。TOMたちが知っている町の中で売っているドリアンと比べたら格段に小さいです。でもドリアンと同じ属なんだって。

こうやって並べて撮るとかわいいでしょ!

2_115

これも写真が不十分。たくさん撮っているはずなのに、どこかに紛れ込んでしまってます。見つけたらあらためてアップしますね。

こんなふうに熱帯の森の中には私たちが知っている1種類の木のお仲間がたくさんいて、様々な姿を見せてくれているのが面白いです。ドリアンにもお仲間がいるんだよぉ!

パンヤ科 Bombacaceae

原産地:マラヤ、スマトラ、ボルネオの低地林

Common name: Squirrel's Durian

資料:マクリッチの101本の木…未出版(印刷中)ですけど参考にさせていただきました。ありがとうございました。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月12日 (月)

シンガポールのシダ

Tectaria singaporeana

学名にシンガポールの名前のついたものは幾つかありますが、この子もその1つ。公園や街中では見る事ができなくて、ブキティマやマクリッチの一部でのみ見られます。

個体数はけっこう多い感じで、一回覚えれば森の中で出会ったとき、すぐにこの子だとわかります。

TOMはシンガポールシダとか勝手に名前を付けて呼んでいたんだけど、実際はモニターリザードファーンという名前がついていました。これはマレー名の英訳のようです。モニターリザードっていうのはシンガポールで見られるオオトカゲの一種。森の中では頻繁に見かけます。モニターリザードはこの子。見てみてね。どうしてオオトカゲシダ(大蜥蜴シダ)(TOMが勝手に和訳)なんて名前が付いているのか不明ですけど、マレーの人に聞いてみたいですねぇ。

写真が不十分で申し訳ないのだけど、ちょっと調べないといけなかったので、とりあえずアップ。写真を見つけたら、またアップしますね。

1_123

Dryopteridaceae (資料1) or Aspidiaceae (資料2)

原産地: シンガポール、マレーシア

Common name: Paku Biawak , Monitor Lizard Fern ,モニターリザードファーン

資料-3にはこんなふうな説明があります。例によって超意訳。

「森の中で、それも林冠の下でだけ育ち、森の狭い小道に沿って普通に見られるのが、このシダ。ローカルネームはPaku Biawakでオオトカゲのシダという意味です。このシダは一見、シダのようには見えません。すっと伸びた葉の茎に先の尖った1枚の葉っぱがついているので、私たちがよくシダと思っている普通のシダとはちょっと趣が違うのです。でもちょっと近づいて葉っぱの裏側に胞子嚢がいっぱい着いているのを見れば、この子が確かにシダだということがわかります。胞子のついていない葉は、輪生のように輪に広がります。真ん中に立ち上がっている長い葉柄の付いた細長い葉っぱは、胞子が付いた葉っぱです。」

TOMが見たときは、全部の葉っぱに胞子がベタベタと付いているように見えていたけど、胞子の付く葉と、付かない葉っぱがあるのか…。今週、マクリッチのローニートレイルに行くので、確かめて写真を撮ってきます。

科は資料によって違っていて、本当はどっちが正しいのか今のところ不明。これもそのうち確かめます。

資料-2には、葉っぱを post-natal tonic に使うって書いてありました。これって出産後の強壮剤ってこと?わかる方教えて! それ以外には熱が出た時に治療に使うと書いてありました。

原産地は、マレーシアのシダについて調べてある資料-2には、「低地の森または丘の湿った暗い場所でけっこうよく見られるシダ」とあったので、マレー半島とかサバ・サワラク州の同様の環境の場所ではよく見られるものなんでしょうね。発見されたのがシンガポールだったので、こんな学名が付いたんでしょうか?

資料-1:「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition」 P96

資料-2:「FERNS of Malaysia in colour」A.G.Piggott  P345

資料-3:「S Guide to the Ferns of Singapore 」Singapore Science Centre P53-54

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (2)

2007年2月 9日 (金)

ピナンガかな

Pinanga sp. かなぁ?

イスタナパークのパークモール側に何種類かのヤシが植えられていて、通るたびに見ています。

今回はこの子のお花に注目したのだけど、帰って調べてみましたが、なんだか分かりませんでした。分かる方がいたら教えてください。

3_92

まず全体像はこんな感じ。

背は高くありません。3~5mってところでしょうか。

7_42

株立ちで明るい色の羽状の葉っぱが涼しげに熱帯の風に揺れてきれいです。

1_122

葉っぱが落ちたところから花序が出てきて花を咲かせるタイプのヤシ。

植栽帯の中で咲いているので、ちょっと仲間では入り込めなかったのですが、幾つかの花序を見つけて写真にパチ!

左の写真を一部拡大したのが下の写真です。

遠目では花が終わって実がつき始めているように見えましたが、どうも違う感じ。

2_114

5_74

別の花序を発見。コレは明らかに雌花たちですねぇ。咲いてる咲いてる!

6_56

ということは、このヤシは1本の花序に雄花と雌花をつける花序のよう。まずは雄花が咲いて、その後に雌花が成熟して咲くのかなあ。

8_41

こちらは雄花の花序と思って撮って来た写真です。

9_29

拡大。

あらら、雄花の間に未成熟の雌花のつぼみがあったわ

なるほどー。

このヤシくんはいわゆるトリアドと言われるタイプの花の付け方をするんですね。

TOMはよくは分かっていないんですが、トリアドというのは、2つの雄花の間に1つの雌花があるタイプのヤシのお花こと。(説明が十分でなくごめん)

つぼみの時は3つのつぼみがが仲良く並んでいてかわいいんだよ!

で、雄花が先に咲いて、雄花が完全に落ちてしまったら、雌花が成熟して花が咲き、実をつけるんですね。自分の花粉で受粉しない工夫。(詳しくは 男と女の話 & 男と女の話-2 を見てね。)こんなところにもありました。面白いね!

4_70

がなっていました。

幹はこんなふうに葉っぱが落ちた後がはっきりとした線になって残ります。

葉っぱの落ちたところから花序が出ているのがはっきりと分かるでしょ。

幹は直径がせいぜい5cmといったところ。

10_26

新しく出た花序と、小さな実がなっている花序と思って撮った写真ですが、なんか変ですね。左のは本来なら古い花序だから、こっちが実がなってないといけない…。成熟しないまま枯れてしまった花序なのかしら。…で、次に出た花序が先に花をちゃんと咲かせて実をつけちゃった???

このヤシ、1001のセカンドバージョンでも探してみましたが、一番姿が似ているなと思ったのが、Pnanga densiflora (P494)でした。

「Genera Palmarum」P413のピナンガ属のお花のページを見ても特徴がよく似ていると思いましたが、なにせこの本イラストだけなので、確信が持てません。

どなたか判る方がいたらお教えください。

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月 7日 (水)

ライフルレンジリンクからのお散歩

ライフルレンジリンクからジェルトンタワーを経由して、ゴルフリンク、ローニーロードに抜けるお散歩道です。

1_121

ライフルレンジロードは車で行くことができるので、ライフルレンジロードの端っこ、車道があるところまでタクシーに行ってもらい、ライフルレンジリンクの入り口から歩き始めました。今まで歩いたことがない道。どんな植物や動物や風景に出会えるのか、初めて歩く道はドキドキです!

今回は新しいお散歩道をご紹介です。

ライフルレンジロード。この道を通ってライフルレンジリンクの入り口に着きます。緑が多くて気持ちがよさそう!一度はお散歩にチャレンジしたいなって思いました。

1_118

ライフルレンジリンクの入り口です。

2_113

3_91

ライフルレンジリンク入り口のサイン。

歩いていくとこんな道。

多分、貯水池の水を運ぶ水道管が下に通っているんでしょう。枡があちこちにありました。本来は水道管管理用の道なんでしょうね。

4_69

おーーっと。谷です。通れるかな?って思ったけど、通れる橋があるそうです。このまままっすぐ歩いていくと、マクリッチのツリートップウォークに辿り着くことができます。

5_72

6_55

でも今日は右に道があったので、こちらに行ってみることにしました。

しばらく行くと沢がありました。写真だとよく分からないけど、きれいなお水。うーーん、気持ちがいいよぉー!

7_41

8_40

沢のほとりにちょっと変な形のキノコがありました。

9_28

ちょっとヘンテコリンでかわいい!なんでしょう?そのうち調べてみますね。

沢を抜けてしばらく行くと、こんな風景が広がりました。

この建物跡…なんでしょう?

10_25

11_19

建物の向こうにはこんな巨大なドラセナが。ドラセナの大きいものはいっぱい見てきたけど、こんなに大きいのは初めて。

ずーっと行くとジェルトンタワーに到着。ゴルフリンクを通ってローニーロードに出、日本人会まで着いてほっと一息でした。ジェルトンタワーからの道はまたそのうち。

オナガザルにも会ったよ!

マクリッチのほかのお散歩道も気持ちがよくて面白いよ!!こっちも見てね。

12_17

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

| | コメント (0)

2007年2月 3日 (土)

ニセサガ

学名不明 名前不明

歩いたことがない道を歩いてみようというminagawaさんの提案で、ブキティマのライフルレンジロードからマクリッチ自然保護区を歩いてみるというコースに挑戦。

ライフルレンジリンク~ジェルトンタワー~ゴルフリンク~日本人会 というお散歩をしてきました。ここで見た風景についてはまた明日。(ここのところあまりに外を歩きすぎで、疲れすぎでPCに向かえなかったです。ゴメン。)さすがに歩いたことがない場所だけあって、知らないものにも出会います。面白かったのがコレ。

1_117 赤い実です。

TOMは最初、テンブスの実が落ちているのかと思いましたよ。

テンブスの実のように7~8mmの大きさの楕円形のきれいな朱色の実。地面にポツポツ落ちています。

一緒に歩いていた中間達からは「あれ?サガの実??」との声。

拾ってみたらサガの実のようにとっても硬い。決してテンブスのように柔らかくて食べられるような代物ではありません。

2_112

しばらくの間、「なんだろう?サガの突然変異で色がちょっと違うのかな」などと考えていましたが、サヤの中に納まったバージョンを発見。

明らかに、全然、サガじゃない!

サガの実と比べて見てね。サヤが全然違います。サガより色が薄いし、マメの大きさも少し小さい。

なにこれー????

謎はただ深まっただけでした。

3_90

上を見上げると高い高い木。20m以上もある高木。どこにどんな風に実がなっているのかもよくわかりません。

たぶんこの葉っぱがそうだろうと思うものを見つけてパチ!マメ科なのは確かなんでしょうけど、なんでしょう?

4_68

誰か知ってる人いますかー???

サガとは違うけど、でもサガに似ているので、「ニセサガと呼ぶことに決定。(いいのか?勝手に名前を付けて…)

ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

熱帯植物図鑑 (目次…時々更新中)

   

| | コメント (1)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »