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2007年2月24日 (土)

キャメロンハイランドの虫たち

キャメロンハイランドの観光スポットの中に、バタフライファームバタフライガーデンがあります。2つ並んで立っていてなんか変な感じでしたが、そのうち1つのバタフライファームに入ってみました。

チョウの部屋というか網で囲まれたお花をたくさん植えた中に、沢山のチョウがいるところは、正直不気味な感じでした。なぜか、あちらの人たちは見て満足…ではなくて、すぐに手にとろうとするので、多くのチョウが羽から何からボロボロ。心が痛いよー。

その中で一番多かったのがこの子。マレーシアの国蝶、ラジャ・ブルックというらしいです。(日本のガイドブックから)

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あとはツリーニンフなんかもいました。(写真はここでは撮ってない)

小さめのチョウや目立たない子たちは被害にあまりあっていないようで、まあ、けっこうきれいだったかな。

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色々いて面白かったです。

でも翌朝、グヌン・ブリンチャンで見た子たちがあんまり凄かったので、吹っ飛んでしまった感じ。

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この子なんかも擬態だよね。枯葉みたい。

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この子は面白かった。羽の真ん中にある模様がバナナの葉っぱの模様とそっくり。一瞬、羽に穴が開いてるかと思ったけど、模様だったの。これも擬態だよねー。面白い!

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チョウのスペースを出るとバラが植えてあったり、きれいな花のゾーンがあったんだけど、その後にトカゲとかチョウ以外の虫たちが入れてあるエリアがあって、そこが面白かったです。

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昆虫のエリアにはおじさんがヒマそうに座っていて、TOMたちがキャーキャー言っていたら、次から次へと虫や爬虫類を出して触らせてもらえて面白かったー。

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カマキリの仲間も擬態してます。面白いね。

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この子はカマキリ。きれい!名前は忘れてしまいました。

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この子はバッタの仲間かな。

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この子はMan Face Beetle、「人面虫だよー」とおじさんが出してくれました。笑えます。いい顔しています。

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大きなカブトムシ。この子はなんて言うの?Akkey、教えてーーー!

「ここの子達はキャメロンハイランドの者なの?」とおじさんに聞いたら、「みんなキャメロンの森の中にいる子たち!」と自慢げに言っていました。TOMたちが山の上で垣間見たチョウやガの仲間意外にも、出会えなかったけど、沢山の生き物がこの山にいるのですね。

キャメロンは長期滞在者が多いことでも有名ですけど、TOMもゆっくり時間をかけてこのエリアを散策してみたいなーと思いました。

それにしても。

すっごい面白い動植物がいるのに、町の土産物屋に行っても、ホテルの売店に行っても、キャメロンの自然についてガイドしてある本は皆無。日本だったら少しはあるよね。こんなにすごいのに何にもない

注目されていないのか??

不思議です。エコツアーとかが世界的に注目されている今、観光資源としては本当にすごいと思うんだけど。そういう観点がないのかなぁ??? TOMが単にオタクなだけ??

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コメント

◎マレーシアの国蝶の和名は、その名のように襟の部分が赤い【アカエリトリバネアゲハ】で、オスは集団吸水する習性あり。
◎Man Face Beetleは、【ジンメンカメムシ】。
◎カマキリムシは、【ハナカマキリ】で、花に似せた七変化のような擬態が得意。天敵から身を守ると同時に、蜜を求めて花と間違える昆虫を捕らえて餌にします。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/photo/rainforest/asia/asia.html アジア - 海野和男のデジタル昆虫記
http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/062.html
 自然との出会い<マレーシアの自然(1)> 他参照

投稿: Midori | 2007年2月24日 (土) 16時02分

 中央に長く湾曲した角があるカブトムシは【マレーコーカサスオオカブトムシ】別名:マレーキロンオオカブトムシ。体長は♂:55~127mm
 世界最強といわれるジャワ島産の「コーカサスオオカブトムシ」よりはやや小さいが、「スマトラコーカサスオオカブトムシ」などと同様、3本の角で挟み、頭の上の短い角で硬い物でも突き、背中の胸部と腹部の隙間がカミソリ刃の爪切り状になっていて、手でつかむと危険。
18cmにも達する世界最大の中南米産「ヘラクレスオオカブトムシ」
より強さでは勝るそうです。
http://mushinavi.com/navi-insect/datakabu_cau_kirbyi.htm他参照

投稿: Midori | 2007年2月24日 (土) 20時41分

こんにちは。

写真の蝶ですが、アカエリの次から順に
 * アスパシアアサギマダラ(Parantica aspasia)♂
 * ルリモンジャノメ(Elymnias hypermnestra)雌雄不明
 * ワモンチョウの一種、ちょっとわかりにくいです。
 * アタマスフタオ(Polyura athamas)たぶん♂
 * ヒプセアハレギチョウ(Cethosia hypsea)♂
 * イワサキコノハ(Doleschallia bisaltide)雌雄不明
になります。

投稿: 中 | 2007年2月25日 (日) 13時34分

こんんちは。

キャメロンハイランドに行ってらしたんですねー。ウラヤマシイ。。。

前回マレーシアを旅した時には訪ねることができませんでした。

マレーシアの目玉はなんと言っても自然ですよね。
こんなに色々な昆虫見れたTOMさんがうらやましいです。
僕はマレーシアで結局ボルネオのジャングルでコノハチョウとオオヤスデ、小さなカブトムシが見れたくらいでした。
やはり昆虫を見るには、その虫の性質を知らないとナカナカ難しいようです。

コノハムシやバイオリンムシ、ハナビラカマキリなんかのアコガレ昆虫を見たかったのですが。。。

でもクアラルンプール郊外のセランゴールで、念願だったホタルを見学してきました。
手で漕ぐ船に乗って見学するのですが、それはそれは幻想的な景色でした。
音もなく滑る船と一斉についたり消えたりするホタルの微かな光は一度見たら忘れられません。

機会があれば是非訪ねてみてください。

投稿: COCA-Z | 2007年2月26日 (月) 00時24分

midoriさん 中さん
素晴らしい!!本当にありがとうございます。皆さんからいただいたものを基にしてページの書き換えをそのうちにしますね。TOMにとっては虫はみんな未知の世界。midoriさんや、中さんのような方がいらっしゃると世界がまた広がります。ありがとうございました!

COCA-Zさん
お久しぶりです。京都も暖かいですか?
森の中では虫は殆んど見つけられませんでした。見つけたのは森の外。ボルネオでは虫はほとんど見つけられなかったですねー。そうでなければ彼らの擬態が無駄になっちゃいますもんねぇー。しょうがない…。
マレーシアの蛍はTOMもすっごく好きで、何度も行ってます。本当に幻想的でいいですよねぇ。そうそう。本当にみんなにオススメしたい!です。

投稿: TOM | 2007年2月26日 (月) 13時59分

ジンメンカメムシ、帰宅した主人に早速見せました。大爆笑!!一日がさわやかに締めくくれました。tomさんありがとうございます。

投稿: ando | 2007年2月28日 (水) 22時42分

andoさん
笑って頂いて嬉しいです。本当に面白いよねー。ちょんまげ結ったお相撲さんみたいに見えませんか? 同じ種類でもっといい顔の子がいたんだけど、暗くてボケボケでアップは出来ませんでした。ぜひ家族で遊びに行って見て見てね!

投稿: TOM | 2007年3月 2日 (金) 21時29分

ようこそ キャメロン • ハイランド へ キャメロン サービス 私達は 観光客の為に キャメロン ハイランド で サポート します。

投稿: Cameron Service / キャメロン サービス | 2014年4月16日 (水) 19時19分

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