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2007年2月22日 (木)

グヌン・ブリンチャンの虫たち

23_2昨日の記事のコメントにKeikoさんが、「キャメロンハイランドの記事を息子と共に楽しみにしてるよー!」と書いてくれたので、息子さんのAkkeyのために記事を変更!今日は虫編です。

キャメロンハイランドにはマレーシアで2番目に高い山、グヌン・ブリンチャン(Gunung Brinchang 約2000m)があります。

色々調べていたら、この山の峠までは車で行けそうです。「山道みたいだけど、観光ツアー用バンは行ってるようだし、行ってみよう!」ということで、グヌン・ブリンチャンの峠まで車で行ってみました。ところどころ狭いことろはあるけれど、すれ違う車両を避けるスペースはきちんと用意されているので、よほどヘタでなければ大丈夫な山道でした。時間もそんなにかかりません。

山の登り口は茶畑。そして上の方は熱帯雲霧林。面白い道です。

峠近くにはこんな塔もありましたよ。晴れていれば見晴らしが良いんだろうなあ。

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さて。峠に行ったら、少しだけど車を停められるスペースがありました。朝、9時半くらいだったかなと思います。観光ツアーの車が既にいて、お客さんたちは上の写真のような塔に登っていました。TOMたちも登ってみようかなと思いましたが、あいにくの霧模様。何にも見えないのはわかっていたので、やめて、周囲をちょっと観察していました。

あれ?蛾?

虫のことは全然わかりません。ナンバーをつけておきますので、もしわかるものがあった方は、ナンバーでお知らせいただけると嬉しいです。5_79

NO.1  シダの葉っぱにぴたっとくっついています。模様がなんか痛んだお花の花びらの色みたい…。

NO.2  白いこんなのもいました。横からと、後ろから。

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NO.3  草むらの中にもこんなのが。朝で、おまけに霧が出ているので、濡れた感じになっています。

なんかね。気が付いたら、チョウなんだか、蛾なんだかわからないんだけど、そんなのがいっぱい!!!ゴミ?シミ?葉っぱの枯れたの??って思ってたのが、みーーーーんな虫!!!びっくりです。同じ種類っていうなら理解もできる。でも見つけるの、見つけるの、みんな違う種類。それも、歩いて半径5mくらいの範囲でいっぱい。スゴイ!!!

熱帯雨林は動植物の宝庫ってのは聞いてたよ。

熱帯雲霧林はランなどの種類が一番豊富な場所ってのは聞いてたよ。

でもね。

熱帯雲霧林にこんなにも虫がいっぱいいるって知らなかった。それもチョウとかガの類だけでこんなに。想像もしてなかった。いっぱい…量でなく、種類がいっぱい。スゴイ、スゴイすごい!!!!子どももTOMも狂喜乱舞。笑いが止りません。わははは!

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NO.4  面白い形。なんに化けてるんだろう?

 

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NO.5 これは枯葉がフェンスにひっかかってるみたい。かなり見やすいよう、理解しやすいように画像処理してあります。

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NO.6  これなんか、ササの葉みたいに見えませんか?

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NO.7 背中の模様が人の顔みたい。笑えます。これを見つけたときはもう大爆笑!!

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NO.8  枯葉のようです。

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NO.9 黒と白ってのは光のかげんでは目立たないのかな?こういう白黒パターンが多いです。

      13_12

NO.10  白黒パターン

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NO.11 こいつも白黒パターン。

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NO.12  そしてこいつも。

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NO.14 この子はボロボロ系。木の枝にとまっていたら、きっと見つけられないだろうなーー。それにしても自然の妙って言うのか、面白いねー!

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NO.15 最後に、コレは葉っぱかな?って感じの子達です。唇じゃないよ。葉っぱに見えませんか?

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NO.16 これも葉っぱかな?

22_2最後は蛾。

うーーーん。不思議な模様じゃー。

以上、グヌン・ブリンチャンの峠で見つけた虫たちでした。少しでも、あのときの感動を共有できたら嬉しいな。

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コメント

すごい!!!久々楽しかったぁ!!!久々はよけいだね。面白い、面白い!!!楽しい写真をありがとう。行って本物を見たい!!!

投稿: まゆり | 2007年2月23日 (金) 00時33分

TOMさん、ありがとー!息子と楽しみました!やっぱりもう一度キャメロンハイランドに行きたい!と喚かれています・・・
息子によると、No.6はスズメガの一種じゃないかなあ、とのことですが、自信はないそうです。私は、No.15の唇ちゃんがいいわ~。
明日も楽しみ!

投稿: keiko | 2007年2月23日 (金) 05時26分

ほーんと~!マジでステキ!!面白いわ~♪
keikoさんとAkkeyクンが、もう一度行きたい!っていうの、わかりますよー。
ワタシも是非行ってみたい!

投稿: hal | 2007年2月23日 (金) 08時12分

TOMさん、こんにちは
NO.1は、八国山で見たのととても似ています。↓
http://www.nekobiyori.com/hana/060528/images/yumadaraedasyaku.html
このときはユウマダラエダシャクと教わったのですが、改めて調べてみると、他にヒメマダラエダシャクとかクロマダラエダシャクとかもあって、悩ましい。(^^;

投稿: waiwai | 2007年2月23日 (金) 14時41分

すごい!!
生き残りをかけた生物の神秘!!
どんな仕組みでこんな擬態が生まれるのでしょうネー
それをこんなにクリアーに写真に収めるのはさすがトムさん。(拍手)

グヌン・ブリンチャンまで車でいけるとは思いませんでした。(トムさん若い!)下の方でうろうろしていて残念!
また行きたくなりました。熱帯で涼しさを堪能できる素敵な所でしたネ~

投稿: miyomama | 2007年2月23日 (金) 18時57分

まゆりさん、halさん
コメントありがとう!楽しんでいただけて嬉しいです。キャメロンハイランドはオススメです。面白いよー!!!ぜひぜひ行って。友の会の仲間で行くともっと面白いかも。

投稿: TOM | 2007年2月23日 (金) 20時12分

waiwaiさん
おおー。本当にそっくり。八国山でこれが見られるんですね。日本に帰ってからもお散歩が楽しめそう。嬉しい!
この子は近い仲間がいっぱいいるようですね。教えていただいて、私もネットで検索してみましたが、あまりにも似ていて、どれがどれだか見れば見るほどわからなくなってしまいましたぁ。ぐっすん。

投稿: TOM | 2007年2月23日 (金) 20時15分

keikoさん
唇ちゃんは好評です(笑)
さすがAkkey、あたりをつけられるところがさすがです。ありがとうって伝えてね。もし、調べてわかることがあったら、教えてねともお伝えください。(他力本願な奴…)さて、キャメロン編、今日はお休みしてしまいました。明日は書くからまた見てね。

投稿: TOM | 2007年2月23日 (金) 20時20分

miyomamaさん
車で行って結果よかったのは、ある意味無謀でもあったかも。(汗!!)
キャメロンに行こうと思ったのはmiyomamaさんやkeikoさんのお話が面白かったから。本当にありがとうございました。

投稿: TOM | 2007年2月23日 (金) 20時23分

 わあ、虫さんがいっぱいですね。私は虫のたぐいも好きなので、嬉しいです。

 蛾(ガ)の仲間は、ものすごく種が多いです。そのうえ、研究が進んでいないために、種の同定が難しいです。プロ・アマを問わず、研究者泣かせの昆虫でしょう。
 私も、ガの同定には、とても自信がありません。

 Keikoさんの息子さんは、昆虫に詳しいのですね。No.6がスズメガ科の一種というのは、私も同意見です。
 No.6は、日本にいる、キイロスズメというガに似ています。キイロスズメは、日本の本州から沖縄~インド~オーストラリアと、とても広く分布します。ですから、この子がキイロスズメである可能性は、ありますね。
 しかし、同種と言い切る自信は、ありません。

 No.16の「葉っぱもどき」は、日本のアケビコノハというガに似ていますね。ヤガ科に属するガです。でも、同種ではなさそうです。同属異種でしょうか?

 No.7の「人面ガ」は、注目の的ですね。
 これもスズメガ科だと思います。スズメガ科には、そのものずばり、「メンガタ(面形)スズメ」という仲間がいます。背に人面模様があるため、こう呼ばれます。これらの一種でしょう。
 日本にいるメンガタスズメと、クロメンガタスズメは、マレー半島にも分布します。このどちらかかも知れません。

 以上、不確実な情報で、長文失礼しました。

投稿: 松沢 千鶴 | 2007年2月25日 (日) 21時02分

松沢さん
長文歓迎です。素晴らしいコメントに「すごーい」と叫ぶだけのTOM。ありがとうございます!メンガタスズメ…みんなやっぱり「人の顔」に見てしまうのねー。それにしても日本とマレー半島、両方に分布するなんて、すごく広く分布し、寒い気候にも耐えるものなんですね。驚きです。昆虫って、進化が早くて、地域が分かれるとどんどん分化してしまっていくものかと思っていましたが、そうでもないんでしょうか?

投稿: TOM | 2007年2月26日 (月) 14時08分

こんにちは。

できる範囲で絞り込んでみました。
------------------------------
1) Abraxas sp.で、これ以上は交尾器の検鏡抜きで同定することはできません。日本にもユウマダラエダシャクをはじめ何種類も近似種がいて、本当に同定が厄介な仲間です。
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Abraxas.html
2) ヒトリガの一種?のように見えますが、止まり方に違和感を覚えます。
3) エダシャクの一種ぽいけど、裏面からでは属も分かりません。
4) ツバメエダシャクの一種。Ourapteryxかその近縁属だと思いますが、手持ちの資料に該当種はいませんでした。見た目だけだと、台湾などにいるO. changiというのが一番近いです。
http://freebsd.tspes.tpc.edu.tw/~afu/geometridae_008.htm
5) ハネナガブドウスズメ(Acosmeryx naga)です。日本にもいます。
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Acosmeryx_naga_naga.html6) Cechenena lineosaだと思いますが、ひょっとしたらC. subangustataかもしれません。ベニスズメやコスズメ、キイロスズメなどに近い仲間だと思われますが、日本には同属の蛾はおりません。
7) クロメンガタスズメ(Acherontia lachesis)です。日本にも同じ種類がいます。
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Sphinginae/Acherontia_lachesis.html
8) エダシャクの一種。同定しようと思えば何とかなりそうですが、相当に時間がかかるのでご容赦下さい。
9) コブガ科?ヤガ科?あたりだと思われますが、残念ながらお手上げです。
10) エダシャクの一種までしか分かりません。
11) ヒメシャクの一種に見えますが、エダシャクあるいはナミシャクかも知れません。
12) 十中八九Spilarctia属のヒトリガなのですが、種名までは分かりません。日本にもスジモンヒトリなど近縁種が沢山います。案外セスジヒトリ(S. graminivora)の亜種なのかもしれません。
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Spilarctia.html
14)Horithyatira属の一種です。Horithyatira takamukuiあたりが近いようにも思えますが、近縁の別種でしょう。日本にはカワムラトガリバ(Horithyatira kawamurae)というのがいます。
http://www.jpmoth.org/Drepanidae/Thyatirinae/Horithyatira_kawamurae.html
15)カギバガ科カギバガ亜科までは確定なのですが、種名までたどり着けません。Callidrepana属っぽいのですが...。
16)ヤガ科エグリハ類、Calyptraあるいはその近縁属までは確定。後翅を見ないと何とも言えません。
最後) オビガ?トモエガ?科すら絞り込めません。どこかで見たような気はするのですが...。

あれ?No.13は??

投稿: 中 | 2007年2月27日 (火) 11時37分

↑ですが、6の次に改行されないまま7が続いてしまいました。
読みにくくなってしまいすみません。

投稿: 中 | 2007年2月27日 (火) 11時38分

中さん
レスが遅くてすみません。あまり詳しくて絶句です。ここまで書いてくださったので、日本に帰って時間ができたら、ちゃんと写真と名前入りでまとめるようにしたいです。本当にありがとうございました!

投稿: TOM | 2007年3月 2日 (金) 21時20分

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