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2007年6月22日 (金)

二股麻黄 フタマタマオウ(日本編)

Ephedra distachya

昨日紹介したマオウちゃんの仲間です。小石川植物園でマオウちゃんのお隣にいらっしゃったの。

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朝日の「植物の世界」には「(マオウは)胚珠が受精して種子になる頃には、周りの小ほうが赤く多肉質になるので、まるで果実のように見える。実際にヨーロッパに分布するフタマタマオウでは、この部分がにされている。」と書いてありました。

お仲間のグネツムちゃんのタネを食用にするのと似ているナーと思って面白いなあと思って今日のネタにした次第…。

赤くなった実(実際は種子)の様子は、こちらのページの写真を拡大すると見られます。いったいどんなふうにして、どこを食べるんでしょうか??知ってる人がいたら教えてください。

さっきの記事を読んで「フタマタマオウとはヨーロッパに分布するマオウらしい。」と思ったのですが、実際は「ヨーロッパ南部から中国の北部に分布するもの」らしいです。こちらのページに書いてありました。半砂漠から砂漠地帯の高地や草原に生えるんですって。だから和名ではマンシュウマオウと呼ぶこともあるようです。

フタマタマオウの名前の由来は、春、色の花が二股にわかれて咲くことから、ついたと言われています。お花の写真は こちらのページの写真をクリックすると見る事ができます。

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漢方薬としてのマオウについては こちらのページに詳しく書かれていて面白かったです。葛根湯とかにも使われているんだねぇ。(TOMは葛根湯をよく飲むのだ…)

TOMが撮った写真には見るべきものはなかったんだけど、グネツムちゃんと同じように食用にする…ってところが気に入って思わずアップしちゃったのでした。小石川植物園の薬草園で出会えます。

でわ。

マオウ科 Ephedraceae

原産地:ヨーロッパ南部から中国の北部

Common name: フタマタマオウ マンシュウマオウ 

資料:「朝日新聞社 植物の世界」 P11-170

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