タマランツリー
Dalbergia oliveri
TOMたちはタマランツリーと呼んでいるこのマメ科の木。さほど大きくはならず、葉っぱの感じが優しげにゆれてきれいなので、庭園に植えるのに丁度いいのか、シンガポールのあちこちの公園や街路樹に植えられています。
木はいっぱいあるんだけど、お花はTOMは2002年にシンガポール植物園のエコガーデンで見て以来1度も会うことができずに帰国してしまい、タマランツリーのお花の写真が欲しいなあと言い続けていました。それを聞きつけたyataさんがまたまた写真を提供してくださって、めでたくアップできましたぁ!!!!yataさん、ありがとう!!!!
ちなみに2002年にTOMが撮った写真はコレ。ボケボケです。
下の写真は全体の様子。日本人会の入り口のすぐ前に街路樹として植えられているものです。
葉っぱはこんな感じ。色も黄緑で涼しげなのよー。でもってこの葉が少ない風でもチラチラ動くのでダブルで涼しげ!!
でもって、これが2002年にエコガーデンで撮った写真。
昔すぎてよく覚えていないけど、葉っぱが落ちた状態でお花が咲くのかしら??この写真からはそんな風にも見えます。
原産地がビルマやタイで1年のうち乾期雨期がわりとハッキリしている地方だから、何か花芽が付くのに季節の変化が必要で、そのときに葉っぱを落とすのかもしれませんね。
下のお花の写真2枚がyataさんが提供してくれた写真です。
マメ科なので、マメの花の形をしています。
薄紫色できれいでしょ。
きれいだけど、シンガポールではあんまり見かけないんだよーー。
実はこんなのがなっていました。これも2002年に撮ったものです。確かにマメだーー。
熱帯植物要覧にはビルマチューリップウッドという名前で紹介されていました。どうしてチューリップ? 知ってる方がいたら教えてくださーい!!
タマランツリーのタマランはビルマでの呼び方らしい…。
庭園樹に使う他に、木材を家具やステッキを作るのに使うそうです。
シタン(紫檀)と同じ属。へぇー、初めて知ったよ。
マメ科 Leguminosae
原産地:ビルマ、タイ
Common name: Tamalan Tree, Burma tulipwood, Burma rosewood(英) , Chingchan(タイ), Tamalan(ビルマ),ビルマチューリップウッド、タマランツリー
資料:熱帯植物要覧 P170
ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
現在シンガポール在住です。
この樹木に似た樹木がコンドミニアムにあります。
私はこの木は多分タマラントリーだろうと思い、ミャンマーに渡航して現地の人にタマラントリーを教えて貰い確認した所、葉っぱのサイズが随分小さい物でした。
つまり、我がコンドにあったのは小葉それぞれの大きさが1.5センチ-2センチくらいだったのに比べて、ミャンマーでは5ミリ-7ミリくらいの小葉でした。アップロードされている写真を見ますとやはり小葉が1.5センチ-2センチくらいありそうに見えますがいかがでしたか?
投稿: 道草亭ペンペン草 | 2014年9月 9日 (火) 07時52分