色戻りの木のご親戚
Bauhinia species
シンガポール植物園のタングリンゲート近くの建物に絡ませてあるツル植物。葉っぱといい、花の感じといい、絶対にバウヒニアちゃんの仲間です。
1001で調べてみたら、 Bauhinia species とありました。要するに、バウヒニア属のお仲間の何か…という意味ですね。うーーーん、園芸種かなんかなんだろうか?
まずは壁に絡んでいる様子から。
葉っぱはこんなん。
葉っぱの裏側が赤っぽい色をしていて、カラーリーフとしても使えるなぁと思いました。
葉っぱ自体が若いときや、暗いときは掌を合わせるように畳んでいることも多いのですが、こーんなハート型の葉っぱをしています。
何が可愛いって…。お花もそうなんだけど、TOM的には巻きひげ がつぼにはまりました。
ね、可愛くない??
最後にお花です。
お花1つ1つの直径としては5cmくらいかなぁ。バウヒニアコッキアナちゃんの色違いって感じです。細かいところはだいぶ違うんだけどね。
お花のアップです。茶色のつぼみが開いて、ガクになってるのがわかります。茶色のつぼみが、特徴的ですね。
お花が黄色っぽいのと白っぽいのがあるのは光の加減かしら?
いやいや光の加減ではなく、バウヒニアコッキアナちゃんと同じように花の色々な段階で、花びらの色が変わるタイプみたいですね。
見てみて。
花びらが白いものは、オシベもメシベもまだ受粉前って感じ。
.
反対に花びらが黄色っぽいものはもう受粉は終わってる感じです。人間にとってはたいした色の違いに見えませんが、蜜を吸いに来る虫にはこの色の違いは一目瞭然なのでしょうねぇ。
.
最後に。花が終わるとガクも何もかも落ちてしまって、こんな形でメシベが残ります。マメ科です。どんなマメのさやに育つのでしょうか?
今回タイトルにした「イロモドリノキ―色戻りの木ことバウヒニアコッキアナちゃん」は、こちらです。 共通したところ、そうでないところがあって、比べてみるのも楽しいですよ。
マメ科 Leguminosae
資料:「1001 Garden Plants in Singapore 2nd Edition 」P13
ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ
最近のコメント