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2008年7月16日 (水)

馬の鈴草の仲間の実

Aristolochia tagala  だと思います…が葉っぱがちょっと違う???

3_4

シンガポール植物園の進化園の脇の園路のフェンスには色々なツル植物が絡ませてあるのですが、その中にウマノスズクサちゃんの仲間がいました。

お花の写真はmayuriさんが送ってくれたのでこちらのページにアップしました。2_5

で、ウマノスズクサの名前のもとになった鈴みたいな格好の実の写真はあったのでご紹介。

左の写真は若い実。

タガラちゃんだとしたら、お花は前に紹介した アリストロキア・ギガンテアちゃん や リトラリスちゃん とは違って日本のウマノスズクサちゃんによく似ています。あっちの黒い大きな顔みたいな子たち(ギガンテアちゃんとか)は新大陸方面の子たちで、タガラちゃんはアジアの子。きっとウマノスズクサちゃんとも近い親戚なんでしょうね。

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ウマノスズクサ科のウマノスズクサ属(Aristolochia)熱帯や亜熱帯に広く分布、500種類以上あるんだそう。日本のウマノスズクサ(Aristolochia debilis)は、中国や日本の関東地方以西の河原や土手に生えるつる性の多年草。TOMの今いる所沢近辺にも生えていて、ジャコウアゲハの食草として虫好きには特に有名。資料には「果実は熟すと基部の方から割れて釣り下がるが、この形が馬の首に下げる鈴に似ていることから「馬の鈴草」の名がついた」とあります。左の写真みたいな感じかな?

中にタネが入っているのが見えるでしょ。

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中身はこんなタネです。

何かに食べてもらって広がるたぐいのタネじゃないよね。風に乗ってというには翼(よく)が心もとない。

でも、ツル植物だから何かの木に絡んで高いところまで伸びてこの実をつけるとしたら、(例えば30mとか50mとかの高い場所) だとしたら、あんまりふわふわしなくてもけっこう遠くまで飛んでいけるかも。

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高い木の上で風が吹いてこの鈴の部分がぶらーーんと揺れたときに、このタネが少しずつ飛び出すとしたら、風にのって少しは遠くまで届くかもしれないなあ って思うとちょっとわくわくしちゃいます。風が吹くときに飛び出すことを狙ったとしたら、この逆落下傘のようなかっこうの実も納得できるよねーー。

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中身がみーんな落っこちてしまった落下傘。

ウマノスズクサ科

ARISTLOCHIACEAE

原産地:ヒマラヤ~スリランカ、マレシア、ソロモン諸島、オーストラリア

Common name:

Dutchman's Pipe 、

Indian Birthwort

資料:朝日「植物の世界」 P9-35

「1001 Garden Plants in Singapore」P10

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コメント

ご無沙汰しております。
この植物、A. tagalaで間違いありません。果実や種子の形、葉の雰囲気はtagalaそのものです。
葉の大きさや形には結構変異がありますが、写真の葉は標準の範囲内だと思います。

投稿: 中 | 2009年10月26日 (月) 11時11分

中さん
ご無沙汰しております。お休み状態のブログですが、コメントしてくださって感謝しております。
わかりました!教えてくださってありがとうございました!

投稿: TOM | 2009年10月26日 (月) 15時12分

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