カンナの種
Canna indica
先日原種のカンナの写真をアップしたら「kamu 花夢ギャラリー」のみのりさんからメールをいただきました。
みのりさんちにあるダンドクの写真。
TOMが
「資料を読んだら、「seeds are used locally for various crafts.」とあったんだけど、昔、この園芸種の実を開いてみたら、とてもクラフトに使うような代物じゃなかったんだよね。ってことはこの実の部分をある程度のところで刈り取って乾燥させて使うのかな?…と思うのだけどどうだろう?」
って書いたので、「実がなってますよ~」と。
キャー!また嘘書いちゃった~(汗)
園芸種の観察は原種の性質を残していないことも多くて、冷や汗ものです。
ごめんなさい!
ちゃんとタネができるんですね~!!!
それもこんな可愛い子。
ウィキペディアから写真を借りてきました。
おお~。なんてきれいなタネ。これなら十分クラフトに使えます。黒豆みたいだね~。
「秋に実が熟すと、複数の重く丸く黒い種子を作り、これが散弾銃の弾丸のように見えることから、英名Indian shotと呼ばれる」
なんて記述もありました。
カンナのお花はよく見ていたけれど、ダンドクはTOMの行動範囲になかったみたいで、こんなタネを見たことがありませんでした。日本でも原種で、暖かい地方ならちゃんと実がなってタネができるんですね~。感動です!!!
原産地はカリブ諸島や熱帯アメリカあたり。
日本には江戸時代初期に入ってきました。1664年の花壇綱目に記述があるそうです。
園芸品種が普及するにつれダンドクとしてのカンナの栽培は少なくなりました。南西諸島に野生化した株が自生するそうです。
今よく見られる園芸種のカンナは明治時代以降にオランダから入ってきたみたいですね。
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みのりさんからのメールで~す。
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さっき探し物があって、ふと,TOMさんのサイトを開いてみました。
カンナのことが書かれていたので、参考までにの画像を送ります。
これは、我が家のカンナ。
いつごろからあるのか、私がここに引っ越してきたときにはもうありました。
植物無関心の義母の荒れ庭にも、生息し続けてきたつわものです。
原種のダンドク(勝手に判断)に近いようなのですが、葉が銅葉ですからCV.です。
ともあれ、中からは、こんな果実が顔を出していて、とてもきれいです。これなら
ば、細工に使えるでしょう。
紹介されたサイトは、こんな果実を指しているのかも・・・と思いました。
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「植物無関心の義母の荒れ庭にも生息し続けてきたつわもの」という表現に爆笑。いきなりこの子が大好きになりました。
植物ってすごい~。故郷からどんなに離れてもなんとかその環境になじんで、しぶとく生き続けるんだよね。そのしぶとさに支えられて私たち人間の文化が生まれてきたのだよねと思っちゃいます。
今回調べていてすごく面白かったページ 見てみて~。
http://kero1113.seesaa.net/article/114584199.html
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