シュウメイギク
Anemone hupehensis var.hupehensis
最近、フェイスブックを使い始めました。
そこで植物クイズをやったりすると、双方向のやり取りがあって楽しいので、季節ものの植物の実(?)タネ(?)をアップしました。
ガーデニングでは秋の定番となっている「シュウメイギク」ですが、ガーデニングの世界では「花が終わったら花がらは取り除きましょう!」がセオリーになっているので、どんな実がなるのか知らないことがけっこうあります。
その1つがシュウメイギクじゃないかな…って思って。
こんな花です。シュウメイギクって。
シュウメイギクの花については前に何回かアップしているので、見てもらえるといいかな。じつはその続きで綿毛をアップしようとおもいながら、そのまんまになっていました。
実に3年も前の話です。
シュウメイギクは花が終わるとこんな真ん中のボールが残ります。
それを放置しておくとこんな感じに。
実のはずなのに、大きくなることもなくそのまんま。
枯れてるのかな?って思いますよね。
でもそうじゃなかった…。
さやに放置しておくとこんな感じに。
白いのがあるでしょ?さっきの丸いのがはじけてる(という表現がいいのか?)というか、ほぐれているというのか。
上から見るとこんな感じ。
下から見ると、「あ、タネだ!」
ここに至るには…
固かった丸いボールが中から徐々にほぐれ始めます…。
そして、表面にぶつぶつ着いてるタネを1個ずつ載せて、綿毛として飛んでいく…という戦略らしい。
前にも書きましたが、属名のアネモネはギリシャ語で「風」を意味するのだそう。
こんなタネの様子から属名がついたのではないかと言われているそうです
こんなページもありましたよ。
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ecf0.html
TOMが面白いなあと思うのは、内側がまるまる綿になるところ。
イメージとしては、イチゴの表面にぶつぶつのタネがついているでしょ?で、中が美味しい食べるところ。
その美味しい部分を全部綿毛にしたのがシュウメイギクなんだな。
タネを飛ばす戦略は植物ごとに多様で、めちゃくちゃ面白いなあと常々思うTOMなのでした~(●^o^●)
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