カテゴリー「Dc:マングローブ林」の記事

2011年8月 1日 (月)

ポンポン

Cerbera odollam

公園とかでも当たり前の木なんだけど、マングローブ植物としては扱っていなかったし、写真も古いのであらためてスンゲイブロウの続きとしてアップします。

ポンポンは本来マングローブの後背にある木らしい。スンゲイブロウでもシ―アップルやシーアーモンドがあるような、少し陸地側に入ったところに生えているのをよく見ます。

花はこんな感じ。キョウチクトウの仲間って感じがするよね。

S060905204

葉っぱはこんなん。

S060905203

実はこんなふうに2つ対になって着きますが、1つは落ちるかしてしまって1個のも多いです。

S060905202

実が落ちて外側の皮がむけるとこんな感じ。ちょうど人のげんこつくらいの大きさで、この状態のものに金色のスプレーをかけたりしたものが、飾りとしてよく売っています。

S060905205

1個のポンポンの実。赤い葉が混じっていたりするのもよくあります。

S20110617018

以下以前にアップした記事より。

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キョウチクトウ科 Apocynaceae

原産地:インド~太平洋

Common name: Buta Buta , Pong Pong Tree , Reva , Yellow -Eyed Cerbera , ケルベラ、ポンポンの木、ミフクラギ

お花が終わると、ポンポンという名前がぴったりのグレープフルーツくらいの大きさの緑の実がいっぱいなります。白いキョウチクトウみたいなお花が咲いていて、グレープフルーツみたいな実がなっていたら「ポンポン?」と思ってみてください。緑の実は赤緑、黒と変化して自然に落ちます。

木の下を見ると写真のようなクリスマスツリーの飾りみたいなのが落ちているのを見つけることができます。これは実の表面の部分が腐ってなくなったもの。そして、このような状態になるとすぐには腐らないようです。

グレープフルーツの重さを想像しながら、実を持ってみると、拍子抜けするくらいに軽い! 

じつはポンポンの木は自然の環境では、マングローブ林の後ろの水辺に生えていて、この実が水に落ちて水に浮かんで遠くまで運ばれていくのだそう。だからパシリスパークなどでも見られます。原産地がインド~太平洋までと広いのもこのせいなんですねぇ。

キョウチクトウの木は有毒だから気をつけて…というのは皆さんよくご存知のことだと思うんだけど、ポンポンも例に漏れず「有毒」で危険です。しかも実だけでなくて、葉や枝も有毒だから安易に近づいたり、触らないのが賢いかも。

種はねずみを毒殺するのに使われたり、魚毒としても使われてきたそうです。ほら、怖いでしょ?

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2011年7月27日 (水)

ホウガンヒルギ-3

引き続き山東さんからの写真~

ホウガンヒルギの実です!

Xylocarpus granatum と、もう一種

TOMたちがスンゲイブロウなどで見るホウガンヒルギは木にくっついている、ただ、でっかい実なんだけど、これを拾って帰ると…

キャー!分解!持ちかえる途中にばらばらになってしまったんだって!

Sxylocarpus_granatum_x__moluccensis

天体の立体のジグソーパズルだぁ!

Sxylocarpus_granatum_x__moluccens_2

前回、ホウガンヒルギについてアップした記事はこちらです。こちらも見てね

以下、山東さんのメールです!

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ホウガンヒルギ、タイにもあって、実を拾うチャンスがありました。

ただ持ち帰る途中にばらばらになってしまい、組み立てる羽目に。

この天然の立体ジグソーパズル、結構難易度が高かったです。
でも、きれいに復元できました。

写真左がXylocarpus granatum、右がX. moluccensisです。

一つ一つのパーツもgranatumのほうが大きいです。

また、川の河口の岸辺には、実がたくさん打ち上げられているので、拾って帰って割ってみたら、表面が軽いコルク質で覆われ、浮きやすい構造になってました

中の種子自体は結構大きく、そのままでは水に沈んでしまいました。

本当にうまくできてます。

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山東さん、いつもいつもありがとうございます<m(__)m>

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2011年7月20日 (水)

シ―アップル

Syzygium grande(Eugenia grandis)

フトモモ科 (Myrtaceae) 

原産地:シンドシナ、マレーシア

Commom Name: Jambu Air Laut, Sea Apple

シンガポール旅行記の1日目のスウゲイブロウからまだ抜け出せていないって気がついていました?

なにしろひたすら写真を撮ってきてしまったので、昔の写真も引っ張り出しながら整理をしています。

シ―アップルはシンガポールの街路樹ではとてもとても一般的なもの。

ブログの一番初期の頃に紹介しています。こちらです。

「シー(海)」と名がついていることからもわかるように海岸に近いところが主な生育地のようで、スンゲイブロウのマングローブ林の後背地の少し乾燥したエリアにありました。

考えてみれば、シンガポール全体が海岸沿いと言ってもいいくらいに、小さな島。

だからシ―アップルやシーアーモンドなどがよく育って、町中に植えられているのかもしれません。

葉っぱはこんなん。先がくるっとした感じが特徴。

S060928028

フトモモ科なので、オシベが集まって花びらみたいに見えます。

右下の花みたいに見えるのは雄しべとかが落ちて、ガクだけになったもの。

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S06070701

実はオリーブを少し大きくしたようなのがなります。

S060620032

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2011年7月15日 (金)

キノボリガニ

マングローブ林の海寄りの木で、潮が満ちたときによく見られます。

水から逃げるようにして「木に登る」のでキノボリガニ。

単純だけど、けっこうわかりやすくていい感じの名前でしょ?

シンガポール日本人学校の子供たちにガイドとかをしたときには、植物も面白いのだけど、やっぱりカニとかトカゲちゃんとか、動くものが子どもたちは大好きでした。

木に登ると鳥に見つけられちゃううので、じーーっとして「保護色」を決め込んでいる子が多いです。かわいいよ♪

S20110617293

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マングローブについての説明をしようかと思ったのですが、今はどこでも情報がありますね。こんなページが会ったので紹介します。

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2011年7月14日 (木)

シーホーリー

Acanthus ebracteatus

シーホーリー(sea holly)という名前のマングローブの低木。マングローブの真ん中あたりにいます。

真ん中…という表現がいいかどうかわからないのだけど、マングローブの林があって、水が満潮時にはバチャバチャ入ってなみなみ…というところはマングローブの海寄り…、満潮時でも水は普通はかぶらないけど、海に近くて何かの時には水も被るかな?潮風もばんばん吹いてくるかな?…というところがマングローブの陸寄り…そして、その間の環境が「真ん中」…って感じでTOMは捉えていて、シーホーリーちゃんは真ん中って感じなんですね。

S20110617043

ホーリー(ヒイラギ)の名のように、ギザギザの葉っぱが特徴。

って言いたいところなんですけど、年をとってくると、丸くなるのだよね。この葉っぱ。

なので時々分かりにくい時もあります。

花は白くてこんなん。

S20110617030

S061215127

アリンコがいっぱい歩いていました。

花粉は何が運ぶのでしょうね?

S061215128

花が終わるとこんな実がつきます。

S061215126

学名はアカンサスちゃん。日本では最近日蔭のお庭によく使うアカンサスちゃんの兄弟でした。

S20110617201

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2011年7月13日 (水)

マングローブの植樹

スンゲイブロウの湿地周りの園路を歩いていたら、こんなものがありました。

ここでも植樹をしているんですね。

S20110617252

久しぶりのスンゲイブローはとにかく土の流出がひどくて、どんどんヒルギやヒルギダマシが倒れています。

どうしてなんだろう?

対岸のジョホールバルの開発がすごくひどいからなのかな~?

シンガポール在住歴の長い友人も「よくわからない~」と言っていました。

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2011年7月12日 (火)

ホウガンヒルギ-2

Xylocarpus granatum

ホウガンヒルギはヒルギ科ではなくて、センダン科ですが、なぜかヒルギと呼ばれています。

ホウガンの名前はこの実の形からついたもの。

今回のスンゲイブロウではやたらとホウガンヒルギちゃんが豊作で、1個見つけられればラッキーと前は思っていたのにあっちこっちで見かけてなんだか嬉しかったです。

マングローブのかなり海辺の方にあるので、この砲丸の形でどうやって分布を広げて行くんだろうとおもっていました。

そしたらこんなサイトがありました。

「はじめは球形だったものが、熟すとこのように何個かのブロックに分かれるそうです」

と記事にはあって、「やっぱ浮くんだ~」って思ったんだけどどうなんだろう?

S201106170412

ホウガンヒルギの中ってどうなってるんだ?と思って調べていたらこちらのサイトに行きつきました。ホウガンヒルギの育て方ってページですが。

http://www2.wbs.ne.jp/~shigey/mangrove/culture/2-houganhirugi/houganhirugi.htm

面白いです。

やっぱばらばらになって浮くんだね!

S20110617079

S20110617080   

S20110617081

迷彩模様が特徴の一つです。S20110617082

昔々にこちらのブログでも取り上げていました。

昔のホウガンヒルギの記事

この記事を書いた後、山東さんからホウガンヒルギの実の写真を送っていただいて、あらためてアップしています。こちらも見てね。

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2011年7月11日 (月)

シーチーク

Podocarpus polystachyus

シーチークと言う名前から気付いているべきだったのだけど、今回「あ、シーチークだ」と思って始めて、マングローブ植物のお仲間だと気がつきました。TOMはシンガポール植物園でよくお目にかかっていたので。

スンゲイブロウの観察園路の最初の方に出てきた子。

同じような環境のところにシーハイビスカスやシーアーモンド、ポンポン、ドリカンドラ、シンポエアーなどがいました。

マングローブの少し後ろあたりに生えるイヌマキの仲間です。

下の資料によると海辺やマングローブの後背に生えるのだけど、自生地の環境がどんどん失われてシンガポールではとってもレアーになってしまったらしいです。その代わり公園にはけっこう植えられています。

なので、この子も昔からここにいたのか、観察園路で子どもたちが勉強するようにわざわざ植えられたものなのかは不明です。

S20110617020_2

S20110617021

S20110617022

資料に読んだwildsingapore のページ

さてこの後はシンガポール植物園で昔撮った写真を引っ張り出してきました。

男の子と女の子が別々の雌雄異株。こんな実がつきます。

イヌマキちゃんと同じだねえ。

日本だとわりと暖かい地方に生えているイヌマキちゃん。TOMが生まれ育った浜松では農家の生け垣と言えばこの子「ホソバ」でした。この葉っぱを編んで手裏剣とか作ったのが懐かしい思い出です。子どもの頃はこんな実がなっているなんて気がつきもせず葉っぱをむしっていたなあ。

S06051831

こちらは雄花の花序。

S06070711

まだ花粉を出していない雄花ちゃん。

S06070713   

そして花粉を出しちゃった雄花ちゃん。

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Srimg0032

和名は「ウミベマキ」。この名前で出てきたのはこちらのサイトだけでした。

東南アジアには  台湾、西マレシア、インドシナなどに分布しているとのこと。

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2011年7月 7日 (木)

カブトガニ

Carcinoscorpius rotundicauda

スンゲイブロウで見られる特徴的な生物の一つがカブトガニ。あんまり見られる子じゃなかったんだけど、こばちゃんの話では、前に2匹がくっついて泳いでいるのを見た年のあたりから、小さなカブトガニちゃんをよく見かけるようになったとか。

今回も小さめの子を何匹(単位はなんだろう?)を見かけました。

下の写真はマングローブの潮が引いた後の浅瀬を遡るようにしていた小さなカブトガニちゃん。甲羅の直径は(遠くからだったのでよくわからないけど)10cm弱といったところな感じでした。

写真真ん中の子の他にさらに小さな子がいたんだけど、砂に潜ってしまって、この写真では1匹しか見えません。

S20110617069

上の写真の子。

泳ぐのをやめたかと思ったら、体を横に揺らしながらどんどん砂に潜って行ってしまいました。

こうなってしまうと、「そこに「カブトガニちゃんがいる!とじっと見続けていなければ、どこにカブトガニちゃんがいるのか発見は難しいです。

みなさんにはどこにカブトガニちゃんがいるのかわかりますか?

S20110617070

こちらはカブトガニちゃんのお亡くなりになったところ。少なくとも2匹は記憶にあります。

この子は甲羅の直径が20cm強といったところでしょうか?

カブトガニちゃんのご遺体も前はあまり見かけませんでした。

今回、マングローブの後退と言うか、衰退がスンゲイブロウでは顕著でした。

3年ぶりと言うことで余計に強く感じたのもあるかもしれません。

カブトガニちゃんの遺体がいっぱい見れたのはマングローブの衰退と関係あるのか無いのか?

気になります。

S20110617209

カブトガニの前の記事 見てね

http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2007/01/carci.html

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今日はTOMの誕生日だよ~♪

   

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2011年7月 6日 (水)

シーハイビスカス

Hibiscus tiliaceus

マングローブ林の少し陸側にいっぱい。海辺に咲くハイビスカスです。

花は黄色。

S20050720_151

1日たつとオレンジに変化して落ちます。

S20110617141

葉っぱはハート型

S061215018

托葉がかわいい!

S061215017

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シーハイビスカスは園芸種もけっこうあって、葉っぱがトリカラーのものとか銅葉のものとか。

実はハイビスカスと同じようなのができますが、写真が見つからず。見つかったらまた。

S20110617014

アオイ科

Common Name: Linden Hibiscus, Mahoe, Sea Hibiscus, シーハイビスカス

原産地:Pantropic

昔の記事はこちらです。一番最初のころの記事なのでシンプル…。

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