カテゴリー「Be:熱帯植物事典(草本) Herbs」の記事

2006年10月 2日 (月)

ヘアリークリデミア

Clidemia hirta

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シンガポールのどこででもよく見かける草。

自然保護区の中でも見かけるんだけど、じつは帰化植物で、旺盛な繁殖力でどこにでも進出している子なんだそうです。

葉っぱだけでなくて、全部が毛だらけ。なので、雑草の中では一番早く覚えられる子の一つ。

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お花は白くて直径1.5cmくらい。下向きかげんで咲きます。

ノボタン科の仲間ってオシベが何か特徴的で可愛いんだよね。

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花びらやオシベが落ちるとガクのカップの中で子房が大きく育っていきます。このカップも毛だらけ!どうしてこんなに毛だらけなんだろうねぇ。理由が知りたいよぉ!

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最終的には1cmくらいの大きさの実になります。緑色だったのが黒くなって鳥ちゃんに食べてもらってタネが運ばれていきます。

3_30 この黒い実、ちょっとほの甘くて美味しいんだよ。ちょっとかじってパチッ!小さいタネが見えるでしょ。

ノボタン科 Melastomataceae

原産地: 熱帯アメリカ 

Common name: Koster's Curse、Hairy Clidemia ,ヘアリークリデミア、アメリカクサノボタン

ノボタン科の仲間も見てあげて!

資料:「Illustrated Guide to Tropical Plants」P569

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2006年8月29日 (火)

スネークウィード

Stachytarpheta indica

06051821sシンガポールのちょっと放置された場所で出会う雑草です。

クマツヅラ科 Verbenaceae

原産地:南アメリカ

Common name: Common Snakeweed,スネークウィード

左の写真のように花序が長いの。ひょろりーんと伸びでヘビのようだから、「ヘビの雑草」なんて名前が付いているんでしょうか?

お花1つ1つの直径は6mmくらいで小さくて、下から順番に咲いていきます。

決して派手ではないけど、かわいいお花です。

株は全体で1mくらいの高さにまで育ちます。

Photo_48 06051822s 06051823s

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資料:「A Guide to the Wildflowers of Sinapore」P88

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2006年7月 7日 (金)

子宝弁慶

Bryophyllum daigremontianum 

synonym  Kalanchoe daigremontiana

Bryophyllum_daigremontianum1s_2前にデビルズバックボーンについて調べようと熱帯植物要覧で調べていたら、この名前で載っていたのがコレ。でも、内容を読んで、どう見ても違う植物だよねー、こんな変な植物があるんだーと思っていたら、意外と身近にゴロゴロしていました。

なんと我が家の前のお店の鉢植え。お隣りどうしで譲り合うのか、同じコダカラベンケイの鉢植えが何件にもわたって置かれていて、ほのぼのとしたものを感じて思わず笑っちゃいました。

ベンケイソウ科

原産地:マダガスカル

Common name: Devils backbone, デビルズバックボーン、コダカラベンケイ , シコロベンケイ(錣弁慶)

高さは60~80cmくらい。葉の縁にオコチャマがいっぱいできてます。コダカラ(子宝)という名前が付くのもよくわかります。弁慶…はベンケイソウの仲間だからでしょう。ベンケイソウは日本でもおなじみですよね。挿し木ですぐ生えるので、やっぱりご近所のみんなが同じ植物を育てている様子を見ることができる、あのベンケイソウです。

Bryophyllum_daigremontianum2s Bryophyllum_daigremontianum3s 

さて、このコダカラベンケイ。株を増やしたい時はこの葉の先に付いたオコチャマを蒔けばいいのだそうです。なんてカンタン!形も面白いし、お隣からもらいたくなる気持ちもわかりますよね!

でもデビルズバックボーンの名前はやっぱりもう一個の植物の方が似合ってる気がする…。コレです。見てみて!

資料;熱帯植物要覧 P133

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2006年5月30日 (火)

スパティフィラムの花

Spathiphyllum cv.

Spathiphyllum_cv4s街路樹の下や公園によく植えられているスパティフラム。熱帯の島、シンガポールでは日本で言うところの観葉植物は屋外の植物達なので、街路樹の下ばえとしてよく出会うことができます。

スパティフラムを含むサトイモの仲間たちはツルやシュラブの形で本当によく見かけるのだけど、TOMはこのサトイモ科の植物に特徴的なお花…仏炎苞を持った肉穂花序…のことがよくわからないでいました。

この中に見えるものがたくさんのお花が集まったものだということは理解できるのですが、じゃあ、オシベとメシベはどうなってるの?1つ1つの花はいったいどんなんだろう?と思い、肉穂花序の植物を見かけるたびにじーーーっと探していたのですが、毎回、敗北。(わからんということ)

Spathiphyllum_cv5s

そんなわけで道路っぱたにあったスパティフラムを今回も懲りずに観察してみました。

咲き始めは白い苞に包まれています。多分この状態ではどんなお花にしても咲いていない状態だよね。パチッ!

拡大してみます。あれ?

Spathiphyllum_cv6s

ブツブツの1つ1つの元部分に花びらみたいなのがついてる。もしかしてコレは花びらやガクの痕跡?単子葉植物の例に漏れず、もしかして内側3枚外側3枚の構成になっているのかしら?写真だけではよくわかりませんが…。もしコレが花びらなどの痕跡なら、このブツブツはメシベに当たるものかも…?。

Spathiphyllum_cv8s_1

別の新しめのお花を撮ってみました。拡大…。もしこれがメシベならブツブツの先っぽにメシベの柱頭らしきものが見えるはず…。ありましたぁ!よくわからないけど、メシベの柱頭に見えませんか?コレ。

ちょっと黒づんだ別のお花も撮影。拡大…。メシベと思ったブツブツの脇から「おおお!オシベが出ています!!」。 びーっくり!

もし最初に見た花びらやガクの痕跡らしきものが、本当に花びらやガクなら、このブツブツの1つ1つはメシベ、オシベ、花びら、ガクと上から順番についている普通のお花と同じ構造になります。えー?、全然知らなかったし、気がつかなかったよー。スゴイスゴイ。

Spathiphyllum_cv3s

Spathiphyllum_cv1s今までも肉穂花序の別の種類の花を何度も写真に撮って来たけど、ハエとかの虫はちゃんと来ていて、盛んに花の上をはいずっているのに、花がどうしても見つけられないということがありました。多分、同じことが起きてるのだけど、TOMの目には小さすぎて見えなかったのでしょう。次からはオシベとメシベが時期をずらして別々にでてるんだ…と思いながら観察をしたいと思います。

どなたか、「オマエの観察と想像、間違ってるよー」って真相を知っている方はどうぞお知らせください。

メシベとオシベをつけて受粉を完了したサトイモのお花は、人知れず花の生涯を終えて、実を結ぶ段階に入っていきます。

この段階になると仏炎苞は虫を呼び寄せる人寄せパンダの役割を終えて、白い輝きをなくしていきます。緑に変わったこの様子を見ると、仏炎苞も葉から出来ていたんだなあということがよくわかりますねー。

この子よりずっと花がわかりにくいスパティフラムちゃんはコチラ。

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2006年5月20日 (土)

黄色の花のバナナ

Musella lasiocarpa

banana-1s

バナナの花は普通、遠くから見ると赤く見えます。(左の写真。コレは今日のタイトルのお花ではありません

本当の花は黄色なんですけど、花を包む包(ほう)の部分が赤色をしていて、遠くから見ると「赤色」って感じなのです。

でも。シンガポール植物園のジンジャーガーデンはバナナを含む「ショウガ目」の植物をコレクションしてあるエリアなんですが、先日ガイドをして歩いていたら、黄色の包のバナナを発見。「何だ?これ?」ガイド中はカメラを出すのはぐぐぐっと我慢。後から戻って写真を撮ってきました。Musella_lasiocarpa2s

でも名前がわからなーい!って思ってたら、chisakaさんが教えてくれました。ありがとー!

学名がわかったので早速検索。おおー、出るわ出るわ。日本の熱帯植物園にも出回ってるくらいだから、今が流行の花なのねー。普段、ちっともヒットしなくてぐっすんしていることが多いので、ウハウハのTOM。中でも一番面白かったのはコチラでした。

下の写真は雄花の写真。

Musella_lasiocarpa3s Musella_lasiocarpa1s 

ここや、あちらこちらのサイトでいただいた情報を簡単に…

ムセラは雲南省の南西部に特有の植物で、冬場はとーっても寒くて凍ってしまいそうな標高2500mまでの高い山で育つものなんだそうです。かつては地元の仏教徒にとって神聖な花のひとつだったんですが、気候が厳しい時期の食料として人や家畜に食べられて、今ではとーっても少なくなってしまいました。でも、このサイトの会社だかなんだかが、ミャンマーとの国境に近い仏教の僧院の庭で標本を見つけ、これを繁殖するのに成功し、販売することができるようになった…みたいなことが書いてありました。

Musella_lasiocarpa4sTOMは勝手に「バナナだー」と言っていましたが、学名が「Musella」で、バナナの「Musa」と違います。でも近いよね、どう見ても…って思っていたら、昔は「Musa lasiocarpa」とされていたんだけど、最近、1属1種で「Musella属」とあらためて分類されたんだそうです。やっぱ、バナナに近いじゃん。

花を見たときに「絶対バナナの仲間だー」って思ったので、雌花が咲いていたはずのところに実があるかも…と思ってめくってみました。

ありましたよー。小さな平べったいバナナの赤ちゃん。かわいいでしょー?「食料にされて少なくなってしまった」…なんて書いてあったから、これは熟れたら食べられるの?うーん、どうなんだろう?

2500mもの高地に育つものなので、寒さには強いようです。日本でも育つバショウの木は熱帯中心のバナナの仲間の中でも一番寒さに耐えるものなんだけど、おんなじくらい「寒さに強くてすごいぞー」ってありました。

原産地ではせいぜい30~60cmの高さにしか育たないようですが、「ヨーロッパの温室で栄養たっぷりで育てたら2mにもなったよ」という報告もありました。シンガポール植物園のはせいぜい1mってところでしょうか?

英名のゴールデンロータスの名前は、つぼみの時の花の形がハスの花に似ているからなんだそうです。和名のウンナンチユウキンレン(雲南地湧金蓮)は、意味を考えるとスゴイ名ですねー。「地面から湧き出る金色の蓮」ですかー。

日本のあちこちのサイトには300日も咲き続けると書いてあります。でもコチラのページには「最初の花から6ヶ月経ったときに実ができた。(写真もアリ。注目!)でも花はそれから6ヶ月も続けて咲き続けた。多分、一番長く花が咲き続ける植物だろう。」なんて書いてありました。300日じゃなくて365日、1年じゃん。…つまらない突っ込みでゴメンなさい。

私達には全くなじみがない花ですが、仏教の神聖な花として親しまれてきたために、仏教寺院にはこの花をかたどった飾りが作られていたりするそうです。

バショウ科 Musaceae (単子葉 ショウガ亜綱 ショウガ目)

原産地:中国雲南省南西部 

Common name: Golden Lotus, Chinese Yellow Banana, Dwarf Banana 、ムセラ・ラシオカルパ、 チャイニーズイエローバナナ、  ウンナンチユウキンレン(雲南地湧金蓮)

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バナナのお花の写真 

ピンクの包のバナナ

バナナの花の咲き方

バナナがバナナになるまで

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2006年5月 2日 (火)

チョウチョのショウガ

Hedychium coronariumHedychium_coronarium4s

Hedychium_coronarium6sショウガ科 Zingiberaceae (単子葉 ショウガ亜綱 ショウガ目)

原産地:ヒマラヤ~中国

Common name: Butterfly Ginger. Garland Flower, Ginger Lily , White Ginger, Fragrant Grand Flower,  ハナシュクシャ(花縮砂)

シンガポール植物園のジンジャーガーデンにあるショウガの仲間のお花。真っ白くてきれいなので、目立ちます。高さは1.5mくらい。葉の様子もショウガとよく似ています。Hedychium_coronarium3s

お花の構造がよくわからないので、後ろから見てみました。後ろに細長いガクみたいなのが見えます。細長いガクが3枚と、花びら3枚。上の花びらは大きくて真ん中に裂け目が入っていて、まるで2枚の花びらが合着しているかのよう。単子葉植物だから、多分3枚が正解だと思います。

Hedychium_coronarium1s 

そしてオシベとメシベが1個にまとまったようなのが1個。双子葉のお花とはちょっと違った感じで面白いです。

よい香りがして、香料などに使ったりするそうです。お花がきれいなので、日本にもけっこう入ってきているみたい。

資料:「1001 Garden Plants in Singapore」P136

    「熱帯植物要覧」P548

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2006年4月23日 (日)

ピーナッツのグランドカバー

Arachis pintoi

Arachis_pintoi1s Arachis_pintoi6s

シンガポールで芝生でなくて明るい緑色の地面を見つけたら、足元をよく見てみて。1cmよりちょっと大きめの黄色のマメの花が咲いていると思います。グランドカバーで明るさを出したい時によく使われる種類で、こちらではピントーピーナッツと呼んでいます。「落花生のご親戚ですよ」とガイドの時には説明するのだけど、落花生とは属が同じ。ちなみに落花生の学名は「Arachis hypogaea」です。

人などがよく踏む場所ではすぐに弱ってしまうので、特にきれいに作りこみたい場所に使われます。うまく根付いた場所では本当にきれいですよー。よく見るのは黄色の花のタイプですが、オレンジのタイプもあるようです。

シンガポールでは装飾的に使われるだけですが、コロンビアなどでは牧草と混ぜて植え込む植物としても最近は注目されているよう。イネ科の牧草を単体で植え込むよりも、混ぜて植えた牧草地の牛のほうが成育がよかったんだって。マメ科の窒素固定の性質を利用しているものなのかな?

マメ科

原産地:熱帯南アメリカ

Common name: Yellow Peanut Flower , Pinto Peanut

資料:「1001 Garden Plants in Singapore」 P63

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Arachis_pintoi5s

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2006年4月18日 (火)

悪魔の背骨

Pedilanthus tithymaloides

Pedilanthus_tithymaloides1s

トウダイグサ科 Euphorbiaceae ( バラ亜綱 トウダイグサ目 )

原産地:熱帯アメリカ

Common name: Devil's Backborn, Zebra Plant, Zigzag Plant, ダイギンリュウ(大銀竜)

ペディランサス属は熱帯アメリカに30種くらいあるそうで、その中でもこの種は古くからある園芸植物。学名で調べても日本のサイトはほとんどヒットしないんだけど、「ダイギンリュウ」で検索するといっぱいヒットします。

でもって、シンガポールではこんなんが公園とかに植えられているのが面白いなあって思います。

何故って葉がきれいだから。熱帯って意外とお花が少ないんです。だから葉の色や質感で変化を表現して町を鮮やかに彩っています。デビルズバックボーンみたいに色が明るくて、ピカピカした感じの植物は、他の緑と一緒に植えると目だってきれいなんです。名前も面白いよね!

資料:「1001 Garden Plants in Singapore」 P185

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2006年4月16日 (日)

オジギソウ

Mimosa pudica

Mimosa_pudica1s

「シンガポールならではの植物を見たーい」って思って来てくれた人はごめん!

今日の植物は「オジギソウ」。日本でもとーってもおなじみですよね。

シンガポールではちょっと放置された場所ならどこでもはえている雑草です。

高さが30cmくらいで横に広がります。緑の中に埋もれているので、よく見ないと気がつかないけど、本当によくあります。

マメ科

原産地:ブラジル

Common name: Sensitive Plant, オジギソウ、ネムリグサ 

うちの娘は中学生にもなって、オジギソウを見かけるとサワサワと足で触りながら歩くのが大好き!何故って…名前の通り、触ると葉が閉じるので面白いのだ。私の世代くらいの人なら誰でも知ってるだろうと思っていたけど、意外と知らない人も多くて、葉を閉じて遊んでいるとびっくりする人もけっこういます。(結局お前も○歳にもなってやってるんだろ…と突っ込まれそう♪ハイ、その通りです(涙!) 娘の友人にもオジギソウを知らない子がいて、葉を閉じさせながら歩いていたら「植物を枯らして歩く女」と恐れられたとか…(本当の話…笑)

日本では苗ものが春になると出回って、夏いっぱい楽しむと枯れていきますが、シンガポールでは雑草なのでお店に売っているわけでは、もちろんありません。日本では1年草扱いになっていますが、本来は熱帯出身の多年草。日本の冬には耐えられなくて枯れてしまうので「1年草」として商品としては出回っています。

「シンガポールでは雑草」と書きましたが、シンガポールが原産地かと言うとそうではなくて、ブラジルなど南米が原産。日本のように面白植物として紹介されたものが雑草としていついてしまったのか、船とかで靴や荷物にタネがくっ付いていて入ってきてしまったのか、私は知りません。

お花は写真のように1cmくらいのピンクのぼんぼんみたいな格好をしています。マメ科なので、お花が終わると小さなマメのさやが鈴なり(?表現が正しいかわからないんだけど…)になります。オジギソウを育ててる人はタネまで楽しんでみて。かわいいよー。(私は日本で育てている時に、タネの形に可愛くて感動しました!)

マメ科は大きく3つの亜科に分かれます。クロンキストの分類ではこの3つの亜科をそれぞれ独立した科として扱っています。オジギソウはお花がボンボンになるタイプのマメの仲間で、同じ仲間には日本人にもおなじみの「ネムノキ」などがあります。お花を思い出してみて!よく似ているよ!先日、こちらで紹介した「エレファントイヤーツリー」も同じ科の仲間。写真を見比べてみてね。1つのお花のように見えますが、実際は小さなお花の塊が球状にくっ付いていて、1つのお花のように見えます。ピンクに見えているのは花びらではなくて「オシベ」に色が付いて長く伸びているもの。

「オジギソウ」でGoogletあたりで検索するとたくさんヒットするので、もちっときれいに撮れた写真を探して見てやって下さい。

その中で、「こんなんあり?」って思ったサイトがコレ。「地震予知草栽培セット」…だそうだ…。「オジギソウ栽培セット」って書いて売ってくれよ…。でもオジギソウって思ってみると爆笑できるので、見てみてください…。

上のサイトで笑った人は…ぽちっ

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2006年4月11日 (火)

蜘蛛さんのふさふさの髪の毛

Strophanthus preussii

国立ラン園の中のバーキルホール横にある潅木。お花が変なんだよー。花びらの先が伸びてまるでお髭のよう…。

コモンネームの Spider tresses の tresses は広辞苑によると「(女性の)ふさふさした髪」という意味でした。面白いネーミングだねー。だからといって今回のタイトルはどうかと自分でも思うけど、この学名ではどうしても覚えられないのよー!!!(涙!) というわけでこのタイトルで決まり!

Strophanthus_preussii2s

Strophanthus_preussii1s今回調べてみたら「芳香がある」と書いてあるものがありました。今まで香りに気がついたことがなかったので、次に行ったら香りを確かめて、確認してきますねーー!

キョウチクトウ科 Apocynaceae (キク亜綱 リンドウ目)

原産地: 熱帯西アフリカ

Common name: Corkscrew Flower , Spider Tresses, ストロファンサス

資料: 「1001Garden Plants in Singapore」P217

変な花~!って思った人はぽちっ応援してね!

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