カテゴリー「雑記ちょう」の記事

2007年12月16日 (日)

野山北・六道山公園

園芸の仕事をしていたときの友人に「ちょっと面白い勉強会があるから来ない?」と誘われて、先々週の土曜日に、野山北公園というところへ行ってきました。

昔は公園と言えば、お役所が管理するもので、「①公園を作った②勝手にしてー」というものだったのですが、TOMがシンガポールから帰ってきたら、様子が一変していました。指定管理者制度というものができて、お役所がテキトーに管理する形から、指定管理者が管理運営の全てにわたって企画・管理・運営をする公園というものが誕生していたんです。

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野山北・六道山公園は「西武・狭山丘陵パートナーズ」という指定管理者によって、狭山丘陵にある他の4つの都立公園と共に管理運営されている公園のひとつ。こういった形態の公園の成功例を「見学する会」が先々週の土曜日だったんです。

詳しいお話は又にして、TOMが見てきた風景をアップしますね。

1この日はたまたま収穫祭の日で、集合場所の「里山民家」の入り口では、案山子コンテスト入賞の案山子ちゃんがTOMたち一行を迎えてくれました。

下の写真が「里山民家」。古い建物かと思いきや、新しく作ったものなんだって。でもこんなものを作ってくれる心意気がいいねぇ。この公園でボランティアをしている方たちの活動の拠点になっているようです。

里山民家の裏に谷戸がひろがり、ボランティアによる米作りが行われています。

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この公園の中で栽培したお米を使っての餅つきや、お囃子、食べ放題のみかん。スタッフのオカリナ演奏。どれも美味しかったし、素晴らしかったよ!ボランティアの方々やスタッフの皆さん、参加している皆さんがみーんな生き生きと動き回り、楽しそうだったのが印象的でした。

何よりも秋晴れの空の下、TOMにとっては6年ぶりの秋!!すがすがしい空気ってこんなんだったんだなあって思い出しましたよ。

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何もかも素晴らしくて、動きたくなかったんだけど、それでは目的が果たせません。

名残惜しい気持ちを残しつつ、雑木林へのお散歩に出発!

下の写真は上の民家の裏手の谷戸に広がる田んぼ。ここで作ったお米がこの日みんなが食べたお米です。写真だとわからないけど、紅葉がそれはそれは綺麗でしたよー!

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雑木林の様子。

この雑木林も、ちょっと前までは荒れ放題になっていたものを、ボランティアが適切な管理の方法を勉強会で学んで、こんな素敵な雑木林に生まれ変わらせたんだって。

関東近辺で見られる雑木林は里の生活を支えるために人間が長い時間をかけて作り出してきた森で、人が来る前から日本に自然にあった森じゃないって知ってるよね。

だから人が手入れをしないといけない森なんです。

でも薪を取ったり、落ち葉を掻いて腐葉土にしたり…といったことを昭和30年、40年代以降しなくなってしまったので、最近まで関東にたくさんある雑木林は荒れ放題。場所によってはゴミ捨て場と化していました。

都市近郊であることから、住宅地としても開発が進み、はっきり言って関東の雑木林は風前のともし火状態だったわけ。

そんなこんなでこの森もネザサが生い茂り、見るも無残だったものをみんなで再生したんだね。凄いねー。

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この公園、とにかく広いです。

尾根沿いをひたすら南北に歩いてお散歩することができます。

あちこちに拠点になる場所があって、左のもそのひとつ。展望台になってました。

下の写真が展望台の上から撮った写真。

360度のパノラマ。紅葉がとにかく綺麗だったーーーー!!気持ちがいい!

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森の中にはこんなレンガ造りの祠もあったり、みかん畑が隣接してあったり、とっても気持ちがよくて楽しいお散歩でした。

おおっと、これは勉強会でした。

最後に公民館みたいなところのお部屋をお借りして、公園の管理について「NPO birth」の事務局長さんからお話を詳しく伺いました。

TOMが昔、公園の設計をしたりする会社にいて「こんなものがあったらいいのになー。でもどうやればできるんだろう?」と思っていたものが、まさに形になってそこに存在していました。スゴイ。不可能と思われたことを実現してしまった人たち。家に帰って資料を読み直して涙が出るくらい感動しました。

ニュースを見ていて、大企業や政治家のナサケナイ姿に「日本はどうなっちゃうんだろう?」と悲しくなっていましたが、こんなことを成し遂げている人たちもいます。やはり「思うこと、行動することは凄いこと」って再認識をしました。

バースのホームページはこちらです。

http://www.npo-birth.org/

狭山丘陵の公園ガイドのホームページはこちらです。

1年に1回登録ボランティアを募集します。2月に説明会があるそうです。

http://www.sayamaparks.com/

見てみてね!

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2007年1月20日 (土)

シンガポールスケッチダイアリー

友人のまゆりさんが作っている「シンガポールスケッチダイアリー」なるブログ。面白いです。楽しいです。左上にリンクを新たにつけました。TOMのところのついでに是非是非お出かけください。

みんなで出かけたスンガイ・ブローの記事もさっそくアップされていて、そのパワーにいつもいつも脱帽状態のTOMです。金曜日は、テッポウウオが実際に虫を捕まえようと水鉄砲を撃っているところを目撃。感動でした! (イラスト入りで載っています)

以下、最近の記事でぜひこちらも見てねという記事を紹介。(いずれもTOMも一緒にいた…)

シンガポール植物園の国立ラン園で、ジェードバインが咲きそうです。ジェードバインの開花情報を知りたい人はこちらへ行って見て!

ジェイドバインってのはこんなお花です。お花とは思えない本当にきれいな色。「翡翠かづら」と呼ばれるのも納得です。 2_103

先日はジョホールバルまで「乞食鳥」を食べに行ってきました。こちらも面白かったー。乞食鳥って何?って状態だったTOMでしたが、これを体験できて大満足。

乞食鳥の記事はこちらです。その後に寄ったハイアットのお茶はこちら

最近書いてくれていた「地球は大丈夫?」ってな記事も面白かった。

「人のふんどしで…」状態ですまん。「ここの記事がいいよー」って進められてもすっと飛べない世代が身近にいるので、こんなふうにリンクだけの日を作っちゃいました。

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2006年11月28日 (火)

どんぐりころころ

ちょっとサボってます。時間が足りない…。

5_43 先日シンガポールの中にほんのちょっと残っているスワンピィフォレストのニースンに行ったときに、よく探すと沢山のどんぐりが落ちていました。熱帯にもどんぐりってあるんだって。

日本のクヌギにちょっと似ていますね。

12月でパリにスライド転勤してしまうkeikoさんが「熱帯雨林とお別れが悲しいよー、えーんえーん」と言いながら作っていた顔。

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実も葉っぱもお花もみんな同じ種類の木のものを使って作っています。

この子が何者か知りたい方はこちらへお越しください。

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2006年11月 5日 (日)

熱帯雨林保全のためにワンクリックお願いします

シンガポールで出合ったものを日々スケッチで届けてくれているまゆりさんから、こんなん紹介するからPRして~との連絡が。

サイトに行ってクリックすると1日1回1円の募金を私達に変わって企業がしてくれるんだって。

熱帯雨林保全を掲げているのはコスモ石油。詳しいことは下のまゆりさんのブログを見てくださーい。

シンガポールスケッチダイアリー ワンクリックで救える命

www.dff.jp

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2006年7月 4日 (火)

シンガポール植物園の新ビジターセンター

Garden1

昨日に引き続き、ショウガ科のシンポジウムに出ていたのでグッタリ。時間がないので、新しいビジターセンター周りの写真だけ。

これがビジターセンターの入り口のホール。多分受け付けもここにおかれると思います。

昨日の写真の木彫りのトカゲもこの付近に置いてありました。

Garden2

何ホールだったか忘れてしまったけど、歴史的な建造物も復活していました。何の場所になって復活するんでしょ?

この裏にあった、フタゴヤシの雌木!

ちゃんといました!

小さめの実をちゃんとつけていました。早くみんなで観察したいよー!

Garden3

新しいビジターセンターの屋根は緑化されています。赤とかのお花が遠目で見えていたので、2Fに登ってみました。

Garden4

ハナキリンでした!

  Garden5

ビジターセンターの2Fから撮った写真。この地下にフードコートができるらしいです。もうテーブルとかは入っていましたが、周りのガーデンの工事はまだ全然終わっていません。全面オープンするのはいつの日なんでしょう?

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2006年7月 3日 (月)

ショウガ科の国際シンポジウム

Rimg0106s7月3日から6日までの4日間、ショウガ科の国際シンポジウム(4th International Symposium on the familu Xingiberaceae がシンガポール植物園の新しいビジターセンターの施設で開かれています。

本来なら参加費がUS100$のところを、植物園のボランティアガイドは参加費がUS40$にディスカウントされると聞いて、ショウガ科のことなんて何にもわからないけれど、新しいビジターセンターの見学もしたいし、申し込んじゃいました。

Rimg0134sjpg

シンポジウムが開かれたホールはオープンエアーにもできるし、仕切りをつけて冷房付きの部屋にもなるホール。オープニングセレモニーと午前中の講演は、オープンエアー状態で行われ、雰囲気は申し分なかったけど、今日は暑かったです。通常こういう場所にある扇風機が天井についていないのと、スタッフが涼しい外側の席にいたから、中の人間の暑さに気がつかなかったのだろうな。(午後は逆に寒かった…)

でも中からの公園の眺めはこんな感じ。いい感じでしたよー。

Rimg0138s

新しいビジターセンターはまだ正式なオープンには到っていないですが、ランの研究室評本室などの引越しはもう終わっているようでした。今まではこういうものは一般の人間には、見られない場所にあったのですが、これからは簡単に見られるようになるようです。ランの研究室はガラス張りになっていて、外から丸見えの状態。

Botanictokage

シンポジウムの講演自体は英語なので、英語音痴のTOMにはとんと理解できないのですが、要約文は配られるから(もちろん英語ですけど)だいたい何の話題について話しているのか位はわかります。何より、画像をプロジェクターで出しながら、説明するんだけど、ショウガ科の美しい花が画面にいっぱい出てきて、それを見ているだけでけっこう楽しめました。(馬鹿みたいに写真をいっぱい撮っちゃったよー)

午前と午後にTEAの時間、ランチ、ディナーと食べっぱなしのシンポジウム。(これも料金に込みこみです)日本から来られた専門の先生方ともお話ができて、野次馬TOMにはエキサイティングな1日でした。(まだ続くって…)

そんなわけで、4日間ほどブログが植物ネタと遠く離れることをお許しください。

それにしても。

こんな専門的なシンポジウムをボランティアガイドや学生にも広く門戸を開けて開放する…ところがスゴイなあと思いました。日本の学界ってなんか閉鎖的で、こんな風に飛び込みで入っていけない雰囲気があるんだよね。中にいる人間はゆりかごの中で心地いいかもしれないけど。

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2006年5月31日 (水)

スパティフラムの花はどこ?

Spathiphyllum cv.

Spathiphyllum_cv5s_1

昨日のスパティフラムの回では、メシベとかオシベとか言われたら「そうかなーー?」って思える程度のものが見えたでしょー?

TOMが観察して敗北し続けていた奴はコイツです。

仏炎苞自体が小さめで、肉穂花序の太さが大人の人差し指くらいの太さ。この子をよーく見てたんだけど、全然わからなかったのだー!!

Spathiphyllum_cv1s_1

蜂だったかな?表面を動き回っていたので、花が見えるかと思って肉穂花序を撮影し拡大したもの。ボコボコした突起が見えるけど、それ以外は何がなにやら…??なんだ?コレ?

Spathiphyllum_cv6s_1

同じ種類の別の肉穂花序の写真。

とーっても大きく見えるけど、花序全体の太さが指くらいですからねー!

昨日の記事を書いた後だと、この写真の意味はちょっとわかる…。

この肉穂花序ではメシベの部分が全然盛り上がってないんだね。まっ平ら!

でもよく見るとメシベの柱頭だったらしき痕が…。この段階ではオシベが出て来ているところのように見えますね。

この写真からだとオシベは6本みたいに見えます。あ、ここにも単子葉植物の3の倍数が…。

5角形か6角形に見えるオシベが出てきている部分が花びらの痕なのかな?

Spathiphyllum_cv3s_1

だんだん実を作っている段階の写真。前の写真ではわかりにくかった1つ1つの花の切れ目がはっき見えるようになりました。

オシベの残骸ががちょこっと残っています。

メシベの柱頭だったらしき場所はYの字のように見えます。これは子房が3心皮で1つ1つの実が3つに分かれるってことなのかな?

Spathiphyllum_cv4s_1

完全に1つ1つの実が分かれてしまいました。

昨日の記事を読んだ後なら、上の写真が「ああ、こういうことなのかな?」って思えるでしょ。でもコレの写真だけでは何がなんだかTOMは全然わからなくてずーっと悩んでいたのですぅ。決して老眼のせいで見えなかったわけじゃないと思うよー。

厄介なスパティフラムちゃんでした。(こんなことで悩み続けられるなんて、オマエは暇だねーと言われそう…)

昨日の続きでくどくてごめん。でもお願い。ブログランキングの投票にご協力を!…ぽちっ

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2006年2月24日 (金)

バナナの花の謎

banana-2s

「また、バナナかよー?」ってうんざりしてる人がいたらごめん!バショウ科について調べていたら、「ブログにまちがい、書いちゃったよー!」と気がついたので、お詫びのページです。まちがいはこのページ「バナナの花」です。

朝日百科 植物の世界 のバショウ科10-P195にはこんな風に書いてありました。

「花茎は偽茎の中心部を貫いて伸び、花が段になってつく。基部は雌花群、先端部は雄花群で各花段はほうに包まれる。 」

「バナナの花」の回では「こんな形をしていて、ちゃんとオシベとメシベがあるんだよ!」なんて書いてしまったけど、バナナはじつは両性花ではなくて単性花だったのです!!!

bananaおまけに「おしべは6本だが1本は不稔である」とまである。

ちゅうことは上の写真のめしべに見える部分は「不稔のおしべ」!!!

失礼いたしました!

バナナよ…まぎらわしい格好するなって… (いや私がいけないんですけど…涙!)

で、最初に抜書きした部分の説明がよくわからなくて悩んだんですが、左の絵のようなんではないかと…想像しています。

これだとつじつまが合うんだよ。

今度バナナに出会ったら、雌花の写真も撮れる様にじーっくり観察してきます。ねぇねぇ、間違っていたら、誰か教えてーーー!

ある本には「雄花を食用にする」と書いてあるそうです。確かにね。インド人街に行くと左の絵にあるようなバナナのお花の塊が野菜として売られてるんだよね。ってことは「雌花が咲いてしまって、伸びた先についているこれから雄花だけが咲くはずの塊」を取って来ているのかな?だとしたら、バナナも食べられるし、雄花の塊も食べられて一石二鳥! うーーん、賢い。

バナナの謎はTOMの中で深まるばかりなのであった…(悩んでいる間に家事をしろーと夫の声が聞こえてくる…涙!)

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2006年2月18日 (土)

バナナはどうやってバナナになったか?

バナナはどうやってバナナになったか?

バナナが自然じゃない…ってことはちょっと考えれば誰でもわかるよね。だって種がないじゃん。種がなくてどうやって子孫を残すのよ???

バナナが何者か?

熱帯でよく食べられている調理をするプランティンバナナと、生で食べるバナナとは何が違うのか?(現地の人は全く違うものだと言う人もいますが、どう見たってバナナじゃんって思っていたのです)

300種類もの食べられるバナナはどうやってできたのか?

疑問を持ちながら、ここ2年くらいずーーーと気持ちのよい解答を見つけることができずに、悶々としていたのですが、ついに見つけたよー!!!!資料は栽培植物と農耕の起源」中尾佐助著 岩波新書 ちゅうことで超テキトーバナナ論しゅっぱーっつ!musa_acuminata1s_050

世界にはたくさんの果物が生産されているけど、その中でも生産量・消費量が一番多くて、人類の食料として最も重要な果物がバナナなんだって。

そんなバナナの一番先祖になっている野生種

Musa acuminata

というマレー半島付近が原産地のバナナ

大きな果実ができるんだけど、アズキ粒くらいの堅い種子がいーっぱい入っていてとても食べられるシロモノじゃないんだそうだ。でも味も香りもGOODなんだって。(写真はシンガポール植物園にあるMusa acuminata の園芸品種とその樹名板)

それでも私たちの先祖は、甘い果実を「この種じゃまだー!」なんて思いつつ、食べたりしてたんだろうね。そして彼らはある日発見。

そんな中に「種無しのバナナがある!!!こりゃ、うまい!」

musa_acuminata3sじつは、これは何かのきっかけ(突然変異?)で、雌しべに花粉が付かなくても種無しの大きい果実ができる性質を持った変わりもんが本当にごくたまたまできただけだったんだけど、美味しいものを見つけた我らの先祖はこれを見逃さなかった!

美味しい果実を付けるその株を数多あるMusa acuminataの中から選び出して、掘り取り、植えて、栽培し始めた!

中尾氏によれば、これを「人類最初の農業」と考える人もいるんだそうだ。その時代は1万年以上前と言う人もいるんだそうで、そんな人生30年とか50年とかいう私たちの先祖の一生から考えると、気の遠くなるような時間をかけてバナナは人類の食料となるべく、品種を分化し、変化し続けてきました!musa_acuminata5s

まず、Musa acuminata は、アキュミナータどうし交雑して色々なバナナを作り出していきます。その中には多くの4倍体、8倍体(あるいはそれ以上)などの倍体のバナナがありました。特に3倍体のバナナは種無しの性質に優れていて、たくさんの優れた品種ができたんだそう。台湾バナナってあるでしょ。あれはアキュミナータの「同質3倍体品種」なんだそうです。

美味しいバナナたちはすぐに周辺の人たちにも受け入れられて、アキュミナータバナナたちはどんどん周囲のアジアへと広がっていきました。

そしてアキュミナータバナナたちは、インドやフィリピンで、自分とは全然違う別の野生種

Musa balbisiana

と出会います。アキュミナータとバルビシアーナは色々なパターンで交雑し、アキュミナータ単独の時とは違う、さらに複雑な品種群ができ、今プランティンバナナと呼ばれる料理用など果実として無味なものも、たくさん誕生していきました。

現在、世界の熱帯で食用にされている300種類あまりのバナナの先祖達は、このアキュミナータバルビシアーナ、たった二つの野生種から生まれたんだそうです。

バナナはこんな風にして、まずはアキュミナータバナナたちがマレー半島付近から東西の熱帯へ伝播。

東へ向かったものは、フィリピンでバルビシアーナと交雑してニューギニア→ポリネシア、もう一つ別系統でアキュナータ純粋3倍体たちがジャワ→ポリネシアへと広がっていきました。

西へ向かったものは、ビルマ→インドでバルビシアーナと交雑。アフリカへはまずアキュナータ純粋3倍体たちがペルシャ湾沿岸沿いの航路を経て紀元前2000年ごろに到達。その1000年くらいして、バルビシアーナとの交雑群がアフリカおよびマダガスカルに到達したと考えられているそうです。

こうして。バナナは全世界の果物で「1番!」と言う地位を、1万年近くかけて確立したのでした。

うーーーん。なんて壮大なバナナちゃんの旅。ちょっと面白いでしょ?

関連記事 バナナの花

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2006年1月30日 (月)

シンガポール動物園オトク情報

昨日に引き続き、面白かったブログをちょっと紹介。

Kiasuさんのブログが「シンガポール旧正月おすすめの場所」を載せていました。シンガポール動物園の情報です。事情があって動きがとれず、自分が行けないのが悔しい!じつはうちの娘、ライオンダンスが大好き!ライオンダンスの太鼓の音が響くとふらふらついていってしまうくらい…(笑)

あと、こちらでおすすめしていたテッポウウオのえさやりも面白そう…。テッポウウオはスンガイ・ブローに行くといるマングローブのお魚。本当は失敗した時だけ、ジャンプしてお魚を狙うんだそうです。何を失敗したときかって?うふふ…それはまた次回にでもレポートしますね!

こちらです。http://blog.livedoor.jp/kiasu926/archives/50430418.html

ぜひごらんあれ。

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