とある日のレインフォレストエリア
シンガポール植物園のレインフォレストエリアの園路が封鎖され、園路をボードウォークに作り変えるための工事が始まったそうです。
8月にシンガポールに遊びに行ったときにはすでにいつも歩いていた園路は閉鎖され、巨大な閉め殺しの木を見ることもできなくなっていました。
でも歩ける部分も…ってことで友の会の友人が歩いているのに合流。
植物園のレインフォレストエリアは、かつてシンガポールを覆っていた熱帯の原生林の貴重な名残りです。
そして密集した都会の真ん中にあっては、植物や動物たちの大切な避難場所になっています。
保護計画に沿って、現在のコンクリートの園路を立ち上がった形のボードウォークへと作り変える予定です。
ボードウォークに作り変えることによって、森の状態は改善され、植物や動物たちに、成長したり生息したりする空間を与えることができるでしょう。(TOMの超意訳)
ってな感じで閉鎖されてるわけなんだけど、残ってるエリアで8月2日に見たものをアップ。
いやー、わからない。いつものことだけど。
わかりません。
「これ○○だーーー」とわかる方がいらしたら、お願いです。教えてください。
まずは上の方で咲いていたピンクの花。なんだ?わかりません。でも可愛いわぁー!
そして落ちていた白いラッパ状のお花。何?どこで咲いてるの??
わからなーい!見えない!
アカネ科の仲間???
落ちていたのはこのエンタダちゃんのアーチのあるあたり。
こんな花びらみたいな赤いのも落っこちてた。何かのホウかなんかかな?
これもどこから落ちてきたものやら?
日本でよく見られる形に似たカタツムリ発見。シンガポールではアフリカマイマイの方が普通に見られるので、こういう形のカタツムリちゃんはちょっと珍しいのだ…。
ってなわけで、よーーーく知ってるはずの植物園のレインフォレストでさえも謎が果てしない。これが本当の大きなレインフォレストだったら、どんなにたくさんのものが隠されているだろう?と思うとドキドキしてしまいます。
文明の中で暮らしていると、目に見える美しさがすべてのように感じがちになります。目に入るものがバランスが取れていないと、あるいは美しくないと、とるに足りないものだと自分のものさしで図ってしまいがちです。
ガーデンデザイナーとして植物を見ていたころの自分がそうだった気がします。
今回紹介した植物園のレインフォレストエリアは何の説明も受けなければただの緑のまとまりでしかありません。昔の自分だったらその中にドキドキを、あるいは心にどーーんと来る感動を見出すことはできなかっただろうと思います。
本当に貴重なもの、美しいものって何なのでしょう?
日本に帰って、前の生活に戻っただけなのですけど、身の周りの緑を見る目がまるで変わってしまっていることに気が付きました。さてさて、この日本の中で、どんなふうに植物と向きあっていけばいいのでしょう?自問自答しながら冬への季節を過ごしています。
では。
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